ユリ 切り花 長持ち。 切り花が長持ちする花ベスト5!【長持ちさせるコツ、方法も伝授】

切り花が長持ちする花ベスト5!【長持ちさせるコツ、方法も伝授】

ユリ 切り花 長持ち

ユリを美しく飾るために、準備したいこと ユリは周年出回っていますが、本来の開花時期はいつでしょう? ユリは夏の花。 5~8月にかけて花を咲かせます。 だから、夏の暑い時季も、花もちがいいのです。 反対に、寒い時季につぼみを購入して、なかなか開花しなかったという経験はありませんか? 花産地から出荷されるときはつぼみです。 チューリップと違って、ユリは開いて初めて花色がわかります。 そのため、花屋さんでは時間をかけて、つぼみのうちの1輪を咲かせてから販売するそうです。 私たちがユリを飾る前に知っておきたいこと、準備しておきたいことは次の5つです。 ユリ選びのポイント 寒い時季にユリをつぼみで購入してしまうと、なかなか開きません。 ユリを飾って、おもてなしの予定がある場合は、購入は早めに。 暖かく、明るい場所に置いておくと、つぼみは早く開花します。 また、青々とした葉が下の方まできれいについているものは、質のいい新鮮なユリです。 花瓶の中の水量のこと もうひとつ開花を左右するのが、水。 水あげがいいと、ユリは開花が早まります。 寒い時季は花瓶の水を多めにして開花を促します。 水が少ないと、きれいに咲かないことも。 暑い時季は茎が浸かる部分が多いと水が汚れやすいので、ある程度の量にしましょう。 花粉は取りのぞいて ユリのおしべには大きな花粉がついています。 花粉はユリの花びらや周りの花を汚すので、まず、いちばん先に取り除きます。 花店で購入すると、おそらく取り除いてありますが、つぼみが咲いたら、必ず早めに取り除きましょう。 下葉を取っておきます ユリは上から下まで葉がついています。 下葉が水に浸かると、花瓶の中の水を汚すので、取り除きます。 また、花の周りの葉を取り除くと、花が際立ちます。 切り分けて使います 1本にたくさんの花がつくユリ。 花やつぼみのつき方をよく見て、切り分けて使います。 多種多様なユリについて、お話しましょう 原種から交配種(ハイブリッド)まで多種多様なユリ。 青や紫系以外は、茶色や赤黒い花色まであり、花の大きさもさまざまです。 今、特に注目が集まっているユリは、OTハイブリッドと、八重咲きのオリエンタルハイブリッドのふたつのタイプ。 その特徴をお話しましょう。 OTハイブリッド ユリ(テラソル) ユリ(ニンフ) OTハイブリッドは、日本の大輪のヤマユリなどの交配種に、トランペット形の中国のユリの交配種を交雑させた品種。 それまで大輪のユリにはなかったクリアな黄色、オレンジ色が出回るようになりました。 OTハイブリッドは開花が早いので、花屋さんが仕入れるとすぐに咲く花。 より新鮮な状態で店頭に並び、つぼみも次々に咲きます。 主に、1本に3輪ぐらいの花がついたものが出回ります。 八重咲きのオリエンタルハイブリッド ユリ(シアラ) ユリ(エディーサ) ユリ(デジマ) もっとも知名度が高いユリ、カサブランカと同じ仲間のオリエンタルハイブリッドに、八重咲き品種が誕生しています。 1本にたくさんのつぼみがついて豪華。 つぼみもよく咲きます。 八重咲きは、10年前のほんの数品種からだいぶ品種が増えましたが、まだ、気軽に使える流通量ではありません。 華やかで、香りも魅力的なうえに、八重咲きは花粉がなく、扱いやすいところもポイント。 おすすめは小ぶりに作り込んだタイプです。 ユリを飾る時に、必要なアイテムってあるの? 花をいけるとき、多くの人は「素敵な花瓶がないけれど…」と思うようです。 花束をいただいても、花瓶がなくて困った、という話をよく聞きます。 たとえば、どの家のキッチンにもあるガラスのコップ。 これと花を切るハサミさえあれば、花を飾れます。 ただし、ハサミだけは必ず、花切りバサミを用意してください。 花の茎をつぶさずにカットできるよう工夫された、花切りバサミが必要になります。 花切りバサミを使っても、切れ味が悪かったり汚れていたりしたのでは、花のもちが悪くなるので注意しましょう。 つい忘れがちですが、花切りバサミは使うたびに洗って汚れを落とし、しっかり水分を拭いておくといいですね。 おしゃれに飾りたいときに重宝するアイテムがあります ユリを思うままに素敵にあしらいたいときは、花留めになる便利アイテム、吸水性スポンジを用意するといいでしょう。 吸水性スポンジは挿した花を固定しながら、水を供給するためのスポンジです。 思いどおりの位置に花材が留まるうえに、水に挿したのと同じように花が吸水できます。 少量のユリが、おしゃれに見える飾り方のコツ ユリの多くは丈が長く、大きな花がたくさんついています。 ダイナミックに丈を生かして飾るには、それにふさわしい大きな器が必要になり、また、かなり広い空間が必要になります。 広い空間に飾れないならば、丈を短くして、コンパクトにあしらい、花びらの色や形の美しさが楽しめるおしゃれなアレンジにしてみませんか。 八重咲きで華やかなオリエンタルハイブリッドの場合は、小ぶりに作り込んだ花のほうが、ほかの花と合わせやすく、きれいに飾れておしゃれな印象になります。 花材:ユリ(エディーサ)、バラ、カーネーション 細長く滑らかなユリ、ひらひらとしたフリルのカーネーション、丸い形のバラなど、きれいな花びらをコレクションしたようなアレンジです。 ニュアンスのあるピンク系の花色もキュートですね。 花材:ユリ(イエローウィン、エリカ)、アンスリウム、オンシジウム、モカラなど 主役は、透明感のある黄色いイエローウィン。 大きな花を短く使って、色と形の美しさを際立たせました。 トロピカルムード満点のアンスリウム、オンシジウムなど、形が異なる花を合わせています。 ユリをきれいに飾るときの注意点は、花向き ユリの花をよく見ると、横向きからややうつむくタイプと、上を向いて咲くタイプがあります。 よく知られたカサブランカは、横向き。 上を向いて咲くほかの花と取り合わせにくく、ユリ単体のアレンジになりがちです。 しかも大きなあしらいが多くなります。 その点、上を向いて咲くタイプは、ほかの花と合わせてもきれいにコンパクトに飾れるので重宝され、多く出回るようになりました。 また、花茎が長いタイプは切り分けてアレンジに使えます。 ユリ(イエローウィン) 大輪が上を向いて咲くOTハイブリッド。 クリアな黄色い花色が特徴。 ユリ(イザベラ) オリエンタルハイブリッドの八重咲き。 上を向いて咲き、たくさんのつぼみが下から順に咲きます。 小ぶりに作った八重咲きがおすすめ。 上を向いて咲くタイプの大輪のユリ。 コンパクトに飾る場合は、花と、上のほうについたつぼみを切り分けて使います。 ユリを長もちさせるには、こんな方法を 球根の花はほとんどが水分なので、水はとても大切。 水が濁るとダメージが大きいので、頻繁に水替えをしてください。 水を替えるときには一緒に、茎の先を少し切る「切り戻し」をして、切り口を新しくして、吸水しやすくします。 花を飾ったあとの日々のお手入れ「切り戻し」 ユリを長く楽しむために、飾ったあともできることがあります。 前述したように、水替えをして、器にいけ直す前には、水が花までよく上がるよう、茎の「切り戻し」をします。 切り戻しとは、茎や枝の切り口を新しく切り直すこと。 このとき、「水切り」をするとさらに効果的です。 水切りは、名前のとおり、水の中で茎をカットします。 水中で茎を切ると、水の通り道である導管内に空気が入らないため、水がスムーズに、花や葉まで上がるのです。 さらに、切り口の乾燥を防ぐこともできます。 水切りは簡単です。 大きめのボウルなどの器に水をたっぷり入れ、その中に茎を入れて、ハサミで茎先をカットするだけ。 水を替えるたびに茎の先を1~2cm切ると、新しい導管の断面が常に水に接し、水があがりやすくなり、長もちすることにつながります。 手軽に気軽にフラワーアレンジ。 ユリの飾り方アイデア 花色、大きさ、咲き方、香りもさまざまなユリ。 購入するときは、よく性質を確かめ、使い方を考えてから、花選びをするといいですね。 横を向いて咲くのか、上を向いて咲くのか、咲きは早いのか遅いのか、香りの強さも花材選びのポイントでしょう。 それぞれのタイプや性質を生かした飾り方で楽しみたいですね。 その1 クリアな黄色が、軽快なアレンジ 花材:ユリ(テラソル)、バラ、カーネーション ユリ、バラ、カーネーションと、大輪の主役花を華やかにいけました。 豪華な花材ばかりなのに重苦しくならないのは、クリアな黄色いユリのおかげ。 ユリは大きく開くので、花と花の間隔をあけてあしらっています。 その2 白とグリーンで、爽やかに夏を迎えて 花材:ユリ(アルレッタ、デジマ)、アナベル、チゴユリ、スモークグラス、ギボウシなど 清楚なイメージの白いユリとグリーンの、爽やかな2色アレンジ。 ユリの花びらの質感に似た肉厚の大きな葉に、グラスの細い葉など、形や質感の異なるグリーンが、2色のアレンジに奥行きを描きます。 その3 八重咲きユリとランで、アジアンに 花材:ユリ(イザベラ)、クレマチス、モカラ 1輪だけで十分に存在感を発揮しているのが、八重咲きのユリ。 華やかな複色はトロピカルなランとの相性もよく、漆器にあしらってアジアンテイストに。 開くと大きな花なので、つぼみはもう1輪だけ添えています。 Credit 記事協力 佐々木久満 『メゾンフルーリ』統括マネージャー。 生産者とのつながりを大切にし、これまでに訪問した花の生産地は150以上。 数多い日本国内の花店のなかでも特に、産地や新品種に精通するフローリストとして活躍している。 東京・二子玉川にある本店『メゾンフルーリ』とともに、長野県松本市でも花店を営む。 いずれも珍しい品種の花が揃うのはもちろん、季節感を重視し、地域いちばんを目指しているというサービスのよさでも知られる。 構成と撮影と文・瀧下昌代.

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ユリの切り花を長持ちさせる方法~ユリの花には毒性があります~

ユリ 切り花 長持ち

誕生日や結婚祝いなど、いろいろなお祝いの為に花束を買ったりもらったりすることがあります。 せっかくの綺麗な花束を鮮やかな花のまま、家でも美しさを楽しみたいですね。 花束は家でセロファンやカラーペーパーなどを外し、花を一本ずつばらにしなくてはなりません。 花束の形で長持ちさせることは、残念ながら難しいです。 記念の花束なら、最初に花束のまま写真を撮っておくといいでしょう。 そして、大きな花瓶も家に用意しておきましょう。 よく花束を頂いたり、買う家庭では花瓶をいくつか用意しておくといいですね。 花の色や雰囲気によって、花瓶もいろいろ使い分けるとお部屋のインテリアとしておしゃれですね。 大きな花束なら、小分けにしていろいろな部屋に飾ると部屋も明るくなります。 綺麗な切り花はなるべく長持ちさせたいものですね。 切り花を長持ちさせるにはいくつか方法があります。 そこで今回は、花束を買った時に、切り花を超長持ちさせるポイントをお伝えします。 水切りを正しい手順でしよう 花束を買ったら、水の中で花の茎を切る水切りをしましょう。 これだけでも良いのですが、正しい手順ですると、まず、茎を深く水に1時間ほど浸けておきます。 その後、茎の下部を沸騰している湯に20~30秒程浸して下さい。 それから、 花がしっかり水を吸うように、深い水の中で花の茎を切りましょう。 花束は花屋さんが水切りしてから時間が経つと、茎が乾いてきます。 切り口が乾くと花束としては水が漏れないですが、水も吸うことができません。 茎を一度切り直すのは水を吸わせる為です。 花の置き場所も考えよう 花束を買ってきたら、どこに花を飾ろうか考えますね。 リビングに飾って華やかにしようと考える人は多いでしょう。 切り花を飾る時は、高温、多湿、日当たりの良い場所を避けないと花は長持ちしません。 リビングなど明るく温かい場所では早く花が枯れてしまいます。 長持ちさせたい場合は、玄関など、気温が低く、直射日光が当たらない所によく考えて置きましょう。 花粉の部分を取ろう 花束で豪華な物には、よくピンクやオレンジ色のユリが入っていることが多いです。 ユリなどの花粉が飛ぶ花は、花粉が飛ばないうちに花粉の部分をつまんで取っておきましょう。 花の役割は種を残すことで、その為には受粉する必要があります。 受粉する為にはめしべに花粉を付ける必要があります。 めしべに花粉が付いたら種はできますが、花は役目を終えて枯れてしまいます。 ユリは花屋さんで花粉を取って花束にしますが、たいていはまだ残っています。 花粉の部分は気付いたら取ってしまった方が花束の花は長持ちします。 花は綺麗な水に活けよう 花束の花を花瓶に活けた後は、水は1日1回は交換しましょう。 水が腐ると、花瓶の花が早く傷みます。 水を交換する時に花瓶も洗い、水に浸かっていた部分の茎もよく洗ってぬめりを落としましょう。 この時に、茎の切り口部分を毎日切り落とすと切り花が長持ちします。 水に浸かる部分の葉はすべて取り除きましょう。 葉が水に浸かっていると、その部分から腐るからです。 毎日切り花の様子をチェックすることが花を長持ちさせるポイントです。 花瓶の水に延命剤を入れよう 花束を買って長持ちさせたい場合、花瓶の水に延命剤を入れるという方法があります。 延命剤は花屋さんやホームセンターで売っています。 延命剤は決められた濃度を守って、きちんと計って使うと花束の花も長持ちします。 説明書に延命剤を入れたら水を替える必要はないと書かれていても、水を替えた方が花がより長持ちします。 2~3日に1回は替えた方がいいですね。 花の延命剤は栄養と殺菌剤でできています。 薔薇やガーベラは特に花がぐったりしやすいので、延命剤を使うと効果的です。 花瓶に10円玉を入れよう 花束にある切り花を長持ちさせる方法として、花瓶に10円玉を入れる方法はプロの人も実践しています。 10円玉の銅イオンの殺菌効果を利用するという方法です。 特に夏は暑いので、10円玉を入れると水の濁りが遅くなります。 花瓶に花を活ける場合は、10円玉を3枚くらいは入れておくと良いでしょう。 コップに花を活けるくらいなら、10円玉は1枚でも良いですね。 しかし、この方法は 花瓶の中に金属が入ることになるので、花瓶に傷がつく恐れがあります。 高級な花瓶には使用しない方が良いとも言えます。 水に砂糖を入れよう 花束で綺麗な花を買ってきたら、できるだけ長く花を咲かせてあげたいものです。 植物の栄養分である砂糖を水に入れるという方法があります。 約2リットルの水に対して、砂糖は小さじ1杯程度を溶かして花瓶に入れると花束の花も長持ちします。 切り花のつぼみはなかなか咲きにくいのですが、砂糖で栄養を補うとつぼみも咲きやすくなります。 砂糖はばい菌の栄養にもなってしまうので、殺菌作用のある酢を数滴入れると良いでしょう。 酢の代わりに先程の10円玉を入れる方法でも良いですね。 いかがでしたでしょうか。 花束を買った場合に切り花を超長持ちさせるポイントを書いてみました。 こまめに花の様子を見て、水を交換したり花粉の状態を見たり心配りが大切です。 花に日光が当たってしまっていないか気を遣うと良いでしょう。 玄関でも日の当たる時間帯は、暗くて涼しい場所に花瓶を移動すると花が長持ちします。 花は冷暖房の風も苦手なので、冷暖房の効いた部屋に置く時は風の当たらない所に置きましょう。 花束の花を長持ちさせる1番の方法は、花が綺麗な水を吸えるように水を交換することです。 枝物と菊以外は、基本的には水は5㎝くらいの浅い水の方が花が長持ちします。 茎の毛の部分をたくさん水に浸けてしまうと、その部分から腐るからです。 花瓶も日光を通すガラスの透明な花瓶は、日光の殺菌作用がありバクテリアの繁殖を抑えてくれます。 ガーベラやカラーなどの花に、透明な花瓶は適しています。 菊のような根を生やす花は不透明な花瓶に活けて下さい。 花束を買った後も、花は愛情を持って家で世話してあげましょう。 まとめ 花束を買ったら切り花を超長持ちさせるポイントは ・花に水を吸わせる為に、正しい手順で水切りをしましょう ・花は気温が低く、直射日光の当たらない場所に飾りましょう ・ユリなどは花粉が飛ばないうちに花粉の部分を取りましょう ・水は1日1回は交換して、花瓶も洗いましょう ・花瓶の水に延命剤を入れて長持ちさせましょう ・花瓶に殺菌効果のある10円玉を入れましょう ・水に砂糖を溶かして花瓶に入れましょう.

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ユリを早く咲かせるには?切り花の咲かせ方と、長持ちさせる手入れのコツを紹介します!

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ユリを美しく飾るために、準備したいこと ユリは周年出回っていますが、本来の開花時期はいつでしょう? ユリは夏の花。 5~8月にかけて花を咲かせます。 だから、夏の暑い時季も、花もちがいいのです。 反対に、寒い時季につぼみを購入して、なかなか開花しなかったという経験はありませんか? 花産地から出荷されるときはつぼみです。 チューリップと違って、ユリは開いて初めて花色がわかります。 そのため、花屋さんでは時間をかけて、つぼみのうちの1輪を咲かせてから販売するそうです。 私たちがユリを飾る前に知っておきたいこと、準備しておきたいことは次の5つです。 ユリ選びのポイント 寒い時季にユリをつぼみで購入してしまうと、なかなか開きません。 ユリを飾って、おもてなしの予定がある場合は、購入は早めに。 暖かく、明るい場所に置いておくと、つぼみは早く開花します。 また、青々とした葉が下の方まできれいについているものは、質のいい新鮮なユリです。 花瓶の中の水量のこと もうひとつ開花を左右するのが、水。 水あげがいいと、ユリは開花が早まります。 寒い時季は花瓶の水を多めにして開花を促します。 水が少ないと、きれいに咲かないことも。 暑い時季は茎が浸かる部分が多いと水が汚れやすいので、ある程度の量にしましょう。 花粉は取りのぞいて ユリのおしべには大きな花粉がついています。 花粉はユリの花びらや周りの花を汚すので、まず、いちばん先に取り除きます。 花店で購入すると、おそらく取り除いてありますが、つぼみが咲いたら、必ず早めに取り除きましょう。 下葉を取っておきます ユリは上から下まで葉がついています。 下葉が水に浸かると、花瓶の中の水を汚すので、取り除きます。 また、花の周りの葉を取り除くと、花が際立ちます。 切り分けて使います 1本にたくさんの花がつくユリ。 花やつぼみのつき方をよく見て、切り分けて使います。 多種多様なユリについて、お話しましょう 原種から交配種(ハイブリッド)まで多種多様なユリ。 青や紫系以外は、茶色や赤黒い花色まであり、花の大きさもさまざまです。 今、特に注目が集まっているユリは、OTハイブリッドと、八重咲きのオリエンタルハイブリッドのふたつのタイプ。 その特徴をお話しましょう。 OTハイブリッド ユリ(テラソル) ユリ(ニンフ) OTハイブリッドは、日本の大輪のヤマユリなどの交配種に、トランペット形の中国のユリの交配種を交雑させた品種。 それまで大輪のユリにはなかったクリアな黄色、オレンジ色が出回るようになりました。 OTハイブリッドは開花が早いので、花屋さんが仕入れるとすぐに咲く花。 より新鮮な状態で店頭に並び、つぼみも次々に咲きます。 主に、1本に3輪ぐらいの花がついたものが出回ります。 八重咲きのオリエンタルハイブリッド ユリ(シアラ) ユリ(エディーサ) ユリ(デジマ) もっとも知名度が高いユリ、カサブランカと同じ仲間のオリエンタルハイブリッドに、八重咲き品種が誕生しています。 1本にたくさんのつぼみがついて豪華。 つぼみもよく咲きます。 八重咲きは、10年前のほんの数品種からだいぶ品種が増えましたが、まだ、気軽に使える流通量ではありません。 華やかで、香りも魅力的なうえに、八重咲きは花粉がなく、扱いやすいところもポイント。 おすすめは小ぶりに作り込んだタイプです。 ユリを飾る時に、必要なアイテムってあるの? 花をいけるとき、多くの人は「素敵な花瓶がないけれど…」と思うようです。 花束をいただいても、花瓶がなくて困った、という話をよく聞きます。 たとえば、どの家のキッチンにもあるガラスのコップ。 これと花を切るハサミさえあれば、花を飾れます。 ただし、ハサミだけは必ず、花切りバサミを用意してください。 花の茎をつぶさずにカットできるよう工夫された、花切りバサミが必要になります。 花切りバサミを使っても、切れ味が悪かったり汚れていたりしたのでは、花のもちが悪くなるので注意しましょう。 つい忘れがちですが、花切りバサミは使うたびに洗って汚れを落とし、しっかり水分を拭いておくといいですね。 おしゃれに飾りたいときに重宝するアイテムがあります ユリを思うままに素敵にあしらいたいときは、花留めになる便利アイテム、吸水性スポンジを用意するといいでしょう。 吸水性スポンジは挿した花を固定しながら、水を供給するためのスポンジです。 思いどおりの位置に花材が留まるうえに、水に挿したのと同じように花が吸水できます。 少量のユリが、おしゃれに見える飾り方のコツ ユリの多くは丈が長く、大きな花がたくさんついています。 ダイナミックに丈を生かして飾るには、それにふさわしい大きな器が必要になり、また、かなり広い空間が必要になります。 広い空間に飾れないならば、丈を短くして、コンパクトにあしらい、花びらの色や形の美しさが楽しめるおしゃれなアレンジにしてみませんか。 八重咲きで華やかなオリエンタルハイブリッドの場合は、小ぶりに作り込んだ花のほうが、ほかの花と合わせやすく、きれいに飾れておしゃれな印象になります。 花材:ユリ(エディーサ)、バラ、カーネーション 細長く滑らかなユリ、ひらひらとしたフリルのカーネーション、丸い形のバラなど、きれいな花びらをコレクションしたようなアレンジです。 ニュアンスのあるピンク系の花色もキュートですね。 花材:ユリ(イエローウィン、エリカ)、アンスリウム、オンシジウム、モカラなど 主役は、透明感のある黄色いイエローウィン。 大きな花を短く使って、色と形の美しさを際立たせました。 トロピカルムード満点のアンスリウム、オンシジウムなど、形が異なる花を合わせています。 ユリをきれいに飾るときの注意点は、花向き ユリの花をよく見ると、横向きからややうつむくタイプと、上を向いて咲くタイプがあります。 よく知られたカサブランカは、横向き。 上を向いて咲くほかの花と取り合わせにくく、ユリ単体のアレンジになりがちです。 しかも大きなあしらいが多くなります。 その点、上を向いて咲くタイプは、ほかの花と合わせてもきれいにコンパクトに飾れるので重宝され、多く出回るようになりました。 また、花茎が長いタイプは切り分けてアレンジに使えます。 ユリ(イエローウィン) 大輪が上を向いて咲くOTハイブリッド。 クリアな黄色い花色が特徴。 ユリ(イザベラ) オリエンタルハイブリッドの八重咲き。 上を向いて咲き、たくさんのつぼみが下から順に咲きます。 小ぶりに作った八重咲きがおすすめ。 上を向いて咲くタイプの大輪のユリ。 コンパクトに飾る場合は、花と、上のほうについたつぼみを切り分けて使います。 ユリを長もちさせるには、こんな方法を 球根の花はほとんどが水分なので、水はとても大切。 水が濁るとダメージが大きいので、頻繁に水替えをしてください。 水を替えるときには一緒に、茎の先を少し切る「切り戻し」をして、切り口を新しくして、吸水しやすくします。 花を飾ったあとの日々のお手入れ「切り戻し」 ユリを長く楽しむために、飾ったあともできることがあります。 前述したように、水替えをして、器にいけ直す前には、水が花までよく上がるよう、茎の「切り戻し」をします。 切り戻しとは、茎や枝の切り口を新しく切り直すこと。 このとき、「水切り」をするとさらに効果的です。 水切りは、名前のとおり、水の中で茎をカットします。 水中で茎を切ると、水の通り道である導管内に空気が入らないため、水がスムーズに、花や葉まで上がるのです。 さらに、切り口の乾燥を防ぐこともできます。 水切りは簡単です。 大きめのボウルなどの器に水をたっぷり入れ、その中に茎を入れて、ハサミで茎先をカットするだけ。 水を替えるたびに茎の先を1~2cm切ると、新しい導管の断面が常に水に接し、水があがりやすくなり、長もちすることにつながります。 手軽に気軽にフラワーアレンジ。 ユリの飾り方アイデア 花色、大きさ、咲き方、香りもさまざまなユリ。 購入するときは、よく性質を確かめ、使い方を考えてから、花選びをするといいですね。 横を向いて咲くのか、上を向いて咲くのか、咲きは早いのか遅いのか、香りの強さも花材選びのポイントでしょう。 それぞれのタイプや性質を生かした飾り方で楽しみたいですね。 その1 クリアな黄色が、軽快なアレンジ 花材:ユリ(テラソル)、バラ、カーネーション ユリ、バラ、カーネーションと、大輪の主役花を華やかにいけました。 豪華な花材ばかりなのに重苦しくならないのは、クリアな黄色いユリのおかげ。 ユリは大きく開くので、花と花の間隔をあけてあしらっています。 その2 白とグリーンで、爽やかに夏を迎えて 花材:ユリ(アルレッタ、デジマ)、アナベル、チゴユリ、スモークグラス、ギボウシなど 清楚なイメージの白いユリとグリーンの、爽やかな2色アレンジ。 ユリの花びらの質感に似た肉厚の大きな葉に、グラスの細い葉など、形や質感の異なるグリーンが、2色のアレンジに奥行きを描きます。 その3 八重咲きユリとランで、アジアンに 花材:ユリ(イザベラ)、クレマチス、モカラ 1輪だけで十分に存在感を発揮しているのが、八重咲きのユリ。 華やかな複色はトロピカルなランとの相性もよく、漆器にあしらってアジアンテイストに。 開くと大きな花なので、つぼみはもう1輪だけ添えています。 Credit 記事協力 佐々木久満 『メゾンフルーリ』統括マネージャー。 生産者とのつながりを大切にし、これまでに訪問した花の生産地は150以上。 数多い日本国内の花店のなかでも特に、産地や新品種に精通するフローリストとして活躍している。 東京・二子玉川にある本店『メゾンフルーリ』とともに、長野県松本市でも花店を営む。 いずれも珍しい品種の花が揃うのはもちろん、季節感を重視し、地域いちばんを目指しているというサービスのよさでも知られる。 構成と撮影と文・瀧下昌代.

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