うるか ちゃん。 【ぼく勉】うるかエンドの確定と「文乃と理珠に告白の機会が与えられなかった問題」について

【ぼく勉】うるかエンドの確定と「文乃と理珠に告白の機会が与えられなかった問題」について

うるか ちゃん

成長です。 それこそが、彼らが歩んできたこの物語の意味。 【2人の物語】 『ぼくたちは勉強はできない』というラブコメディが、うるかちゃんエンドになることは確実である。 そして、やの感想でも書いたように、それは連載初期から既に決まっていたと考えられる。 成幸がうるかちゃんに惚れたのは、彼女が水泳に打ち込む姿を見たことがきっかけだった事が今週語られた。 その感情を 「憧れ」としか自覚できていなかっただけで、本当は中学1年の夏の時点で彼女に落ちていたわけだ。 そんな成幸のうるかちゃんに対する想いが、最初に描かれたのはいつのことだっただろうか? 驚くなかれ。 1巻の第4話、即ち、 うるかちゃん初登場時のエピソードでのことなのである。 中学1年生の時、まだ うるかちゃんの方は彼に恋してはいない時から、成幸は彼女に思い焦がれていた。 その根幹となる感情は、1巻の時点で既に描写されている。 お分かりだろう。 物語開始当初には既に成幸はうるかちゃんを好きだったのみならず、そうして うるかちゃんENDになる事を、筒井先生は当初から予定していたわけだ。 ぼく勉という作品は、成幸くんが自身の恋に自覚していき、うるかちゃんが想いを伝える勇気を持つための、2人の恋物語だったのである。 【レース】 上記を読んで、読者の中にはこう思われた方々もいるだろう。 「では、何故うるかちゃんをサブヒロインのように登場させた? 何故、文乃と理珠が二枚看板のように描いたのだ。 おかしいではないか」、と。 この答えはずばり、 「ヒロインレースを面白くするため」。 それだけだと考えて良いだろう。 ぼく勉がニセコイを参考にしていることはまず間違いない。 かの作品の場合、当初からメインヒロインとして登場した千棘と最終的にも結ばれて終わった。 「誰が選ばれるか分からない」というレース的な盛り上がりには欠けていたのである。 筒井先生は逆の手を打った。 メインヒロインとして想定していた うるかちゃんを敢えて第三ヒロインとして登場させ、読者のミスリードを誘ったわけだ。 これにより、作中においては最初から勝負の決まっている言わば出来レースの恋模様でも、 読者達は「誰が選ばれるか分からない」レースであるかのように錯覚した。 実際、Twitter上でアンケートを取ったところ、この期に及んでまだうるかちゃん以外のヒロインの勝利を信じている読者がかなりの割り合いで存在している。 うるかちゃんエンドになると確信したのは — ハンセイ 岩代俊明 待望論 neoamakusa うるかちゃんエンドになると確信したのは — ハンセイ 岩代俊明 待望論 neoamakusa 無論、私のように<主流>が見える者達にとっては、うるかENDとなることは最初から自明であったのだが、<うるかルート>という<主流>を見ることが出来なかった多くの凡夫は、仕掛けられた「傍流」にまんまと乗ってしまった。 筒井先生の目論見は見事に成功したと言っていいだろう。 【意味と価値】 さて、中にはこのように言う読者もいた。 「始まる前からうるかちゃんエンドで決まっていたのなら、文乃や理珠の恋は一体なんだったのか」、と。 これも答えは簡単だ。 彼女らの恋は、彼女らの成長の為にあったのだ。 「成長」。 これこそが文乃と理珠のキーワードだ。 彼女達は成幸と出会ったことで成長することができた。 学力もさることながら、父親と和解し、人との接し方を覚えて親友を持った。 失恋もまたその一つなのである。 確かに、「文乃ルート」「理珠ルート」などという流れは紛い物の「傍流」に過ぎなかった。 しかしながら、「傍流」に溺れる読者達が見ていた 彼女達の恋は間違いなく「本物」であり、 <うるかルート>という<主流>の中にあったのだ。 ぼく勉は確かに成幸とうるかの恋物語ではあったが、同時に 他のヒロイン達の成長物語でもあったわけだ。 彼女達の恋は叶わなかった。 おそらくは告白すらできずに身を引くことになるだろう。 だが、それは決して無意味などではない。 直近では五等分の花嫁も、レースを装いながら物語の最初の時点で既に勝者が決まっているラブコメだった。 <四葉ルート>という<主流>を当初から見ることができたのは、私のようなごく一部の者だけで、多くの読者は他の姉妹ルートという傍流へとその身を落とした。 だが、作品内での彼女達の歩みが無価値だったなどと誰に言えるだろう。 例え物語の最初から勝ち目は無かったとしても、成幸やフータローと過ごした日々、彼らに抱いた想い、それらから得た成長の糧は 「意味」と「価値」を持った 「本物」だったのだ。 失恋もまた「本物」なのである。 彼女達は敗北者ではあっても、失恋を糧に成長するはずだ。 何と崇高で、なんと素晴らしい。 彼女達の成長の証として、最終話では 文乃・理珠・桐須先生やあしゅみぃ先輩が夫ないし彼氏と共に登場してくれれば言う事はない。 成幸への想いを胸に、彼女達はきっと真実の相手を見つけるだろうと、私は確信している。 neoamakusa.

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【ぼく勉】うるかエンドの確定と「文乃と理珠に告白の機会が与えられなかった問題」について

うるか ちゃん

15,581• 3,708• 7,470• 2,016• 217• 1,633• 497• 598• 169• 116• 11,294• 103• 1,477• 1,568• 540• 276• 372• 544• 130• 272• 364• 196• 295• 226• 329• 446• 213• 126• 427• 237• 116• 139• 2,186• 772• 398• 114• 258• 176• 151• 129•

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【徹底討論】「ぼくたちは勉強ができない」、お前ら本当にうるかENDで納得してるの?

うるか ちゃん

さてと。 『週刊少年ジャンプ 2020年第15 号 』ぼくたちは勉強ができない 150(ぼく勉 150 )の感想です。 というわけで,無事うるかちゃんは留学から帰国し,成幸はお手製の婚約指輪を添えてプロポーズしたのでした。 幸せは舞い降りた おめでとう!うるかちゃん! 本当におめでとう! 文化祭の後夜祭で打ち上げられる一発目の花火が打ち上がった瞬間触れ合っていた男女は必ず結ばれる。 そんな伝説通り,手を握ったのは武元うるかちゃんでした。 この世界線ではな! これは5つある世界線の一つに過ぎなかった 問. その[x]に代入されるのは 今回は「白銀の漆黒人魚姫」こと武元うるかだったちゅうわけですよ...。 なるほどねぇ。 最新コミックス 「五等分の結末」開幕する! なるほど。 ようやく 合点がいきましたわ。 ここしばらくの間,いろいろやりくりして感想を書いてきたわけですが,いろいろ気になるところはありました。 この世界線では成幸にとってうるかとの関わり合いだけがポイント加算される。 一方で各ヒロインの長編はヒロイン側のみに気持ちが蓄積され,成幸には蓄積されない。 なんかこう, 違和感があったわけです。 加えて気になっていたのは,この世界線でうるかを選んだ成幸との関わり合いが,「実はあのときそうだったんですよ」という形で 後付けされていったことなんですよね。 中学時代の出来事はその最たるものでした。 ぶっちゃけ,他のヒロインのファンからすれば「物語がはじまる以前のことで決まっていたというの...? 」的な気分にもなったと思うのですよ。 それ以外にもセンター試験以降,うるかだけ恋愛的ポイントが蓄積されるイベントが重ねられていくのも不自然に感じられましたし。 センターで成幸を助けたのもうるか。 バレンタインで恋愛的に意味のある渡し方ができたのもうるか。 ヒロイン同士の駆け引きとか,競争とかそういうの一切なしにうるかだけにポイント加算され,どうにもならなくなってから他のヒロインは察して引く。 ラブコメとしてみてしまったら 「これはラブコメなのか?」って思うじゃないですか。 だからこそ僕はなんとか整合性をつける屁理屈として「ぼく勉は夢を実現する物語で,成幸の一番になってやるという夢を抱いたうるかだけが成就できた」( ぼく勉=青春活劇理論とでもいえばいいのでしょうか)と考えたわけです。 し・か・し! そうじゃなかったんだよなあ...。 やっぱりぼく勉はラブコメだったのである。 一対多のラブコメとして描かれてきたとおり,最後までラブコメで行くつもりだった!即ち,結末を五人分描ききるという 「五等分の結末」作戦である! 「五等分の結末」始まる これはやられたよ。 大学で Lに一杯食わされた夜神月みたいだったよ。 思わず頭抱えたよ!(嬉しいという意味で) 白銀の漆黒人魚姫編... いや,これ長いな...。 続けて書かれている 「文化祭で5つに別れた花火の行方」という衝撃の案内。 なるほど...。 ぼく勉は結末を並行して5つ描くことによって,唯我成幸に惹かれていった乙女たち5人それぞれの恋の成就を読者に届けるマルチエンディングにするってことなのか。 ゲームとかでは時々見ますけれど,ラブコメでここまで堂々とマルチエンディングを描くのは珍しいんじゃないですかね。 しかしこれ, アリかナシかと言ったら当然アリだー!! だってねえ。 ここまでヒロイン五人が抱いてきた唯我成幸への 感謝の気持ちと恋心はみんな同じじゃないですか。 表現方法とか恋する時間に微妙なずれはあっても,みんなそれぞれの思いを抱えてこの受験という1年間を駆け抜けてきたわけですよ。 それがだよ。 思いをしっかり伝えることもなく,特定のヒロインにだけ恋愛ポイントが加算されるような結末で終わりじゃさあ。 積み重ねられてきたそれぞれの想いはどうなっちゃうのよ!というのは,これまで弊ブログ読者からのコメントにも寄せられてきたとおり。 それは僕だって思わなくもなくて,必ずしも青春活劇で完全に納得していたわけじゃないからね。 ぶっちゃけ,そうした届かなかった思いがきちんと回収されるならその方が何十何百倍も良いです。 自分の考察なんかそのへんに捨てておけ!て気分ですよ,いや本当に。 「公式のエンディングは存在しない。 それは変数である」 さて,ここから先はそれぞれのヒロインたちの結末が別に描かれるわけです。 結末は変数。 最初に当てはめたのはうるかだけれど,そこは結ばれるヒロインを入れ替えて行くことで変化する。 順番は以下のとおり。 って人はいないと思うけれど,つまりこうだ。 記事にも書かれていたけれど,今回描かれた1つ目の決着は「うるかが結ばれる」うるかルート。 で,ここから先は,[x] こと結ばれるヒロインが順繰りに 入れ替えられていくというわけ。 それは同時並行(パラレル)であった物語の別の決着ということになる。 そうなると気になってくるのは「どれが公式の結末になるのか」ってことですけれど,そこは 作者の筒井先生的には決めないようです。 結末は「変数」ゆえに不定! 「どの物語が本当の結末か」は, 読者の皆様次第です。 今回のうるか編のフィナーレを飾る150話にはたまたまうるかが代入された。 うるかを含めて 5つの答えがぼく勉にはある,というのが公式見解ということか。 なるほど。 考えてみれば,数学でも解が複数あることは当然存在する。 このぼく勉のサブタイトルが必ず[x]という変数を仕込んできたのも,解は変数ゆえにいか様にもあるし,一つとは限らないというアッピールだったのかもしれないね。 というわけで,ぼく勉に夢中になってきた推しの皆さんも, それぞれ推しのヒロインの結末を噛み締めながら,いろんな物語を楽しんでくださいね!ということになりますね。 こいつは重畳。 一対多のラブコメ,いわゆるハーレムラブコメにとって 特色のある結末になったんじゃないでしょうか。 個人的にはこの展開は大満足である。 5つの並行世界はどこから分岐していくのか 公式的には 「文化祭の花火で手を握った相手」を変化させることで描いていくようです。 まあ,あれがぼく勉の恋愛的結末を示す伏線なのでそうなりますかね。 ただまあ,問. 69から延々と描いていくわけではないのでしょう。 今回,先鋒・武元うるかの結末で示されたように,手を握った瞬間は それぞれのヒロインの結末の最後に持ってくるような気もします(すでに今回の特集記事で描かれていますし)。 まあそんなイメージが湧きますが,さてどうでしょうか。 で,具体的にはどこからスタートするかは何とも言えないんですけれど,個人的にはそれぞれのヒロインの長編が終わった時の 「成幸の感情変化」みたいなものが物語骨子の変化としてあるのではないかと思っています。 物語が長編結末からスタートするかはともかく,成幸がその子の事を好きになりそうな一つの出来事です。 物語がそこからはじまるかも知れないし,それはあくまで成幸が恋心を抱く「きっかけ」にすぎないかも知れない。 ただ,今回割とうるかifで重要なポイントとなった部分が• 「成幸の進路変更(教育)」への関与• センター試験で 「助けてもらった」という出来事• バレンタインの 「チョコレートの意味」• 成幸がその子を愛おしいと思うようになった 「過去の出来事」 だったと思いますので,そのあたりはきっちり描かれそうな気がしますね。 そうなるとそれなりの分量の物語が必要でしょうか。 くしくも新しくアシスタントさんも入れられたことですし,多少じっくり描くつもりなのでしょう。 今回のうるか編が実質9話だったので,各ヒロイン9話構成ですかね...。 一人ひとりが1巻構成になりますし。 とりま,次の 理珠編はどうなりますかね。 理珠は成幸の本当にやりたいことに最初に気づいていますし,そのあたりを振出にはじめるのがよさそうですかね。 関連記事 「理珠は振られることでも人の気持ちを理解できるようになる」,といいましたけれどもちろん 結ばれることでも人の気持ちを理解できるようになる。 できないができる物語としての「ぼく勉」の構成は残しつつラブをコメらせるのでしょう。 理珠の物語がどんな風に描かれていくのか。 とっても楽しみなのである。 余談:[x]を振り返りつつ... まあ,推しのヒロインが必ず描かれる代償として,それぞれ4回想いが通らない物語が描かれる。 そういう構図にはなるんですけれどね。 恋の成就と失恋は等価交換ではない。 恋の成就は金のエンジェル。 失恋バージョンは銀のエンジェル(4枚だから交換してもらえない)なんだ...。 ですので, いーじゃん! とりあえず 想いが通じる結末は描かれるんだし! という気分でさらっと読むのが「推しありファン」の皆さんへの読書スタンスの勧めですかね...。 深く考えない方がノーストレス。 誰が本当の結末かとか,作者が決めないんだから,「平等じゃなく公平に行こうぜ!」 (機会均等ではなく結末の同列化)の心理である。 公平に行こうぜ...! まあ「五等分の花嫁」の方は,マルチエンディングにしてしまうと物語の本来の趣旨が崩れるということで最初から考えていなかったみたいですが。 まさかこっちが五等分やるとはなあ...。 結末も五等分だよ!というまさかの 「五等分の結末」である。 そしてさっきも書いたけれど サブタイトルの[x]はやられたわ...。 [x] 変数という 解がいくつもありうるというヒントが最初から描いてあったんだもの...。 このマルチエンディング,最初から考えていたんでしょうね。 アニメの結末以降,色々騒がしかったような気もしますが,筒井先生もよくネタを守りきったな... と思います。 すごいぞ,筒井先生! そういえば, ジャンプフェスタで重大発表とやらが発表されなかったですけれど,あれってもしかしたらあそこで今回のマルチエンディング展開について公表するつもりだったのかな...。 それならアニメの最終回でうるかが示唆されたこともなんとなくつながるんだよね。 ここからマルチエンディングします。 先鋒はうるかです,みたいな。 真相は中の人にしかわからないことなので,これが正解なんて言うつもりはありませんが。 とにもかくにも。 「ぼく勉」は もうちょっとだけ続くんじゃ... ということで,先々楽しみである。 特に先輩とかどうやるのかな... て気になります。 やっぱりからかい上手のあすみさん路線なのかしら...。 そんな事を気にしつつ,今回の感想はおしまい。 再度まる。 「現実逃避」のご案内 Google検索で記事が出なくなったら、検索語に「現実逃避」を付け足すと見つかりやすいです。 もっと簡単なのはブックマーク登録。

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