監査法人 アドバイザリー 激務。 監査法人から転職して感じた開放感とは!?若手会計士が語ったFAやコンサルの魅力【第8回・公認会計士ナビon Live!!(2)】

公認会計士のアドバイザリー業務とは?仕事内容、身に付く知識やメリットについて

監査法人 アドバイザリー 激務

わたしは公認会計士になって約20年になりますが、監査を取り巻く環境の変化をひしひしと感じています。 監査に従事する公認会計士にとっての環境の変化は、労働時間の長時間化、精神的負担、利害関係者からの期待と失望など様々です。 これらの環境の変化は、これからますます進んでいくと思われます。 そういったなかで、われわれ公認会計士は、何をよりどころに職業的専門家としていくか、ワークスタイル選択の観点からお話させてもらいます。 4大監査法人と中小監査法人で忙しさの違いはあるのか 近年より続く、人手不足による売り手市場のため、公認会計士は試験合格後、4大監査法人に入りやすい状況にあります。 4大監査法人は、新日本有限責任監査法人、有限責任監査法人トーマツ、あずさ監査法人、PwCあらた有限責任監査法人の4つで、大手海外会計事務所と提携もしくは傘下に入っておりグローバルに展開しています。 監査法人内に勤務する人数も中小監査法人 個人会計士事務所 とは比べ物にならないほどいます。 配属された部署が違うと、顔も名前も一致しない同期が存在する位です。 このような法人規模の違いによって、業務の内容や忙しさに違いがあるのかどうかを解説していきます。 (1)4大監査法人と中小監査法人で監査の質に違いはあるのか 上場会社をはじめ有名企業は、4大監査法人を会計監査人とすることが多いといえます。 投資家は、名の知れていない中小監査法人 個人会計士事務所 だと、監査の『クオリティー』が低いのではないかと先入観を持っているからです。 実際には、中小監査法人のパートナー(経営者)のほとんどが、4大監査法人の出身者のため、監査の『クオリティー』には大きな差はないと思われます。 ただし、4大監査法人は監査システム、監査ツールのIT化が圧倒的に進んでいます。 (2)4大と中小、忙しいのはどっち? 4大監査法人と中小監査法人 個人会計士事務所 、どちらが忙しいかは、一概にはいえません。 4大監査法人では内部資料の作成に終始追われ、他方、中小監査法人 個人会計士事務所 は、プロパー職員の人数が限られているため、あれこれとやることが多く忙しいです。 繁忙期 4~6月 は、4大監査法人の方がクライアント数やクライアントの規模が大きいため、忙しい傾向が顕著です。 年収、および初任給はやはり、一般的には、4大監査法人のほうが高く、福利厚生も充実しています。 残業代に関しては、原価率の管理が厳しく青天井の残業時間をつけられる状況ではないといえます。 これは、業務の内容と担当パートナーと主査(現場責任者)の判断によるところが大きいです。 監査法人の仕事は、激務? (1)監査法人は、本当に忙しいのか 監査法人の業務内容は本当に激務なのかについて、考えてみたいと思います。 企業などに勤務した経験のないまま公認会計士になった方にとっては、社会人として初めての仕事ですし深夜残業もあるため、激務と捉えられる傾向が強いといえます。 前職に金融機関、保険会社、警察庁をはじめとする国家公務員を経て公認会計士になったわたしの過去の同僚は、監査法人の業務は、彼らの前職業務内容に比べると、全然激務と思わないとよく言っていました。 また最近は4半期決算の影響で、繁忙期と閑散期の波がなくなってきました。 また3月決算以外のクライアント(いわゆる期ズレのクライアント)もあるので、年がら年中、レビューや監査をしているため、激務と感じる一つの要因なのかと思います。 (2)20年前と今の監査法人の仕事の違い この20年間の間に監査法人の仕事がどう変わったのかについては、利害関係者のニーズの変化により仕事が忙しくなっているという側面があります。 小職が監査法人に入ったころは、連結財務諸表の監査もなく、4半期開示もなく、税効果や資産除去債務といった見積り要素の強い監査がありませんでした。 このような時代の変化と共に、監査領域の拡大と新しい監査概念の導入で、忙しさは増しているのは事実だとは思います。 ただ、激務だからといって4大監査法人を敬遠するのは長い仕事人生を考えた上では得策でないと思います。 この理由については後述します。 将来の方向性から考えた4大監査法人と中小監査法人の違い (1)4大監査法人に入った後のさまざまな道 ゆくゆくは中小監査法人に転職するか、自分で個人事務所を立ち上げるか、コンサルティング会社や証券会社に転職する等、将来の方向性をどう置くかで、4大監査法人に入った後の道筋は変わってきます。 4大監査法人に残って、マネージャーに昇進しパートナーなるか。 この場合は、人事評価により昇進が決まるため、どのパートナーについていくのかが重要となります。 4大監査法人を退職して新たな道に進む場合、監査法人外での人脈作りが重要となります。 実家が税理士事務所を営んでいる場合は、税理士法人等での修行が必要となります。 また、監査しか知らない公認会計士は、金融機関や証券会社にとって魅力ある人材に見えないため、ファイナンシャル・アドバイザリー・サービスといった方面で修行してから独立するのも手です。 (2)中小監査法人で働くことのメリット 中小監査法人で働くことのメリットは、一にも二にもクライアントとの距離が近いため人脈形成がしやすい点にあります。 また、中小監査法人ではクライアント規模も小さいので、税務の知識が大手より求められることになります。 税務知識を嫌がおうに求められるため、自然と勉強する環境にはなるかと思います。 資本政策についてもアドバイス求められ、またファイナンスに特化した外部専門家と接する機会が増えることから仕事の幅が広がるのもメリットの一つといえます。 4大などの大手監査法人にいると、やはり目の前にある監査だけに追われることになるため、将来的に独立を考えているなら、中小監査法人の方がそれに必要なスキルを習得しやすい環境にあるといえます。 (3)わたしの場合 ちなみにわたしは、4大監査法人を経て、ファイナンシャル・アドバイザリー・サービスでデューデリジェンスとバリュエーションを学びました。 その後、大学ゼミの恩師である川北博事務所(個人の会計事務所)を経て、独立しました。 独立準備段階として、異業種との交流を図りました。 特に、医師と弁護士とは積極的に交流を図りました。 医師との繋がりを求めたのは、元々、ヘルスケア領域への関心が強かったためです。 弁護士との繋がりを求めたのは、事業再生のため必要となるデューデリジェンスとバリュエーションといった前職で得た知識と経験を生かしたかったためです。 また、同業の公認会計士の先輩から、監査のお仕事の紹介や、監査役、上場会社の非常勤取締役のお話もいただきました。 ですので、将来自分で事務所を立ち上げようとしている方々は、『よき』人脈、『よき』先輩、『よき』仲間を自然とつくっていく必要があると思います。 まとめ いままで述べてきたように、監査の仕事はわたしが20年前に公認会計士試験に合格し、監査法人に入所したころに比べ、忙しくなっているというのは現実としてあります。 4大監査法人には、人が多い分、出会いも多く(人脈)、自分を磨くチャンス(経験)も多いのは事実です。 中小監査法人を経て、4大監査法人に転職される方もいないわけではありませんが、最初から4大に入った方がその後の選択肢は多いと言えます。 一方で、 3. (2)「中小監査法人で働くことのメリット」で述べたように、中小監査法人で働くことのメリットもあります。 これから公認会計士試験を受験される方も読んでいらっしゃるかと思いますが、公認会計士になった方は、まずは自分が将来どのような道に進みたいかをぼんやりとでも思い描いてから、最初の就職先を選んでいただきたいと公認会計士のいち先輩として、切に望みます。 執筆者プロフィール 安田 憲生 やすだ のりお)• 公認会計士 中央大学商学部卒業 太田昭和監査法人(現 新日本有限責任監査法人)入所後 アーンストアンドヤング・トランザクション・アドバイザリー・サービス株式会社に勤務し、財務デュー・ディリジェンス業務に携わる。 現在、公認会計士川北博・德永信事務所、安田憲生公認会計士事務所に勤務。 上場会社の非常勤取締役、IPOを目指す会社の監査役に多数就任。 自身の事務所では医療法人や学校法人、一般社団財団の監査を行っている。

次の

監査業務は激務? 4大監査法人と中小監査法人のワークスタイル分析

監査法人 アドバイザリー 激務

【スポンサードリンク】 アドバイザリーは激務だが花形業務 「会計監査」は会計士の業務やキャリアアップのための基礎として位置づけられると個人的には思っています。 そのため、新卒の若い会計士たちが監査を経験せずに最初からFASとかTASなどのアドバイザリー業務を選ぶことは現在では普通とも言っていいでしょう。 でも、もちろん監査をやってからバリュエーションとかトランザクションサポートの業務に移って監査の経験を活かしてやっている人も多いです。 みんなやはり、Big4のグループ企業内で転職活動してたりするんですよね。 Big4内のアドバイザリー部門だから、多少は面接の時などは優遇してもらえる場合もあるそうですね(口では言わないが)。 まあ、監査からバリュエーションとかにいくと投資銀行並みに報酬と勤務時間が大幅アップするので上昇志向が強い人向けですね。 また、一旦バリュエーションなどの仕事をゲットできればその経験を武器に今度はさらに高報酬の投資銀行に転職しやすくなる。 なので、監査からそのまま投資銀行ではなく一旦グループ内のアドバイザリー部門を経験してからIBDにいく方が採用確率としては上がるわけですよ。 当然、Big4内でもアドバイザリーというのは花形なので監査からそこへキャリアチェンジをもくろんでいる人もいるので競争率もそれなりに高いです。 でも、いきなり投資銀行にアプライするよりはまだ現実的かなと。 顧客のためになるという実感を味わえる 監査を長くやっていると、クライアントから煙たがられて当たり前というのが意識に染み付いてしまうんですよね。 世の中の色んな仕事って、直接顧客のためになることが多いものですが監査のような一部の仕事は顧客から疎まれるようなこと多いんですよ。 もちろん、日々業務をしていてクライアントから直接的にウザがられることはないんですけど内心は結構面倒だと思っている人もいるでしょう。 とくに、自分たちの場合は資料を徴求したりヒアリングをしたりすることが多いのでクライアントの通常業務を邪魔することになってしまうんですよね。 もちろん、監査を受けるということは企業にとって大事なことなので長い目でみるとクライアントのためになっているとは思うのですが・・。 で、やっぱりそういう仕事をしているともっと目に見える形でクライアントに貢献したいと思うようになったりします。 監査からアドバイザリーへの転身はまさにその一例でしょう。 アドバイザリーに回ると、監査とは一転して顧客に尽くすことになります。 クライアントのために、コンサルティングをすることになるので二人三脚というべきでしょうか。 なので、アドバイザリーへ行く人は最初はこの感覚が新鮮なのでは。 【スポンサードリンク】 投資銀行ほどではないが高報酬 で、アドバイザリーで待っているのは顧客のために仕事をしているというやりがい・・・ということよりもさらにもっと魅力的な部分があります。 それこそ、「高額な給料」です。 これは、外資の投資銀行ほどではないですがそれに準ずるような基本給とボーナスを支給されることになります。 もちろん、激務な中で残業代という概念が皆無な状態での高報酬なのでアドバイザリーにいた上司に話を聞くと「年棒はいいんだけどね、時給換算するとね・・・」的な感じです。 その代わり、監査がまったりしていたと思えるくらいかなり厳しい成果やスピードを要求されることになりますが。 アドバイザリーを経験すれば、もう経理財務だけに留まらず金融機関からも相当な高評価を得られますからね。 監査にちょっとマンネリを感じた人は、一旦考えてみるといいかもしれないですね。 会計士の転職支援サービス(無料)は以下の公式サイトから確認できます。

次の

監査法人トーマツの年収・社員評判「意外に年功序列?監査とコンサルでは残業事情が異なる?」

監査法人 アドバイザリー 激務

Contents• Big4監査法人の特徴の違い 新日本有限責任監査法人• アドバイザリー事業よりは 監査事業に強い。 真面目で仕事をキッチリする印象だが、 堅すぎない雰囲気。 アドバイザリー事業においてクロスアサインは少ない。 つまりIFRS導入支援に携わると部署異動しない限り他の仕事、例えばM&A支援等に携わる機会は少ない。 (2020年6月訂正)• IFRS導入支援、PMI、連結パッケージ支援など、財務会計に関する様々なプロジェクトに クロスアサインされる。 アドバイザリー業務をしながら、 決算期のワンポイントで監査業務を行うことは可能。 東芝の一件は一段落つき、法人内の雰囲気は良くなっている。 アドバイザリー事業部にJCPA以外の会計士 USCPA、オーストラリア会計士 が比較的多い。 日本以外の世界各国の会計士は、アドバイザリー全体の4割程度。 アドバイザリー事業部に外国籍の割合が多い。 中途採用のスケジュールは早く、きっちりしている。 A評価(Gold評価)を取得すれば、 最短1年~1年半でシニアに昇格できる可能性がある。 (もともとは2年連続A評価の場合、昇格だった)• 中途採用でSPI試験あり。 選考への影響度は低い 有限責任監査法人トーマツ• 他の監査法人と比べ、 アドバイザリー事業も監査事業も強い。 法人内では今後はアドバイザリー事業の収益を監査事業と同等かそれ以上にしようとしている。 監査部門では体育会の雰囲気はある模様。 アドバイザリーは監査部門と比べて体育会の雰囲気は薄い。 アドバイザリー事業で例えばIFERS支援をしながら、プロジェクトベースでPMIに関わる クロスアサインは可能。 アドバイザリー事業をしながら、 決算期のワンポイントで監査事業に関わることも可能。 アドバイザリー事業部にUSCPAの方が比較的多い。 アドバイザリー全体の2割程度。 (EYよりは少ない)• 中途採用者も含め、長期的に育成していくという風土がある。 海外でのキャリア形成のチャンスは多そう。 中途採用の選考スケジュールは遅い。 年俸制でみなし残業33時間分含まれており、残業超過分は支払われない。 (ジュニアスタッフは支給あり)• 中途採用で筆記試験はない。 PwCあらた監査法人• 監査事業が4大監査法人の中で一番弱い。 外資系色が一番濃く、 人間関係が少しドライ。 外資系色が強いため、実はガンガン残業する雰囲気はない。 国際色豊かで法人全体ではUSCPAの割合は多いが、 アドバイザリー事業部ではUSCPAは少ない。 USCPAがアドバイザリー事業に応募する場合、4大監査法人の中で一番難易度が高い。 『アドバイザリーの前に監査業務を経験することが最善』という考えが強い。 中途採用で筆記試験はない。 あずさ監査法人• 一番堅実で真面目、 ゆったりしている雰囲気。 綺麗でイケメンの人がおおい(?)• 働き方改革が一番進んでおり、20時にパソコンの電源OFFになるなど 残業規制がしっかりしている。 4大監査法人の中で、良くも悪くも全体的に1番普通。 バランスが良い。 監査事業、アドバイザリー事業含め 全体的にUSCPAの割合は少ない。 財務会計以外の、 管理会計部門に力を入れている。 (コンサル出身者も多い)• 中途採用で GMAPと呼ばれるMBA向けの試験を受ける必要がある。 選考への影響度は高い• 年収が1番低い。 以上となります。

次の