五苓散 低気圧頭痛。 天気の悪い日やお酒を飲んで頭痛になる人は【五苓散】が効くかも

「頭痛ーる」で低気圧を知り、五苓散で体調不良を予防する

五苓散 低気圧頭痛

五苓散は、身体の水分循環を改善する代表的な漢方薬です。 余分な水分を身体から排出するだけでなく、身体全体での水分のバランスの偏りを整えてくれる漢方薬です。 ですから、身体のむくみはもちろんのこと、身体の水分の異常によって生じる様々な症状に効果が期待できます。 吐き気やおう吐、下痢、めまいや頭痛、動悸などに使われます。 精神疾患を抱える患者さんでは、自律神経症状としてこのような症状がみられることが多いです。 五苓散は、症状を和らげることで治療のサポートとして処方されることが多いです。 体内の水分の代謝がうまくいっていない状態を、漢方では「水滞」や「水毒」といいます。 本来の体内の水分は、腎臓や胃腸、皮膚などの働きによって、尿・便・汗といった形で排泄されバランスがとれています。 五苓散は、これらの尿や発汗を正常にすることで体内の水分のバランスを調整する「利水剤」として用いられます。 漢方薬にはそれぞれ番号がついていて、五苓散は「ツムラの17番」などとも呼ばれます。 ここでは、病院で処方される五苓散の効果と副作用についてお伝えしていきます。 1.五苓散【17番】の生薬成分の効能 五苓散は、主薬である「沢瀉」を中心に、同じように利尿作用のある「猪苓」や「茯苓」、「蒼朮」に、発汗作用のある「桂皮」が組み合わせられています。 漢方は、何種類かの生薬を合わせて作られています。 生薬は自然界にある天然のものが由来です。 天然のものといっても、生薬それぞれに作用が認められます。 ですから、漢方薬は生薬の合剤といえるのです。 五苓散は、5種類の生薬から有効成分を抽出して作られています。 まずはそれぞれの生薬成分の作用をみていきましょう。 沢瀉(4. 0g):利尿作用• 茯苓(3. 0g):利尿作用・鎮静作用・健胃作用・抗めまい作用• 蒼朮(3. 0g):健胃作用・利尿作用・発汗作用• 猪苓(3. 0g):利尿作用• 桂皮(1. 5gに含まれる生薬の乾燥エキスの混合割合です。 五苓散はその名が示す通り、5種類の生薬からできています。 主な成分は「沢瀉」で、それ以外の茯苓や蒼朮、猪苓にも利尿作用があります。 身体の水分の循環を良くし、めまいや耳鳴りといった症状を改善させます。 桂皮は、「ニッキ」や「シナモン」としてよく知られています。 身体をあたためながら発汗させ、気をめぐらせる作用があります。 頭痛やめまいなどに効果が期待できます。 科学的にも裏付けが少しずつみられてきていて、水チャネルと呼ばれるアクアポリン阻害作用による水分代謝調節作用と、抗炎症作用によって浮腫が軽減されることが分かってきています。 生薬としては、蒼朮・猪苓・桂皮の関係が深いと考えられています。 2.五苓散の証 陰陽(中間)・虚実(中間)・寒熱(寒)・気血水(水毒) 漢方では、患者さん一人ひとりの身体の状態をあらわした「証」を考えながら薬を選んでいきます。 証には色々な考え方があり、その奥はとても深いです。 漢方薬を選ぶに当たって、患者さんの体格や体質、身体の抵抗力やバランスの崩れ方などにあわせて「証」をあわせていく必要があります。 証を見定めていくには四診という伝統的な診察方法を行っていくのですが、そこまでは保険診療の病院では行わないことがほとんどです。 病院では、患者さんの全体像から「証」を推測して判断していきます。 漢方の代表的な証には、「陰陽」「虚実」「寒熱」「表裏」の4つがあります。 このうち医者が参考にする薬の本には、たいてい「陰陽」と「虚実」しかのっていません。 陰陽は身体全体の反応が活動的かどうかをみて、虚実は身体の抵抗力や病気の勢いをみます。 つまり病院では、以下の2点をみています。 体質が強いかどうか• 病気への反応が強いかどうか 五苓散では、あまり体質に関係なく広く使える漢方薬になります。 五苓散は、子供にもよく使われます。 お腹の力が弱っていて、お腹を動かすと振水音といわれる音が聞こえる時は水がだぶついている状態なので、五苓散のよい適応です。 さらに漢方では、「気血水」という3つの要素にわけて病気の原因を考えていきます。 身体のバランスの崩れ方をみていくのです。 漢方の証について詳しく知りたい方は、「」をお読みください。 五苓散が合っている方は、以下のような証になります。 陰陽:中間証• 虚実:中間症• 寒熱:寒証• 気血水:水毒(水分停滞) 3.五苓散の効果と適応• 口が渇いて尿量が減少し、水分がだぶついている状態• むくみ・口渇・めまい・悪心・嘔吐・下痢などの症状• 水分のバランスの崩れが原因となる頭痛• 二日酔い 五苓散は、漢時代の「傷寒論」および「金匱要略」という古典書に紹介されています。 5種類それぞれの生薬成分の効果があわさって、ひとつの漢方薬としての効果がみられます。 子どもからお年寄りまで幅広く使用できる漢方薬です。 五苓散に含まれている5種類の生薬のうち、沢瀉、茯苓、蒼朮、猪苓によって利尿作用がはたらき、身体の中に停滞している水分を排出して循環をよくします。 これによって、むくみやめまい、下痢、頭痛などの症状を和らげます。 感染性下痢に対する有効性も確認されています。 水分のバランスが崩れている典型的な状態は、口が渇いてしまい尿量が減っていることです。 水分の循環が悪く、身体に水がだぶついてしまっています。 精神科のお薬では、副作用として口が渇いたり、おう吐や下痢といった症状がみられることがあります。 五苓散は、このような副作用の症状を和らげるのにも使われます。 五苓散は、さまざまなタイプの頭痛にも効果が認められます。 2013年の慢性頭痛の診療ガイドラインでは、五苓散はグレードBとして推奨されています。 梅雨や真夏などで食欲が低下しているときの頭痛• 気圧の低下によって生じる頭痛(体の中の水分のバランスが崩れている)• 起床時の頭痛(夜間は酸素が不足がちになり、脳がむくむ) さらには、吐き気をともなう片頭痛や緊張型頭痛の症状も和らげることもあります。 五苓散でもう一つ注目すべき効果は、二日酔いの効果があることです。 私も五苓散は、この目的で常備薬にしています。 お酒を飲むとアルコールが肝臓で分解されて、アセトアルデヒドという物質になります。 アセトアルデヒドが原因となり、頭痛や吐き気、顔が赤くなったりします。 アルデヒドは最終的に、水と二酸化炭素に分解されて体の外に排出されます。 しかし、お酒を飲みすぎると肝臓が分解しきれず、アセトアルデヒドが体内に残り、これが頭痛や吐き気などの二日酔いの症状を引き起こします。 このような場合、体の水分バランスを調整してくれる五苓散が効き目を発揮します。 身体の中の余分なアセトアルデヒドの代謝物を、尿として体の外に排出するのを助ける働きをします。 なお、添付文章に記載されている五苓散の適応は以下のようになっています。 口渇、尿量減少するものの次の諸症:浮腫、ネフローゼ、二日酔い、急性胃腸カタル、下痢、悪心、嘔吐、めまい、胃内停水、頭痛、尿毒症、暑気あたり、糖尿病 4.五苓散の使い方 1日2~3回に分けて、空腹時(食前・食間)が基本です。 飲み忘れが多くなる方は食後でも構いません。 五苓散は、ツムラ・コタロー・クラシエ・マツウラ・三和などから発売されています。 生薬成分の含まれる量は同じなのですが、会社によって漢方薬の1日量が異なります。 五苓散では、ツムラや三和は7. 5g、コタローやクラシエは6. 0g、マツウラは4. 5gとなっています。 クラシエからは錠剤も発売されていますが、1日量が18錠にもなります。 五苓散は、1日2~3回に分けて服用します。 漢方薬は空腹時に服用することを想定して配合されています。 ですから、食前(食事の30分前)または食間(食事の2時間後)に服用します。 量については、年齢や体重、症状によって適宜調整します。 漢方薬を空腹時に服用することで、麻黄や附子などの効果の強い生薬は胃酸によって効果をおだやかにし、その他の生薬は早く腸に到達して吸収がよくなります。 五苓散では、空腹時の方が吸収はよくなります。 とはいっても、空腹時はどうしても飲み忘れてしまいますよね。 現実的には食後に服用しても問題はありません。 ただし、保険適応は用法が食前のみなので、形式上は変更できません。 5.五苓散の効き目とは? 二日酔いなど明らかに水分の問題があるときは効果は早いです。 慢性的な症状では、効果は2週間以上かけてゆっくりと認められることが多いです。 それでは、五苓散の効き目はどのような形でしょうか。 五苓散の効果は、人それぞれです。 証がぴったりと合う方には、効果テキメンなこともあります。 いままで様々な身体の症状で悩まされていた方が、ビックリするくらいに穏やかになることもあります。 その一方で、まったく効果の実感がない方もいらっしゃいます。 五苓散は、二日酔いやむくみなどの明らかな水分停滞があるような症状では効果は早く認められることが多いです。 しかしながら、めまいや頭痛といった慢性的な症状では、人によっても効果に差があります。 このような慢性的な症状では、五苓散の効果は効き目がゆっくりと考えた方がよいです。 とくに病気で悩まされていた期間が長い患者さんほど、そのバランスを整えるには時間がかかります。 効果は2週間くらいから認められることがあります。 じっくりと時間をかけて効果が認められることもあるので、焦らず使い続けていくことが大切です。 漢方薬の効果について詳しく知りたい方は、「」をお読みください。 6.五苓散の副作用 五苓散では重大な副作用は起こりにくいとされていますが、服用時にむかついたり、食欲減退などの症状がみられることがあります。 漢方薬は一般的に安全性が高いと思われています。 しかしながら、生薬は自然のものだから副作用は全くないというのは間違いです。 漢方薬の副作用としては、大きくわけて3つのものがあります。 生薬固有の副作用• アレルギー反応 漢方薬の副作用として最も多いのが誤治です。 漢方では、その人の状態に対して「漢方薬」が処方されます。 ですから状態を見誤って処方してしまうと、調子が悪くなってしまったり、効果が期待できません。 このことを誤治といいます。 誤治では、さまざまな症状が認められます。 これを副作用といえばそうなるのですが、その原因は証の見定めを間違えたことにあります。 あらためて証を見直して、適切な漢方薬をみつけていきます。 五苓散は体質にはあまり関係なく使える漢方薬で、誤治となることは少ないです。 生薬の中には、その作用が悪い方に転じて「副作用」となってしまうものもあります。 五苓散を構成している生薬には、大きな副作用を引き起こすものはありません。 五苓散で注意するのは、生薬に対するアレルギーです。 食べ物でもアレルギーがあるように、生薬にもアレルギーがあります。 鼻炎や咳といった上気道症状や薬疹や口内炎といった皮膚症状、下痢などの消化器症状などが見られることがあります。 飲み始めに明らかにアレルギー症状が出ていたら、服用を中止してください。 このように五苓散は、副作用はとても少なく安全性が高い漢方薬です。 漢方薬としての独特の苦味から、服用時のむかつきや食欲不振がみられることがあるくらいでしょう。 漢方薬の副作用について詳しく知りたい方は、「」をお読みください。 まとめ 五苓散は、生薬の沢瀉、茯苓、蒼朮、猪苓による利尿作用が中心と言えます。 桂皮を含めた5種類の生薬が体内の水分のバランスを整え、水が停滞していることで起こるむくみや頭痛、吐き気、下痢などの症状を緩和します。 陰陽(中間)・虚実(中間)・寒熱(寒)・気血水(水毒) 五苓散は、以下のような方に使われます。 口が渇いて尿量が減少し、水分がだぶついている状態• むくみ・口渇・めまい・悪心・嘔吐・下痢などの症状• 水分のバランスの崩れが原因となる頭痛• 二日酔い 2017年3月22日 カテゴリー• 1,162• 月別アーカイブ•

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新製品:『テイラック』│2020年│ニュースリリース│小林製薬株式会社

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寒いから猫の着ぐるみでもいいかも?🐱 さて、コロナウイルスだけでなく風邪やインフルエンザで体調を崩しやすいこの時期なので、今回は健康のことについて記事を書いてみようと思います。 みなさんには何か健康上のお悩みはありますか? 私は 頭痛持ちなのが長年の悩みでした。 頭痛に悩む方は多いと思いますが、特にHSP気質などの神経質で感覚過敏な方は緊張しやすいのもあり、頭痛が酷いという方が多いのではないかと思います。 私は特に、決まって天気が悪い日に頭痛が酷くなるタイプでした。 頭の痛みで「もうすぐ雨が降るな」というのが分かってしまうのです。 週に2〜3回は頭痛が起こっていた• 安いお酒を飲んだ後よく頭痛が起こる• 市販の頭痛薬を飲み続けていたら耐性がついてしまい、バファリンもイブもセデスも効かなくなってしまった• 頭痛を放置すると吐き気が酷くなり、起き上がれないほどになる• 頭痛外来に行ってMRI検査までされた• 市販薬が効かないのでロキソニンを処方してもらっている これが週2〜3回起こっていたのでなかなかに大変でした・・・ しかもご存知の方も多いと思いますが、市販の頭痛薬を飲みすぎるのはあまり体に良くありません。 私のようにあらゆる薬に耐性がついてしまい、効かなくなってしまうからです。 病院でロキソニンを処方してもらうレベルまで行ってしまうともう危険信号です・・・ が、今はすっかり頭痛が減りました。 どのくらい減ったかというと、ロキソニンを飲まなければならないほどひどい頭痛に襲われる頻度が、1ヶ月に1回あるかないかまで減りました。 すごく快適です!今までは大事な日の前日に 「頭痛になったらどうしよう・・・」とドキドキしており、それ自体がストレスになっていたのですが、そのストレスからも解放された気がします。 同じように頭痛に悩む方の助けになるかもしれないと思ったので、私が頭痛の悩みを解消できた方法をご参考までにまとめたいと思います。 五苓散は体内の水分代謝を整える効果があり、効く症状はこの通り。 体力に関わらず使用でき、のどが渇いて尿量が少ないもので、めまい、はきけ、嘔吐、腹痛、頭痛、むくみなどのいずれかを伴う次の諸症: 水様性下痢、急性胃腸炎(しぶり腹 注)のものには使用しないこと)、暑気あたり、 頭痛、むくみ、 二日酔 頭痛だけでなく、二日酔いや下痢や胃腸炎にも効果があります。 万能ですね!これ1つカバンに入れておくだけで外出先での様々な体調不良に対処できそうです。 しかも五苓散は漢方なので、ロキソニンなどの頭痛薬に比べると体への負担が少ないのが嬉しいところ。 安心して飲み続けることができますね。 五苓散の飲み方 五苓散を飲むタイミングは、 朝食を食べる前もしくは お酒を飲む前です。 気圧が下がっている日、空がどんよりして天気が崩れそうな日の朝に五苓散を飲んでおくと、その日の低気圧頭痛を予防することができます。 特に気圧が低い日は2袋飲んでも大丈夫だそう。 同様にお酒を飲む前に五苓散を飲んでおくと、お酒を飲んだ時のアルコール代謝を促してくれるため、頭痛や二日酔いの予防にもなります。 五苓散はどこで手に入るの? 五苓散を処方してもらうためにわざわざ頭痛外来に行く必要はありません。 私の場合は、発達障害で通院しているメンタルクリニックで処方してもらえているぐらいです。 なので今通っている病院があれば、そこで頭痛のことも相談してもらえると処方してもらえるかもしれません。 ぜひ先生に相談してみて下さい。 あとは病院に行かなくとも、ドラッグストアや通販でも手に入れられるようです。 病院で処方してもらう五苓散は「ツムラ」から出ているものが多いと思いますが、ツムラから一般向けの漢方薬も出ているようです。 もちろんベストは病院で処方してもらうことだと思いますが、わざわざ病院まで行くのは敷居が高いという方は、こちらを試してみるのもいいかもしれません。 リンク 五苓散が効かない人は、緊張型頭痛の可能性もあるかも 頭痛にも様々な種類があります。 気圧に関係なく、パソコンやスマホを長時間使った後に目の奥がズキズキした痛みがあるという方は、 緊張型頭痛の可能性もあります。 緊張型頭痛は目や首や肩の筋肉がガチガチに固まってしまうことで起こる頭痛です。 五苓散は体内の水分代謝を調整する漢方薬なので、残念ながら緊張型頭痛への効果は低いです・・・。 ちなみに私もWebデザイナー&ブロガーという職業上、朝から晩までパソコンにびっしり張り付いてます。

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台風がくると頭痛い!低気圧頭痛にロキソニンよりオススメの漢方薬

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天気痛とは「慢性痛」に「天気」が絡んだ複雑な痛みのこと。 慢性の痛みは 他人に理解してもらえないし天気は 自分ではどうしようもできないため、気持ちが落ち込みやすく、さらにその ストレスで痛みを増悪させる。 気圧が大きく関係し、天気の崩れはじめと終わりに痛くなる。 天気を感じるセンサーは内耳に多いようだ。 そのあたりが敏感な場合は天気痛が起こりやすい。 特に女性は鋭敏なので患者は女性が多い。 男性は弱音を吐けないなどの社会的な制約で表面化していないだけかもしれない。 病院からはよくメリスロンやビタミンB12が処方されています。 メリスロンは内耳循環改善薬(抗めまい薬)といわれます。 佐藤先生の書籍から抜粋ですが、この場合は漢方の五苓散を使って改善しています。 Aさんは雨が降る前や台風が来る前に、眩暈と酷い痛みが出ることが多いと判りました。 中略 確かに天気の影響を受けているのです。 眩暈の症状があることから、Aさんにはまず、天気が崩れる前に抗眩暈薬を飲んで貰うことにしました。 中略 めまいの症状がある人は、内耳のリンパ液が過剰になって浮腫んでいることが多いため、浮腫を取る作用のある抗眩暈薬を処方したのです。 Aさんは非常に強い痛みがあるため、当面は痛み止めを併用して貰うことにしました。 その状態でしばらく様子を見ましたがなかなかすっきりしません。 抗眩暈薬の効きが良くないのです。 そこで、 Aさんには漢方薬の五苓散を抗眩暈薬と合わせて飲んで貰うことにしました。 五苓散には浮腫を取る作用が有り、吐き気や嘔吐、めまい、頭痛などの症状にも適応しています。 これがAさんにはあっていました。 天気痛が出ることが減り、半年後には頭痛薬を重ねて使わなくても良くなりました。 (後略) 天気痛~辛い痛み・不安の原因と治療方法~ P. 20より抜粋 著者:佐藤純 この時期の眩暈や頭痛は漢方薬が良く効く、、、と思うこともあります。 今回は頭痛のことを中心に記載していますが、眩暈や身体のだるさも楽になります。 気象病と漢方 Googleで「天気によって起こる頭痛の漢方薬」と検索すると、まず紹介されているのが「五苓散」。 確かに五苓散の効能効果を見ると「頭痛」と書いています。 口渇、尿量減少するものの次の諸症。 浮腫、ネフローゼ、二日酔、急性胃腸カタル、下痢、悪心、嘔吐、めまい、胃内停水、 頭痛、尿毒症、暑気あたり、糖尿病。 ツムラ五苓散添付文書より 漢方に興味のある人だと「五苓散=尿を増やす(利尿剤)」と覚えていますが、それだけでなく五苓散は 水(湿)が停滞するような病状によく使います。 五苓散が効く頭痛は水の停滞や水の偏りなど水に関係する頭痛です。 五苓散については詳しく解説していますのでご覧下さい。 男性 50代 180cm 75Kg 頭痛・眩暈で来局 眩暈・ふらつき・動悸・頭痛あり。 5年前に会社の定期検診で高血圧と診断され降圧剤の服用で180/120から130/85まで下がった。 頭痛は時々起こることがある。 会社の忙しさや職場の変更などがありストレスは強い(明け方に眠りが浅いのか起きることがある)。 天気が悪くなる前から頭痛が酷くなるように。 胸騒ぎなど不快感が出ることもある。 9時頃に眩暈がして夕方にかけて戻ることもある。 CTやMRIでも何もない。 病院ではメリスロン・メチコバール(ビタミンB12)が処方されているが改善せず。 別の医院で五苓散を追加で処方されたが、少しは良くなったが思わしくない。 (後略) 五苓散を服用したけれども、なぜかあまり効果は感じなかった例です。 大人の天気痛は複雑 大人の天気痛は姿勢の悪さ・スマホの使いすぎなどの生活習慣から偏頭痛・緊張性のすでにある頭痛、そして職場環境、精神的なストレス・不安などが複雑に絡み合います。 「いつ治るんだろう、頭痛で動けない、治らないんじゃないだろうか」 こんなストレスを繰り返すことでもより治りにくくなります。 自分で自分の病気を作っている状況ですね。 こうした内側からの原因を漢方では「内傷(ないしょう)」と呼びます。 外感とは体の外側から来た影響。 内傷とは体の内側からの影響。 完全に切り分けることが出来ません。 特に 長く続いた病気は色々な原因が複雑に絡み合っています。 説明してみますと、 外感頭痛 「ブルブル、今日は寒いなー、頭が痛くなってきたぞ」風邪を引いたときに起こる頭痛、これは風寒頭痛と言います。 風熱頭痛はインフルエンザの時の頭痛を考えると判りやすいかも。 湿気や気圧で起こる頭痛が「風湿」、天気痛に多いこのページのメインテーマです。 湿はサラサラしたものではありません。 ちょっとべっちょりしたスライムみたいなイメージですよ。 停滞・固着して色々な症状が起こります。 頭にいけば頭痛ですが、場所によっては体が重い、だるい、浮腫む、そんなことも起こります。 風寒と風湿が同時なら香蘇散+五苓散でもいいですし、状況に応じては眩暈・頭痛なら半夏白朮天麻湯+五苓散でも頂調顆粒+五苓散でも。 処方は色々と使われています。 内傷頭痛 内傷とは内側からの歪み、例えば生活習慣(暴飲暴食)やストレス・環境などで臓腑が痛む(傷)ことをいいます。 自分のストレスが自分を傷つける・・・これも内傷です。 血圧が上がれば、肩も凝り、頭も痛くなり、血行循環も悪くなります。 有名な処方なら加味逍遙散がありますが、芎帰調血飲第一加減、加味温胆湯などを併用することもあります。 またどこかのページで説明していきたいと思います。 さらに病歴が長くなれば「瘀血」「腎虚」も絡み合うため、複数の処方を使うことが多いです。 また「自分の痛みを見える化」することも大切。 頭痛日記やスケジュール帳に記入してみましょう。 参考にして欲しいサイト・書籍• 著者:佐藤純• 著者:福永 篤志• 日本頭痛学会.

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