山口「はい、授業を始めますから席に着いてください。 マンガを読んでいる人はマンガをしまいなさい。 Twitterを開いている人はTwitterを閉じなさい。 Instagramを開いている人はInstagramを閉じなさい。 授業が始まりますよ。 今夜のサカナLOCKS! は、生放送教室から緊急学級会をお届けしたいと思います。 久しぶりの緊急学級会です。 ……というのも、 サカナクションは一昨日、5月9日に10周年を迎えることができました。 それについてたくさんの書き込みが届いているので、読ませていただきます。 』が出たときです。 ラジオで流れていたのを聴いてそこからファンになりました。 小学生の時から、今まで変わらず、ずっと大好きです! スクールオブロックもずっと聞いています。 今日の生中継は普段は聴けない、大好きな曲をいっぱい聴けて幸せです? これからもたくさんの素敵な曲を楽しみにしています。 ずっとずっとサカナクションを追いかけます!笑 5月19日の神戸、行きます。 そうです。 AbemaTVで生放送をやったんですよ。 累計70万人の方が見てくれて。 すごいですねー。 でもね、注意しておくと、あれは普段のライブとは違うからね。 あんなに喋らないから。 いつも本編は一言もMCがないライブをするんだけど、特別だったからね。 それだけは誤解しないでほしいと思う。 ライブも頑張りますよ。 いつもの本編はMCなしで、ひたすら楽しんで踊りまくる感じとはガラリと変わり、ゆるい感じで始まった時は笑いました(笑) メンバーがこんなに話してくれるなんて.... 目が明く藍色が自分にとって前よりも特別で、大切な曲になったような気がします。 明日からも頑張ろう、後悔しないように今の自分がしたいことを思いきりしようと思えました。 本当に10周年おめでとうございます! 5月9日にあの場所にいれたことに感謝です。 そしてこれからも素敵な音楽を届け続けてください。 10周年イベントの中の企画 『あなたが選ぶサカナクションの名曲』ランキング1位の曲は、 「目が明く藍色」だったんですけど、これは、僕らの4枚目のアルバム 『kikUUiki』に入っている曲なんですね。 このアルバムには 「アルクアラウンド」っていうシングル曲も入っていて、その曲がミュージックビデオとかも含めてたくさんの人に知られるきっかけになったんですね。 僕らは、人に知られるっていうことに慣れていなくて、それを知られたことで、ドキドキ感というか……不安な気持ちがいっぱいあったんですよ。 アルバムもそういう派手な曲を増やしたほうがいいのかなって悩んでいたときに、当時のディレクターの関口さんと、ビクターの上から80番目くらいに偉い 笑 山上さんに話をしたんですよ。 自分がいま作りたい曲は、複雑な曲で、あまり派手な曲じゃないんだけど、どうしようかな……って。 そしたら関口さんが、「やっちゃいなよ。 好きな曲作ったらいいじゃん。 別にこれでバンドは終わりじゃないんだし、次から次に自分の気持ちを表現することを忘れちゃいけない」って言われて。 そしてこの「目が明く藍色」って曲を作ることができたんですね。 関口さんがいなかったらこの曲は世に出なかったし、おととい演奏もできなかったなって。 ライブ中うるうるしちゃったんですけど。 その関口さんは、癌で亡くなられちゃったんですよ。 5枚目のアルバムが終わった後くらいかな。 だからすごく思い出しちゃいますね。 一緒に10周年をお祝いできて最高でした。 本当にありがとうございました!! ……そう。 今回、10周年イベントの中で、 『1コーラス歌いきれるか選手権』っていうのをやったの。 サカナクションの生バンドをバックに、お客さんがステージに上がって歌うっていうね。 「アイデンティティ」と 「新宝島」と 「アルクアラウンド」の3曲。 かうちゃんは「アイデンティティ」にチャレンジして失敗したのね。 でもね、みんなすごい度胸があって、ちゃんと歌うし、僕のライブでの掛け声や動きも完コピしてるのよ。 「いくぞー!」とか「ワン!ツー!」とか。 しかも、歌詞を見ないで歌わなきゃいけないわけだから……すごかったね。 かうちゃんと、アルクアラウンドにチャレンジした男の子は調子に乗っていたのよ 笑。 だから歌詞を間違っちゃったんだけど、「新宝島」にチャレンジした女の子は成功して、 僕が ドラムの 江島啓一に誕生日にもらったヘッドフォンをプレゼントしました 笑。 すごく楽しい時間でしたね。 」 「ではここからは、10周年なので、僕ひとりだけで話をしていてもしょうがないということで、 ドラムの江島啓一に電話してみようかと。 ……出るかな?今日はリハーサルだったからね。 ……でもね、江島は、イベントであげちゃったヘッドフォンを今日買ってきてくれたのよ、更に。 「一郎がファンにあげちゃったから、また改めてこれプレゼントするよ」って……いい奴でしょう?たまにいい奴なのね 笑。 」 ガチャッ 江島「……はい。 」 山口「江島!サカナクションの一郎です。 」 江島「あー、はい。 どうした、どうした?」 山口「何してんの、今。 」 江島「今?打ち合わせという名の……ご飯。 」 山口「あ、飲んでる?もう。 」 江島「軽くねー。 」 山口「 笑。 いまこれ生放送中だぞ。 ちゃんとしろよ。 ラジオで流れているからな、覚悟しろよ。 」 江島「はい……はい 笑。 OK、OK。 分かった。 」 山口「10周年迎えてどうですか?」 江島「いやー、10周年ってそんなに特別じゃないと思っていたけど、案外ぐっときたね。 」 山口「特別じゃないと思ったのはどうして?」 江島「なんか……今アルバムを作らなきゃいけないとか、ツアー中だったりとか、結構続いているじゃん、いろんなことが。 だからそんなに節目を感じなかった。 」 山口「なるほどねー……分かる、分かる。 でも、10年ってあっという間だったな。 」 江島「あっという間だったねー。 」 山口「やっぱり、この調子だと20年もあっという間だろうなって思うよね。 」 江島「うん。 頑張り次第ではあっという間なんだろうなって思った。 」 山口「ベースの 草刈 愛美ちゃんも、結婚して子供できたりして、レコーディングやリハーサルのスタイルも変わって、いろいろ変化があったここ何年……新しいアルバムもそのスタイルで作っていかないといけないけど、そこで生まれてくるものもあるから、楽しみだよね。 」 江島「そうね。 初めてだよね。 愛美ちゃんが子供産んでから作るアルバム。 」 山口「そうだよね……これからも頑張りましょうよ。 」 江島「はい、頑張ります。 」 山口「あと、ヘッドフォンありがとうね。 」 江島「うん。 明日渡す。 」 山口「あ、そしたらさ、エイジングしといて!明日すぐ使うからさ。 」 江島「ははは! 笑 分かった。 」 山口「お願いします。 あんまり飲み過ぎないようになー。 」 江島「はーい 笑。 」 山口「はーい、おつかれー。 」 山口「10年やっているといろいろあるんですよ。 江島くんともね、表に出ろ!みたいなことも2回くらいあったし……泣きながらスタジオで演奏したりすることもあったり。 あと、デビューしてまだ東京に出てきていないときに、メンバー5人で渋谷のO-nestでライブがあったんですよ。 ……ボロボロで。 ひどかったんですよ、そのライブ。 終わった後に向かいのコンビニの前で、メンバー5人で頑張ろうって話をして。 いつかオリコン1位を取ろう……目指しているわけではないけど、やるからにはトップを取ろう。 そのためにはどうしたらいいか考えて頑張ってみようよって話をして、「うん」って言い合ったことがあったんですよ。 そういうこと……大人になると熱くなることってどんどん減っていく。 でも、仕事の中で気持ちが熱くなることがあるっていうのは、音楽をやっていて良かったと思うし、これから10周年を迎えて次の目標も定まってきたから、そこにむかって5人一致団結して頑張っていきたいと思います。 」 そろそろ授業終了の時間になりました。 「僕は音楽だけど、みんなは学校とか仕事とか……いろんなことに向かっていくことはあると思うし、大人になって仕事を何年も続けていかなきゃいけなくなると思うのよ。 その中でいろんな苦しいことがあるし、人間関係とか……やっぱりあると思う。 だけど、続けていくと何か開けてくるから。 苦しい瞬間も、それを続けた未来の自分をイメージするといいのかなと思う。 それでだめだったらまた次のことを始めたらいいと思うんだよね。 そして、早く失敗したほうがいいと僕は思う。 早く失敗したらすぐやり直しがきくからさ。 だから、いろいろみんなの中で考えながら人生を生きていってほしいと思うし、僕もこれからも音楽を頑張っていきたいなと思います。
次のOPEN CLOSE なぜか 10 年前のデビュー当時から、音楽のことを「仕事」と呼ぶことに抵抗がありました。 今も「仕事」として音楽と向き合っているつもりはありません。 新しいアルバムを作る上で、改めて自分たちの過去の歌を聴きなおしてみましたが、 その「仕事」ではない感覚で音楽を作って来たことが、決して間違いではなかったと安心しましたし、 今作り続けている春に出る新しいアルバムも、その範疇に良い意味で入り込んでいると思います。 僕らの世界観を愛してくれているファンの皆様、 僕らの音楽をまだ聴いたことのない方々にも、 今回リリースされる僕らのベストアルバム「魚図鑑」を経て、 春フェスが始まり出す頃にリリース予定の NEW アルバムへ期待を寄せていただけると嬉しいです。 変わらないまま、変わり続けるサカナクションを、これからも宜しくお願い致します。 時系列で収録され、サカナクションのライブの進化・深化の歴史を追体験できる。 大型フェスでは常にヘッドライナーを務める日本を代表するライブバンド、サカナクション。 総合芸術とも評されるほどの圧倒的なライブパフォーマンスの神髄を一気に体感できる内容。 アドベンチャー• ネイティブダンサー• 明日から• 表参道26時• 目が明く藍色• ライトダンス• セントレイ• エンドレス• 『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。 ホーリーダンス• 19-• INORI• ミュージック• インナーワールド• 三日月サンセット• SAKANATRIBE• モノクロトウキョー• 27-• years• ネプトゥーヌス• jp では、特典つき商品のカートがアップされております。 尚、各店の魚分布図チケットホルダーの数には限りがありますので、無くなり次第、終了となります。
次の文学性の高い歌詞、郷愁感あふれるフォーキーなメロディ、クラブミュージック、ロックという様々な要素を混在させた独自のスタイルを持つロックバンド。 2005年、地元札幌で活動開始。 2010年代の幕あけにリリースしたMaxi Single「アルクアラウンド」 2010. 13 はセールスチャート上位に登場し、メジャーグラウンドでの認知が浸透される結果となる。 続く4th Album「kikUUiki」 2010. 17 のリリースでは、楽曲のみならずグラフィックやミュージックビデオの在り方、時代への先進性が話題になる。 全国ツアー「SAKANAQUARIUM 2010 kikUUiki」はチケット発売と同時にソールドアウト。 夏には数多くの大型野外フェスティヴァルでのメインステージ出演が続く最中、Maxi Single「アイデンティティ」 2010. 04 をリリースし、さらに10月に武道館公演「SAKANAQUARIUM 21. 1 B 」を企画。 すべて表示 閉じる 1曲まるごと収録されたCDを超える音質音源ファイルです。 <フォーマット> FLAC (Free Lossless Audio Codec) サンプリング周波数:44. 1kHz|48. 0kHz|88. 2kHz|96. 0kHz|176. 4kHz|192. 0kHz 量子化ビット数:24bit• ハイレゾ商品(FLAC)の試聴再生は、AAC形式となります。 実際の商品の音質とは異なります。 ハイレゾ商品(FLAC)はシングル(AAC)の情報量と比較し約15~35倍の情報量があり、購入からダウンロードが終了するまでには回線速度により10分~60分程度のお時間がかかる場合がございます。 ハイレゾ音質での再生にはハイレゾ対応再生ソフトやヘッドフォン・イヤホン等の再生環境が必要です。 詳しくは をご確認ください。
次の