おたふく 風邪 感染。 おたふく風邪(流行性耳下腺炎、ムンプス)

おたふく風邪(流行性耳下腺炎、ムンプス)

おたふく 風邪 感染

症状 潜伏期間を経て、以下のような主症状が現れます。 腫れ: 耳下腺 じかせん (耳の下)、その下に連なる 顎下腺 がっかせん 、舌下腺など、唾液腺が腫れます。 耳下腺の腫れは、左右両側に生じることが多いとされています。 腫れている耳下腺が赤くなることはほとんどありません。 唾液腺の痛み(疼痛):ものを飲み込むときに痛みを感じる 嚥下痛 えんげつう が生じやすいことが特徴的です。 特に酸っぱいもの、硬いものを食べたときに、うずくような痛みが強く出る傾向があります。 発熱 など 多くの場合1~2週間で症状はよくなり軽快します。 ただし、以下の合併症を引き起こすことがあります。 :流行性の約10%に出現されると推定されています。 、嘔吐を主な症状としますが、軽症であることが多いです。 :強い腹痛を伴います。 精巣炎・卵巣炎:思春期以降に流行性耳下腺炎に感染した場合、男性のうち約20~30%に精巣炎、女性のうち約7%に卵巣炎を合併するといわれています。 精巣炎はかねてから不妊の原因になるといわれてきましたが、両側性でない限り、不妊はまれと考えられています。 :流行性耳下腺炎は耳の中の内耳に感染し、難聴を起こすことがあります。 その頻度は報告によりますが、1,000人に1人程度といわれています。 一度、難聴になると聴力が改善しないことがほとんどです。 有効な治療法も現在(2018年2月時点)のところありません。 両側性の場合、小さいお子さんの言語発達にも影響を与える重大な合併症となります。 上記のような合併症が起こる一方で、感染しても症状が全く出ない不顕性感染の患者さんが30~35%程度います。 低いワクチン接種率のほかに、流行性耳下腺炎が集団発生しやすい理由のひとつに、高い不顕性感染率と長い潜伏期間があげられます。

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おたふく風邪の子供の親は仕事はどうする?潜伏期間中の仕事での感染

おたふく 風邪 感染

おたふく風邪とは おたふく風邪は、正式には 「流行性耳下腺炎(りゅうこうせいじかせんえん)」といい、ムンプスウイルスに感染することによって発症する病気です。 おたふく風邪の特徴は、その名前のとおり耳下腺が腫れて、見た目が「おたふく」のようになるところにあります(耳下腺とは耳の下の辺りにあり唾液を作るところです)。 おたふく風邪の原因・感染 おたふく風邪は、ムンプスウイルスの感染によって起こります。 感染は飛沫感染、接触感染によりますので、おたふく風邪に感染している人の咳やくしゃみ、感染している人と共通のタオルを使用することなどで感染します。 感染がよく見られる年齢は 6歳までのお子さんですが、他の年齢でも(大人も含めて)感染します。 スポンサードリンク おたふく風邪の潜伏期間 ムンプスウイルスに感染してからおたふく風邪を発症するまでの期間は、およそ2~3週間程度です。 その後、発症して症状がでますが、通常は1週間程度で回復します。 症状が治まってきて 回復期に入ってからも数日は、他の人へ感染させてしまう可能性があります。 潜伏期間を含めて感染力が高いため、症状が出ていないうちに他人へ感染させてしまうことがありますので、注意が必要です。 おたふく風邪の症状 おたふく風邪の症状は、耳下腺(耳の周りにある唾液を作る部分)に強い炎症を起こします。 見た目には耳の下から顎の辺りに腫れがみられます。 おたふく風邪の特徴的な症状は次のとおりです。 症状はたいてい 1週間以内に治まります。 なお、おたふく風邪にかかっても 3割程度の子どもは症状が出ないといわれています(「不顕性感染」といいます)。 症状の出方として必ずしも耳下腺の腫れと痛みが合併する訳ではなく、耳下腺(見た目で言えば、いわゆる頬のあたり)の腫れがあっても痛くないという場合があります。 主な症状 筋肉痛、気分不快、頭痛、寒気、耳下腺の痛み 耳下腺の炎症、腫れについて 耳下腺内に限局的なしこりがある訳ではありませんが、家族の人などから見れば耳下腺の腫れがわかります。 腫れは片方だけの場合と左右両方の場合があります。 食べる際に唾液が出たりすると痛みが出ますので、食欲不振を伴うことがあります。 また、水分も取れない状態になることもあり、脱水症状も気をつけなければなりません。 発熱について 発熱しない場合もありますが、発熱した場合は、 38度を超える高熱になることがあります。 おたふく風邪の主な合併症 主な合併症としては次のものがあります。 合併症は重症化することもありますので、必ず医師の診断を受けてください。 無菌性髄膜炎 無菌性髄膜炎は首が固くなる、頭痛といった症状があります。 無菌性髄膜炎により水分摂取が難しくなることもありえるため、頭痛や嘔気・嘔吐、頸が硬くなるという症状があったら、症状に応じて夜間でも救急受診することを検討してください。 こうした髄膜炎は、おたふく風邪が治ったと思われる時期(=熱も下がって腫れもひいてきている時期)にも合併することがありますので 、おたふく風邪の後の数週間程度は注意が必要です。 難聴 おたふく風邪の合併症としての 難聴は子どもに多くみられるものです。 おたふくの後の難聴は治療方法がなく、最悪の場合には永続的に聴力を失うこともあります。 性腺炎(精巣炎、卵巣炎) おたふく風邪は、性腺である精巣もしくは卵巣に炎症をおこすことがあります。 男性の精巣炎は、急性期の症状として局所の腫れや痛みを伴います。 長期的には、極まれながら不妊に至るほどの影響が生じることもあると言われています。 卵巣炎は、成年女性に現れる症状で、おたふく風邪に感染した女性の7%程度に発症します。 症状としては、下腹部に痛みを伴うようになりますが、炎症が軽い場合は、その後も正常に排卵等が行われます。 卵巣炎に伴い、不妊に至るほどまでに障害を受けてしまうことは、精巣炎よりは少ないと考えられています。 スポンサードリンク おたふく風邪の予防 おたふく風邪はムンプスウイルスによる感染によって起こりますので、予防のためには、 うがい・手洗い、マスクの着用などを徹底することや、家族内に感染者がいる場合は、 同じタオルを使用しないようにするなどの配慮が必要です。 他のウイルスや細菌などの感染予防と同様の予防策が必要ということになります。 予防接種について おたふく風邪には、 ワクチンがありますが、2017年6月現在、日本においては任意の接種となります。 以前はMMRワクチンといって麻疹と風疹とムンプスの混合ワクチンが存在し、麻疹の予防接種の際に希望に応じて混合ワクチンを接種するという形態をとっていましたが、MMRワクチンを接種した場合、ワクチンによる無菌性髄膜炎が発生する(500人〜1,000人に一人程度)ことが明らかになり、現在ではMMRワクチンの使用は中止となりました。 MMRワクチンの使用は中止となりましたが、 ムンプスウイルス用の単独のワクチンはあります。 ワクチンを接種した人の 9割以上の人に有効な抗体ができるといわれています。 ワクチン接種の直後は耳下腺に軽い腫れが生じたり、微熱が出ることがあります。 また、約2,000人〜2,500人に一人程度、無菌性髄膜炎を発症することがあります。 医師と相談してワクチン接種を考えましょう MMRワクチンに伴う無筋性髄膜炎が多く発症したという歴史背景もあり、日本においてはおたふく風邪のワクチンに対しては非常に慎重な姿勢がとられています。 その一方、欧米諸国からは同ワクチンの安全性・効果については高いとも報告されています。 ワクチンに伴うデメリットに着目するだけでなく、おたふく風邪に感染をすることから生じる合併症なども同時に加味しつつ、ワクチンの必要性についてかかりつけの先生と相談下さい。 予防接種の時期 予防接種の接種時期については、1歳の定期接種である麻疹風疹混合ワクチンが終わったあとが推奨されます。 妊娠中は接種できない。 おたふく風邪のワクチンは生ワクチンであるため、妊娠中の人は接種できません。 また、接種してから2か月は妊娠をさける必要があります。 接種前に医師に相談するようにしてください。 おたふく風邪の治療・食事 おたふく風邪については特別な治療はありません。 対症療法が主な治療となります。 基本的には安静にしていることが大切です。 薬などの使用は医師の診断のもとで、熱が出ている場合は解熱剤を使用することや、脱水などの症状がみられる場合は輸液(注射や点滴などによる水分補給)などを行います。 前述のとおり、おたふく風邪は合併症を発症することがありますので、必ず医師の診断を受けるようにしましょう。 食事は消化しやすく酸味が少ないものを おたふく風邪の症状が出ている間は、耳下腺の腫れによって、食事をする際に痛みを伴います。 したがって、消化の悪いものや硬いものは食べさせないようにします。 酸味のあるオレンジジュースなどは飲む際に唾液が多く出てきて、痛みを伴うので避けた方がいいでしょう。 また、水分補給も大切になります。 具体的には次のようなものを食べさせるといいでしょう。 痛みがひどいときは、軽く温めた牛乳やスープなどの液体で栄養補給する。 味が薄いもの、酸味が少ないものを取る。 (オレンジジュース、みそ汁などは避けた方がいい)• その他、アイスクリーム、ヨーグルト、ゼリーなど、噛まずに栄養補給できるものを食べさせる。 症状が改善してきたら、おかゆなどを食べさせる。 食事がうまく取れない場合は、医師と相談してください。 病院で点滴など使用して栄養補給する方法もあります。 おたふく風邪の免疫・再感染について おたふく風邪はムンプスウイルスによる感染症ですので 、基本的には一度感染すれば免疫ができますので、再度感染することはないと考えられています。 しかし、一度おたふく風邪になったのに、また感染したという人がいます。 おたふく風邪に何回も感染したと考えている方の中には、ムンプスウイルスに複数回感染したのではなく、ムンプスウイルス以外のウイルスや細菌によって耳下腺が炎症を起こしているという方がいることも考えられます。 この場合は、異なるウイルスですので、ムンプスウイルスの免疫があっても感染してしまいます。 また、おたふく風邪に似た病気で反復性耳下腺炎という病気があり、繰り返して耳下腺炎を発症します。 これもおたふく風邪と間違えやすい病気です。 医師でもおたふく風邪との違いを診断することが難しいのですが、血液検査などにより原因となるウイルスを特定します。 おたふく風邪は、症状が出ない場合もあると前述しましたが、 症状が出ない場合でも感染した場合は免疫がつきます。 おたふく風邪になった場合の登校や登園について おたふく風邪は、学校保健安全法で第二種伝染病に指定されています。 学校安全保健法施行規則第19条には 「耳下腺、顎下腺又は舌下腺の腫脹 が発現した後五日を経過し、かつ、全身状態が良好になるまで」は学校などへ出席してはいけないと定められています。 したがって、腫れが出てから5日以上経過して、全身状態が良くなるまでは、登校は許可されないということになります。 どの時点をもって腫れが出たのかとか、全身が良好になるとはどういう状態なのか、判断が難しい場合もあると思いますので、医師と相談して学校への出席する日を決めるといいでしょう。 学校安全保健法施行規則第19条(出席停止の期間の基準) 第2号 令第六条第二項 の出席停止の期間の基準は、前条の感染症の種類に従い、次のとおりとする。 ニ 流行性耳下腺炎にあつては、耳下腺、顎下腺又は舌下腺の腫脹 が発現した後五日を経過し、かつ、全身状態が良好になるまで。 大人への感染 おたふく風邪の発症は子どもに多くみられますが、ムンプスウイルスに免疫を持っていない場合は、大人でも感染します。 大人が感染すると症状が重くなることがあり、40度を超える発熱を伴うこともあります。 大人が感染した場合は、合併症も気になるところです。 前述のとおり特に成人男性は、合併症として睾丸炎が発症することがあります。 また、成人女性が感染した場合は、卵巣炎を合併することがあります。 特に男性の場合は不妊に至ることがありえます。 いずれにしても、いつもの風邪と違うと感じたら、早めに医師の診察を受けた方がいいでしょう。 おたふく風邪に感染したことがない人は、予防接種を受けるのも一つの選択です。 医師と相談してみるのもいいでしょう。 スポンサードリンク 看護師からひとこと おたふくは周囲が気づかないうちから感染力を持つことから、1人感染者が出ると広がりやすい病気です。 症状もはっきりとわかりやすく耳下腺が腫れるばかりではありませんが、痛がる・少し腫れているかも・・・とお母さんが気になったら、早めに医療機関を受診しましょう。 また、その際には隔離が必要となることがあるので、事前に問い合わせることも必要です。 まとめ• おたふく風邪は、正式には「流行性耳下腺炎(りゅうこうせいじかせんえん)」といい、ムンプスウイルスに感染することで発症する病気です。 飛沫(咳やくしゃみ)や、接触などによって感染します。 2~3週間の潜伏期間を経て発症し、症状が出てから1週間程度で回復していきます。 回復してからも数日は、他人へ感染させてしまうことがあります。 主な症状は、耳下腺(耳の下の唾液を作る部分)の腫れや炎症、高熱です。 合併症が多いのが特徴で、まれに重症化するものもあります。 通常の感染症の予防と同様に、手洗い・うがいなどが効果的です。 ワクチンは存在しますが、副作用が確認されています。 医師と相談の上で接種を確認した方がいいでしょう。 治療は対症療法が基本となります。 おたふく風邪は第二種伝染病に指定されていますので、感染した場合は5日程度は学校等を休む必要があります。 大人が感染した場合は症状が重くなることがあるので、注意が必要です。 参考文献・サイト•

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おたふく風邪ワクチンの予防接種・時期・副作用 [予防接種・ワクチン] All About

おたふく 風邪 感染

耳の近くの耳下腺、顎の下の顎下腺という唾液腺が腫れます おたふく風邪の正式名称は「流行性耳下腺炎」と言います。 耳の前下にある唾液腺である耳下腺が腫れることで、丸顔のおたふく面のような輪郭になってしまうことから、一般的には「おたふく風邪」と呼ばれています。 おたふく風邪の原因ウイルス・潜伏期間・主な症状 おたふく風邪の原因は、ムンプスウイルスです。 ムンプスウイルスが体内に侵入して、2~3週間後に、風邪のような咳、鼻水、発熱と耳の前下にある唾液腺・耳下腺、下あごの下にある唾液腺・顎下腺(がっかせん)が腫れます。 この唾液腺の腫れは左右ともに腫れることが多く、腫れは1週間ぐらいで引きますが、合併症があるためその後も安心はできません。 おたふく風邪の合併症……精巣炎・ムンプス難聴など おたふく風邪患者の合併症には、膵炎や精巣炎・精巣上体炎(睾丸炎)、卵巣炎などがあり、約10%ぐらいに髄膜炎、約0. 2%に脳炎が現れることがあります。 また最近では、おたふく風邪に罹った1,000人のうち1人に難聴が起こり、罹患した場合の重症度は自然治癒が期待できないほど重いと言われています。 続いて、ワクチン接種について詳しく解説していきますが、これらの合併症リスクを踏まえると、おたふく風邪は罹患する前の予防が特に重要といえるのです。 なお、おたふく風邪の原因や症状、合併症については、「」に詳しくまとめてありますので、宜しければご参照下さい。 おたふく風邪予防に有効なムンプスワクチンの予防接種 おたふく風邪ワクチン(第一三共株式会社提供) ウイルスの毒性を弱めた生ワクチンで、ニワトリの細胞を使って作られています。 接種量は0. 5mlを1回、皮下に注射します。 接種間隔は「」と同様、5年程度空けて接種した方が望ましいでしょう。 1歳過ぎたら接種可能です。 日本では1回接種になっているので、1歳過ぎで集団生活をする前に接種が望ましいとされています。 おたふく風邪の罹った報告が多い年齢は、4~5歳、2~3歳、6~7歳の順です。 なかには、幼少期にムンプスワクチンを1回接種したにもかかわらず、大学での検査で陰性となり、再度接種した方もいるかもしれません。 抗体陽性になる率は80~100%と言われて、徐々に低下する例もあるので、実際に防御として世界的に言われている効果は75~91%です。 単独で接種する方が抗体陽性率は上がるのですが、多く行われている麻疹、風疹、おたふく風邪を混合したMMRワクチンでも抗体陽性になる率は73%、2回接種で86%になると言われています。 なお2017年現在、日本では以前の副作用の問題からMMRワクチンは製造されていません。 今後、副作用の少ないMMRワクチンが作られる予定です。 アメリカなどでは、日本で開発された水疱瘡のワクチンを混合し、MMRVワクチンの2回接種を定期接種として採用しています。 おたふく風邪に対するワクチンとしては、アメリカでのMMRワクチンの2回接種後でのおたふく風邪の発症が年間300人以下になっています。 一方、日本では任意接種で接種率が悪いために、6万~25万人が毎年発症しています。 世界的におたふく風邪ワクチンを施行している117国の中で110国で2回接種するシステムになっていますが、2017年現在、日本では、任意接種であるために1回接種のみであったりして、2回接種システムになっていないのです(日本小児科学会を始めとした学会では2回接種を推奨しています)。 ムンプスワクチンの副作用・予防接種のリスクの考え方 発熱や耳下腺の腫れが軽く見られることもありますが、ムンプスワクチンの副作用は比較的少ない方です。 とは言っても、ゼロではありませんので起こり得る副作用を説明します。 まず、アレルギー反応の重篤なアナフィラキシーが発現することがありますが、こちらは適切に治療すれば問題ありません。 ムンプスワクチンはウイルスを弱毒にしたもので、毒性を全くゼロにはできていないため、1,200人に1人、無菌性髄膜炎を発症する恐れがあります。 しかし前述したように自然発症の場合、10~20人に1人が罹患するわけですから、それに比べれば頻度は圧倒的に少ないことが分かるでしょう。 また、ワクチンによる難聴は非常にまれで、数10万人に1人程度と言われており、こちらも自然発症と比較すると発症の可能性は低いと言えます。 予防接種による難聴と自然発症による難聴のリスクを比較すると、やはりワクチンで正しく予防することの方がリスク低減に有効と言えるでしょう。 自然発症後のリスクに比べると、副作用からくる発症や合併症のリスクがはるかに少ないことが、世界中で予防接種が定期的に行われている背景とも言えるのです。

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