脳 梗塞 治療 期間。 脳梗塞を分かりやすく説明すると?種類、治療法、後遺症について

脳梗塞の治療費用や入院期間はどのくらいかかるの?

脳 梗塞 治療 期間

コンテンツ• 脳梗塞とは 多くの細い血管が張り廻らされている脳ですが、心臓からその血管に血液が送られることで栄養や酸素を貰っています。 でも、脳に届くまでの血管が何らかの原因で詰まってしまうと、脳細胞に栄養や酸素が届かなくなり、脳細胞が死んでしまいます。 また一時的にでも脳への血流が途絶えると、一過性脳虚血発作(TIA)が起こります。 脳卒中の中でもその罹患率は75%以上と最も高く、意識がなくなる、手足が動かなくなる、言葉がしゃべれなくなる、と云うような症状が出ます。 脳梗塞の治療の考え方 脳梗塞は原因の如何に関わらず、急性期治療の後に症状が残ると、その症状の改善は難しくなります。 そのため、2000年以降は症状が残らないようにするための急性期治療がメインテーマになりました。 それでも症状が残ってしまった慢性期の場合は、再発予防が治療の目的となります。 脳梗塞治療の基本 検査内容 脳梗塞の疑いがある場合は、多くの画像検査を行って脳の状態を見ますが、他には血液検査や血圧、脳波検査、心電図などで生活習慣病と心疾患の有無を調べる検査も同時に行います。 SPECT・PET検査 PET検査は、元はがん検査用に開発されましたが、放射能物質などと結合した糖を検査前に投与して、その動きを追って活発に動く箇所がわかる検査にも利用されています。 この検査で、脳の中の酸素が行き渡っていない箇所が分かり、脳の活動状態がよく解るように なりました。 SPECT検査は血流に流した放射性物質のマーカーをCT撮影することで、脳の血流量を画像化出来ます。 脳の酸素分布が分かるPETと比べると、精度は落ちますが、より安価な検査なので、比較的軽い脳梗塞も発見しやすいとして注目されています。 頭部CT検査 CTスキャン検査はレントゲンと同じX線利用で行う画像検査のひとつで、脳を輪切り状態にして複数撮影し、コンピュータ処理で立体視したものです。 その画像では出血箇所は白く、虚血状態の箇所は黒く映るので、脳梗塞と脳出血の位置を把握することが出来ます。 ただ、CT検査では大きな脳梗塞なら発見出来ますが、ラクナ梗塞のような小さな病変や症状が出ない隠れ脳梗塞などは発見出来ません。 詳細な画像検査が必要な場合は、MRI検査を行うことが多くなってきています。 頭部MRI検査 CTはX線利用ですが、MRIは磁力で体内の画像を撮影します。 X線で被爆することもなく、骨の影響も受けないので、より詳細な脳の立体画像を確認出来ます。 水平・垂直方向など様々な撮影が可能なので、CTではよく見えない小さな病変や症状の出ない脳梗塞も発見出来る可能性が高まります。 でも、強力な磁力を使うMRIはCTより大掛かりな装置がいるので、総合病院などの設備が整った施設が必要となります。 検査には時間がかかり、また、体内に金属がある方やペースメーカー使用の方には検査を行えないということもあります。 頭部MRA検査 MRAはMRIと同じく磁力で体内の様子を撮影しますが、血管だけを写せる特徴もあります。 MRIと同じ設備を使いますが、太い動脈だけでなく、先端のごく細い血管もはっきり確認出来るので、脳の血流状態や脳出血、脳動脈瘤の有無の検査には、このMRAが主流になっています。 血管造影検査 MRAよりもっと詳細に血管状態や血流量を知りたい場合は、血管の造影検査を行います。 検査では、予め腕や足の付け根の太い動脈にカテーテルを入れて、頸動脈に達したところで画像に写りやすいよう造影剤を流します。 ごく細かい血管画像も確認出るし、心原性脳梗塞の場合には、血栓の位置を早期発見すると同時に、カテーテルから血栓を溶かす薬剤を注入して、治療することが出来ます。 ただ、造影剤を血管に流し込む作業のせいで、副作用や合併症の可能性があります。 治療費 脳梗塞の一般的な入院期間は1ヶ月程度で、症状が軽ければ退院して自宅へとなり、リハビリが必要ならリハビリ専門病院などに転院して、2ヶ月程度入院となります。 1ヶ月で自宅へ帰った場合と比べれば、単純に金額は3倍異なります。 個室で差額ベッド代などが含まれると更に、費用はかさみます。 ただ、発症後1ヶ月で退院しても、自宅でのリハビリに必要な機材の購入やリフォームの費用も考えなければなりません。 1ヶ月入院・1割負担の場合の入院費相場 75歳以上の高齢者では、自己負担は1割となり一定金額以上は高額医療費の補助制度で減額されるので、入院費はそれほど高額にはなりません。 予想以上に費用が掛かるのは差額ベッド代です。 大部屋に空きがない場合やトイレ付などの条件付き部屋、個室や2人部屋などを利用すれば、大部屋との差額室料は全額自己負担となります。 例えば、1日6,000円の個室に30日間入院となれば、自己負担差額ベッド代は180,000円になります。 差額ベッド代は個室に限らず、3~4人部屋でも必要な病院があるので、注意してください。 入院時には説明をしっかり受けて確認してから、同意書にサインするようにしましょう。 それ以外にも、食事は1ヶ月25,000円前後、紙おむつ代も加算されます。 入院期間 脳梗塞を発症して急性期の点滴治療、初期のリハビリなどで一般病院に入院する期間は平均20日くらいです。 患者さんの年齢にもよりますが、発症後に手足の感覚麻痺などの中程度の障害が残る場合は、20日くらいの治療とリハビリで退院し、帰宅となります。 起き上がるのが困難な場合や運動障害が残った場合は、急性期治療で1ヶ月入院後、他の回復期リハビリテーション専門病院へ転院となります。 そんな重度の場合は、転院先のリハビリテーション専門病院を探すまで、2ヶ月ほど一般病院へ入院という場合もあります。 軽症の場合 小規模の病変で、ごく軽い脳梗塞なら数日の点滴治療だけで症状が改善、退院の場合もあります。 薬剤の内容にもよりますが、4~6日間安静にして点滴を受け、改善されれば、1週間ほどで退院が見込まれます。 その際、リハビリも積極的に行い、日常生活に支障をきたさないほどに機能が回復していることが条件になります。 退院後も引き続きリハビリを行う場合もあります。 重症の場合 急性期治療終了後、寝たきりの状態や、重度の運動障害が残った場合は、一般病院での治療終了後に、すぐに自宅で生活することは難しいでしょう。 そこで、リハビリ専門病棟への転科や、回復期リハビリテーション専門病院へ転院して、リハビリを続けます。 重症の脳梗塞では、一般病院での治療と初期リハビリが1~2ヶ月行われた後、同じ病院のリハビリ専門病棟へ移動または、他の病院でリハビリ専門の処へ転院となります。 回復期リハビリテーション専門病院は、重度脳血管疾患の場合は150日~180日程度入院出来ます。 リハビリ病院では、早く自宅または社会復帰出来るように、土日祝日も含む毎日リハビリを行い、1日最大3時間集中してリハビリ出来ます。 その場合、初期治療での一般病院入院から、7~8ヶ月間の長期入院もあり得ます。 入院中の過ごし方 発症直後 脳梗塞発症直後は集中治療室などでいろんな専門的治療を受けますが、面会制限され安静に保つことが大切です。 でも、面会時に体を大きくゆするなどの強い刺激を与えなければ、声掛けや手をさするなどは許されることが多いです。 患者さんも安心するので、面会で許可をもらったら、患者さんを安心させるように心がけてください。 飲食が出来ないことがほとんどなので、持ち込みは控えましょう。 患者さんはのどの渇きや空腹を訴えることが多い辛い時期なので、耳を傾けてあげてください。 リハビリ開始 入院24時間が過ぎて、脳の血管の詰まった部分を溶かす治療の副作用で心配される脳出血が、無かったと確認されるとリハビリが始まります。 これは発症後72時間以内にリハビリを始める方が、入院時間も短く、その後の日常生活動作が良くなることが判っているからです。 リハビリと云っても、理学療法士や作業療法士が付き添って、リハビリ室で歩くなどの訓練をするわけではありません。 発症後間もない急性期リハビリではベッドの上で、関節可動域訓練と云う、ベッドサイドで1日1回45分程、理学療法士や作業療法士が肩や腕、足の曲げ伸ばしを行ってくれます。 安静で寝たきりにしていると、拘縮と云って関節自体が固くなって動かなくなってしまいます。 拘縮になると、いざ歩き始めようとしてもうまく曲げ伸ばしが出来ず、思うように歩くことが出来ません。 すると、段々座りっぱなしや寝たきりの状態が長くなって、余計に拘縮が進んでしまうのです。 最初の頃は理学療法士や作業療法士の力で関節の曲げ伸ばしをしてくれますが、徐々に患者さん自身の力で行う訓練に変わって行きます。 この時期は筋力が落ちているので、曲げ伸ばしするのも大変辛く、患者さん自身が悔しく感じてしまう時期ですから、ご家族は其の辛さに耳を傾け、頑張っていることや少しずつ良くなっていることを本人に伝えて励ましてください。 リハビリのステップアップ 歩行や車椅子に乗る訓練に入る前に、頭部挙上負荷試験と云う、寝たままベッドの頭部を少しずつ、30度、60度、90度と上げていき、血圧や心拍数、呼吸数、意識状態の変化をチェックします。 その結果変化が見られなければ、ベッドの端に腰を掛ける端坐位の姿勢や、ベッドサイドに立つ訓練に移ります。 この時期に、集中治療室から一般病棟に移って、麻痺によるバランスの取りにくさや筋力の低下を防いで、強化して行くこと、体の使い方を身につけると云った訓練になります。 発症して1ヶ月程経ち回復期の時期になると、リハビリ専門の病院や病棟に移り、訓練室での歩行訓練などの一般的イメージのリハビリが積極的に行われます。 脳梗塞の入院期間 脳梗塞は、少ししゃべりづらいと云った程度の軽度なものから、意識が全くなく自分で呼吸も出来ない重度のものまで、範囲がたいへん広くなっています。 軽度ならその日のうちに帰宅出来る場合もあり、重度の場合は1ヶ月以上の入院もあります。 厚労省データでは脳梗塞の入院期間は約90日とされています。 発症直後に治療する病院は急性期病院と云って、医療保険上原則60日間しか入院できません。 その後は主にリハビリを行う回復期病院へ転院となるので、患者さんの多くは急性期と回復期の2か所の病院に入院し、高齢の患者さんで、帰宅できるほど状態が良くならない方は慢性期病院への転院となります。 入院中の注意点 脳梗塞の症状が重く、急性期治療が発症から2ヶ月を経過すると、回復期病院へ移れなくなってしまうので、回復期病院への転院については、早めに医師やスタッフと相談しておく必要があります。 また、回復期病院は最長150日、それも誰もが150日間入院出来る訳ではなく、回復状態に応じて自宅での生活、リハビリへと移って行きます。 そして、1日当たりのリハビリ時間にも制限があります。 回復期入院中は状態改善の目的から、1日当たり最大3時間のリハビリが受けられますが、退院後は状態維持が目的のため、1ヶ月に4時間20分のリハビリしか受けられません。 ただ、保険上該当する疾患があって、医学的にリハビリを行うことで改善されると判断されれば、外来でのリハビリ時間を1日当たり2時間まで拡大することが可能です。 脳梗塞治療の実際 最近の脳梗塞の治療の主流は薬剤投与になっています。 それは、脳梗塞のほとんどが脳内の微細な血管で起こるので、外科手術によって開通させて血流を再開させることは困難だからです。 頭蓋骨を開いて脳内の血管を傷つけずに取り出し、詰まりを取り除く手術はリスクが高く、患者さんのからだにも大きな負担となっています。 ですから、外科治療が適用されるのは、頸動脈や頭蓋内の大動脈と云った、かなり太い血管に動脈硬化が見られた場合に限られます。 しかも、脳梗塞発症後、緊急で外科手術を行われることは、ほとんどなくなり、発症前に危険な狭窄分が見つかって、予防措置的に硬化部分を取り除く手術が多くなっています。 (血管内治療) tPA療法 脳梗塞発症直後の治療として先ず選択されるのが、tPA(組織プラスミノーゲンアクチベーター)療法と云う、血栓を溶解させて血流を再開させるために薬剤投与を行う方法です。 発症から3時間以内と、極めて早期にのみ適用される方法ですが、かなりの高い効果が期待出来ます。 ただ、時間が経過した場合は薬剤の投与によって、脆くなった血管が破けて脳出血を起こすこともあるので、医師の慎重な判断が必要となる治療方法です。 他には、病変が1. 5㎝を超す大きなアテローム血栓性脳梗塞の場合は、発症から48時間以内に抗凝固剤の投与、発症から5日以内では、血小板の血液凝固機能を抑える抗血小板療法が行われます。 カテーテル・ステント留置術 tPAが行えない状況や効果がなかった場合は、血管内にカテーテルを入れてステントと云う網状の筒を留置する血管内治療を行います。 足の付け根の動脈などからカテーテルを入れて、脳内の詰まった血管部分を広げて、その状態をキープするためのステントを留置します。 開頭せずに治療できると云う大きなメリットはありますが、いまだ確立された技術とは云えないので、危険やリスクも伴います。 (手術治療) バイパス手術 バイパス手術は血流が滞っている血管に頭皮の血管をつないで、頭皮から血流を脳へ届ける方法です。 頭蓋内動脈狭窄と云う頭蓋内内頸動脈や中大脳動脈などの太い主要動脈の閉塞や狭窄により、やがて脳梗塞発症が考えられる場合のみ、限定的に行われます。 手術は全身麻酔で行われ、頭皮の血管を皮膚から剥がした後、開頭して詰まっている動脈と縫合してバイパスとします。 頸動脈内膜切除術 首の横を流れる頸動脈は、あごの下の辺で枝分かれして、外頸動脈は全身へ、内頸動脈は脳へ血液を送ります。 その分岐点では血流が変わるため、血液中の脂質が血管内部に溜まり易く、動脈硬化を起こす可能性が高くなります。 この内頸動脈に脂質が溜まると脳にも流れて血管を詰まらすことが多く、一過性脳虚血発作につながります。 内頸動脈の狭窄が70%以上の場合、または何度も発作を繰り返す場合は、頸動脈とその周辺を切開してその脂質などを取り除く、頸動脈内膜切除術を行います。 手術は、あごの下あたりを切開し、内頸動脈をむき出しにして、血流を一時的に止めて切り開き、血管内の溜まった脂質を取り除きます。 この手術は脳への影響を考えて、約30分以内に終わる必要があります。 いかがでしたか、 今回は脳梗塞治療の基本として、検査と治療の実態をご紹介しました。 後遺症やリハビリのことなどを考えると、いかに普段の生活習慣の改善が大切かを思い知らされますね。 是非、参考にしてみてください。

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脳梗塞の後遺症を軽くするリハビリ方法と期間(急性期、回復期、生活期)

脳 梗塞 治療 期間

脳梗塞とは 脳梗塞とは、脳の血管が突然詰まることで血流がとだえ、脳細胞が死んでしまう病気です。 脳細胞は、血流が止まって数時間以内に完全に死んでしまうので、再生は困難です。 脳梗塞の原因 原因は二つあります。 一つは脳血管そのものに起こる動脈硬化、脳血栓症です。 脳の動脈硬化の進行にともない、血管の内部が狭くなり、血流の悪い部分ができていると、わずかな血圧変化をきっかけに、その部分に血栓ができ血流を完全に塞ぎます。 もう一つは、心臓に原因があるもので、その大部分は心房細動によるものです。 心臓の中にできた小さな塞栓が血液の流れに乗って脳血管に運ばれ、血流を塞いでしまう脳塞栓症という疾患によるものです。 脳梗塞の前兆・症状 急にろれつが回らなくなった 喋りにくくなった 力はあるけど立てない ふらつく 片方の目が見えない ものが二つに見える 視野の半分が欠ける 片方の顔や手が急にしびれる 麻痺がおきる などの症状が多いです。 代表的な4つである Face(顔のまひ) Arm(腕のまひ) Speech(ろれつが回らない) Time(迅速な対応、発症から治療開始までの時間) の4つの頭文字から「FAST」が有名です。 たとえ一過性で、軽症であっても症状が見られた場合には、一刻も早く医療機関を受診して医師の診断を受けましょう。 脳梗塞の再発率・死亡率 脳梗塞は脳に血栓ができることが原因で発症しますが、血栓ができた原因が生活習慣にあると、また再発する可能性があります。 しかも、再発をする度に重症になります。 これは、発症する度に脳細胞が障害を受けるためです。 つまり、一度軽症で済んだとしても、二度と起きないよう、治療を内服を継続し、自己判断で中止しないことです 脳梗塞リスク検査キット GME医学検査研究所の検査キットでは ・心不全 ・心筋梗塞 ・狭心症 ・不整脈 ・脳梗塞 ・脳出血 これらのリスクが分かります。 リスクが分かれば生活習慣や食生活の見直しを行うことができます。 詳細はGME医学検査研究所のホームページをご覧ください。 血栓を溶かす薬 脳を保護する薬 脳のむくみ(腫れ)を抑える薬 血液が固まるのを抑える薬 による治療などが行われています。 神経症状(手足の麻痺やしびれ、うまくしゃべれない、目が見えにくいなど)を改善することにより、日常生活における動作の障害を最小限に止めることが目的です。 脳梗塞の後遺症 主な後遺症には3つあります。 ・運動麻痺 脳の細胞や組織などが脳梗塞によって障害を受けることで、体の神経機能などが麻痺してしまう脳性麻痺という後遺症があります。 体の片側だけが麻痺して動かしにくくなる 少ししか動かせなくなる(片麻痺、半身麻痺) 細かい動作が困難になる 手足の動きの調節ができなくなる(運動機能低下) 正しい姿勢が取れなくなる などがみられます。 また、 感覚障害 視覚障害 誤嚥 嚥下障害 も起こります。 ・言語障害 言語障害には、言葉を理解することができない、伝えたいことも伝えられなくなるといった意思疎通が困難になります。 言葉に対してだけではなく、文字が書けなくなるという症状が出ることもあります。 ・認知障害 認知症に似ています。 あらゆることに対し、普通の感覚を失ってしまうことが多いです。 空間を認識できなくなる、モノや人の名前が思い出せない、迷子になる、など認知症にとてもよく似た症状です。 自分の病気が理解できなくなることもあります。 脳梗塞の治療期間や回復の見込み 一旦脳梗塞を起こすと、重度の後遺症が残ったり、生命に関わることもあります。 治療の一つとして、リハビリを早期に開始するようにもなっています。 体を動かさないと日々筋力が落ち、関節も動かしにくくなります。 早ければ発症翌日から、だいたい1週間までの間に開始することが多いです。 しかし、リハビリを開始して6か月しても動かない場合は、それ以上の改善は見込めないと見なされます。 しかし、再発予防も兼ねてリハビリすることが重要です。 カテゴリー•

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脳梗塞の薬と手術治療、リハビリ、入院 t

脳 梗塞 治療 期間

脳梗塞治療の入院期間と治療費 日本では医療保険が設けられているため、病気や怪我の治療費は3割の負担で済むようになっています。 けれど、いくら3割のみの負担と言っても、脳梗塞といった入院期間が長い病気だと入院費や治療費が重なるため、どの程度費用がかかるのか不安ですよね。 いざという時に備えて、脳梗塞の平均入院期間や治療費を知っておきましょう。 脳梗塞は入院期間が長く、治療費の負担も平均より高め 病気で入院した場合の治療費のうち、平均自己負担額は154,812円と厚生労働省が発表しています。 脳梗塞は平均よりも治療費が高額です。 治療費は診察費、治療材料費、手術費、療養管理費、入院費とさまざまな項目がありますが、脳梗塞の場合は入院期間がどうしても長くなりがちだからです。 では、脳梗塞の治療にかかる治療費をチェックしておきましょう。 脳梗塞の平均入院期間は113. 1日 全疾患の平均入院期間は31. 9日と総務省のデータが出ています。 脳梗塞の平均入院期間は113. 比べてみるとかなり入院期間が長いことがわかります。 理由としてはリハビリ期間が必要となるためです。 脳梗塞は一時的に脳へ酸素や栄養が行き渡らなくなるため、脳の一部に障害ができることがあります。 すると脳と繋がっている体の動きに異常が発症。 脳の運動神経に影響があれば半身がマヒ状態になったり、左脳の言語中枢に影響があれば失語症になったりします。 そうなると、これまで通りの生活は難しいものです。 しかし、放っておくと悪化の一途をたどるため、回復しやすい病気発症後の数ヵ月に集中してリハビリをしていきます。 このリハビリに入院期間のほとんどが使われます。 といっても、いつまでもリハビリをするわけではありません。 あらゆるリハビリは最大180日と期間が決まっています。 また、脳梗塞の進行具合にもよるので症状が軽ければ1~3週間で帰宅も可能です。 脳梗塞の治療費、自己負担額の平均は183,471円 日本の治療費は国民健康保険や厚生年金保険があるため治療費は3割の負担で済みます。 その3割負担の計算で出した結果、脳梗塞の平均自己負担額は183,471円です。 全疾患の治療費の平均は154,812円。 比べてみると3万円ほど平均よりも高額となっています。 脳梗塞の治療自体は薬物治療の投与が基本です。 大規模な手術をするケースは少なく、治療自体は大きな負担になりません。 しかし、治療後は重い後遺症が残る可能性が高いため、後遺症を持ちつつも生活できるようにリハビリが長くなり、その入院費が治療費全体の負担を重くしている可能性はあります。 また、薬物投与ではなく頸動脈内膜切除術(CEA)やステント留置術といった手術を受けた場合、1回の費用は50万円ほど。 その分、薬物治療手術代として少し高額になる可能性も考えられます。 健康保険でカバーできない費用とは 健康保険により治療費は3割の負担で問題ないとなっていますが、一部健康保険でカバーできない部分があります。 それは入院時の快適性・利便性を向上するサービスや先進医療と分類される治療の類です。 例えば差額ベッド。 差額ベッドとは、個室や少人数用の入院部屋のことで、正確には「特別療養環境室料」といいます。 通常6~8人の大部屋での入院がほとんどですが、知らない人とカーテン越しに暮らしていくのは大変なもの。 そこで多くの病院では個室や少人数部屋が用意されているのです。 個室だと7,812円、2人部屋だと3,130円と人が少ないほうが高額です。 入院時の快適性は人それぞれになるため保険は使えず全額自己負担となります。 他にも、時間外の心療を受けた場合や、規定以上の入院などは自己負担の対象です。 また、先進医療についてですが、脳梗塞の先進医療には「アルテプラーゼ静脈内投与による血栓溶解療法」という脳梗塞の原因となった血栓を溶かすという薬物治療があります。 通常であれば、先進医療なので全額自己負担となりますが、こちらは企業の協力により薬(アクチバシン)が無償で病院へ提供されるため患者の負担は0円です。 なので、脳梗塞の場合、健康保険で負担できないのは入院時の快適性・利便性を向上するサービスに限ると覚えておくと良いでしょう。 回復期の入院期間は最長で180日間 回復期、つまりリハビリ期間は最長で180日間の長期入院が可能です。 脳梗塞を発症した直後は急な発症にも対応できるよう一般病棟にいますが、その間にも重篤な患者は次々入ってくるため退院する必要があります。 そこで、回復期に入るとリハビリ病棟へ移動し、そこから180日の間になるべく早く回復できるようリハビリを積んでいくのです。 もちろん、軽い後遺症であれば数週間で退院できることもありますが、脳梗塞をはじめとする脳疾患の場合は後遺症が重い可能性が高いもの。 半身マヒや失語症といった後遺症を持ちつつも生活できるようになるには、それだけ訓練が必要です。 入院費は1日約1. 5~2万円。 それが数か月続くので比較的高額な治療費となるでしょう。 治療のための公的サポートを活用 脳梗塞の自己負担額の平均は183,471円と紹介しましたが、これは保険が適用される治療費や入院費だけのお話です。 差額ベッドの自己負担をするサービスや入院に必要な生活用品代を含めると、軽く20万円超となるでしょう。 しかし、公的サポートを利用すれば自己負担額を安く抑えることができます。 「高額療養費制度」や「傷病手当金」は高額治療を受ける人のための保険制度です。 これらを利用すれば治療費を十数万円程度に抑えることも可能。 下記では、それぞれの制度の仕組みやどのくらい負担を軽減してくれるのかを解説します。 高額療養費制度 高額療養費制度とは、同じ月にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額を超えた分が払い戻される制度です。 例えば自己限度額が100,000円でひと月にかかった治療費が150,000円だった場合、一度全額支払い、数か月後に50,000円を払い戻してもらえます。 治療費が高くなったとしても結果的に一定以上になることはないので安心ですね。 さらに、これは世帯ごとの計算となります。 一緒に住んでいる家族の内、1名が脳梗塞、他の人が別の病気になってしまったときでも、世帯全体でかかった治療費で計算できるのです。 気になる自己限度額ですが、これは世帯の所得状況や年齢によって変わります。 以下は70歳未満の方の区分です。 70歳未満の方の区分 所得区分 自己負担限度額 1. 区分エ (標準報酬月額26万円以下の方) (報酬月額27万円未満の方) 57,600円 5. 区分オ(低所得者) (被保険者が市区町村民税の非課税者等) 35,400円 傷病手当金 傷病手当金とは病気や怪我で仕事を休んでいる間、事業主から十分な報酬を受けられない場合に支給される手当金です。 脳梗塞で倒れると長期間の入院が予想されます。 その間にも家族を養う必要があるので、一家を支える大黒柱が脳梗塞になった時でも安心ですね。 支給される条件は以下の通り。 業務外の事由による病気やケガの療養のための休業であること• 仕事に就くことができないこと• 連続する3日間を含み4日以上仕事に就けなかったこと• 休業した期間について給与の支払いがないこと 3は2日休んで1日出勤して2日休むといった方法だとNG。 3日間連続で休まないと適用外となるので覚えていてください。 支給される傷害手当金の額は、以下の計算で算出します。 脳梗塞の可能性がある人や家族・知人に脳梗塞の人がいる場合は、高額療養費制度や傷病手当金が利用できるようにしておくと良いでしょう。 この記事をつくるのに参考にしたサイト・文献•

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