ご参考までに 使い方。 「ご参考までに」の意味とビジネスでの使い方、敬語、類語、英語表現も!

ご参照くださいの意味や「参考」との違い、ビジネスでの使い方と例文集

ご参考までに 使い方

ご参考までにの意味は? ご参考までにの意味は「判断材料の一つとして」という意味 まず、「ご参考までに」という言葉の意味は、「判断材料の一つとして」という意味です。 「判断材料」とは何かについて決断を下す際にそれを判断する基準になるような内容のものという意味を表す言葉です。 このことから、「ご参考までに」という言葉は自分が提示したい内容のものを「これを良かったら判断材料の一つとして考えて下さいね」と相手に伝える言葉であると言えます。 あなたも特にビジネスの場面でこのフレーズを一度は耳にしたことがあると思います。 ご参考までにの意味は何かに情報を付け加える際に用いられる ご参考までにの意味は、何かに情報を付け加える際に用いられるものであるとも言えます。 メールや会話などの中でまずは自分が伝えたい内容を簡潔に伝えた後、一度に伝えきれない情報、多くの場合はデータや資料などを付け加えたい際にこの言葉を使用します。 逆に言うと、まず何かの提案や前提となる話がないとこの「ご参考までに」という言葉は使用できず、使用したとしても本来の意味を持つ言葉として伝わりません。 この言葉は何か情報を付け加えるという意味と役割を持つ、ということを念頭に置いておきましょう。 これは、例えばメールや手紙の最後に相手に参考にしてもらいたい情報を添付したい場合などに使用します。 具体的には、「ご参考までに。 」という文言と共に添付ファイルなどでそれらを添付します。 また、この使い方は例えばメール文面で「先日お話していたプロジェクトについてですが、今のところ滞りなく進んでいます。 ご参考までに。 」と今まで話していた内容に情報を付け加えたい際に文末に使用することもできます。 これは、例えば会議や接客中に相手に「ご参考までに。 」と言いながら自分が提示したい資料や商品を手渡すという使い方です。 もちろん、時と場合によりますが、状況によっては「ここではあまり自分の主張をしすぎない方が良いな」と感じることもありますよね。 ただ、相手へアピールできるせかくのチャンスを逃すのはもったいないので、この「ご参考までに」をさりげなく使うこの使い方が生かされてきます。 ご参考までにの敬語表現は? ご参考までにの敬語表現はそのままの形で「ご参考までに」 ご参考までにの敬語表現は、そのままの形で「ご参考までに」と使うだけで敬語表現として使えます。 「参考」という言葉に「ご」という丁寧語がついているので、敬語表現であるということが分かります。 良くある誤用が、「ご参考までにご確認ください。 」などの形で敬語表現を重ねてしまうものです。 この使い方は、厳密に言うと敬語が重複してしまっているという理由から誤用となりますので、注意してください。 ご参考までにの敬語表現の後に具体的な表現を重ねるとより丁寧に 「ご参考までに」という敬語表現の後に、具体的な表現を重ねるとより丁寧な敬語表現となります。 例えば、「ご参考までにお伝えさせて頂きます。 」など、特に自分の行う行為を謙譲語の形の敬語にして伝えるとより丁寧な響きとなります。 先述した通り、この「ご参考までに」というフレーズは文末などで単独で使用することもできますが、それだけでは伝える意味合いが弱い、あるいは丁寧さが欠けるという場合もあります。 これを避けるために今回ご紹介したような形で具体的な表現を重ねるようにしましょう。 」です。 これは、「一つの判断材料としてもらうために、資料を添付します」という意味を表します。 この文言を付け加えた後、メールなどに該当の資料を添付して使います。 この例文を使ってうっかりやってしまうのが、資料の添付し忘れです。 相手からしても、「参考までにって書いてあるけど、肝心の資料はどこ?」と思ってしまうところですので、最後まで細心の注意を払ってメールを送りましょう。 」です。 これは、メール文面や会議などでの発言の中で補足情報として何らかのデータを提示したい場合に使用できる例文です。 この「ご覧ください」という言葉は、ビジネスシーンでも特に活用できる良い敬語表現です。 「ご参考までに」という言葉とも相性の良い言葉なので、ぜひこの例文をそのまま暗記して活用してみましょう。 」です。 これは、参考にして欲しいものについては具体的に言及せず、さらりと相手に補足情報の存在について伝えられる例文です。 自分が伝えている内容によっては、法的な決まりなどで一応、相手に知らせる必要はあるが、話の主題ではないので参照する旨は伝えるものの、あまりそのことについて時間を割きたくないという状況もあるはずです。 そんな時に活用してみましょう。 これは、例えば大事な取引先担当者、または顧客に対して指定のものを確認したいかどうか、その意思の確認を行う例文です。 この例文のように、「ご参考までに」というフレーズは会話の中の質問という形で応用することも可能です。 もし相手に確認を取ってみて、相手が「その必要はない」と答えれば、自分の作業時間の短縮も図ることができます。 ぜひ活用してみてください。 」です。 これは、例えば自分が販売を担当する新商品のサンプルを、担当顧客に送付したい場合などに使用することのできる例文です。 もちろん、営業担当として売り上げを上げることは重要ですが、押し売りされるのは誰でも嫌なものです。 しかし、この「ご参考までに」という言葉を上手く使うと、今回の例文のようにやんわりと相手に提案を行うことができます。 おすすめの使い方です。 」です。 これは、相手が今後の予定を立てやすいように、という配慮から例えば今後の会議の予定を表にしてまとめたものを掲載しています、と相手に伝える丁寧な敬語表現です。 このように使用すると、相手に対してそれを確認することを強要するニュアンスが消えますので、相手も不快な思いをすることなく行動に移すことが期待できます。 人の心理を上手くとらえた使い方とも言えそうですね。 」です。 これは、相手に自分が見つけたおもしろい記事を共有する旨を伝える例文です。 この例文の後に「お時間が許せばぜひご覧ください。 」などと重ねると丁寧さが増します。 このような表現を使ってある程度信頼関係が築けている相手に有用な情報をシェアするというのはビジネスにおいても非常に有効な手段です。 ぜひ自分から色んな情報を提供できるキーバーソンとなってビジネスでもその存在感を高めましょう。 これは、「とりあえず判断材料の一つとして確認してもらえると嬉しいです」という意味を表す例文です。 当例文内の「幸いです」という言葉は、相手に何かを依頼する際に活用できる良い敬語表現です。 この例文以外でも様々な形で応用してみてください。 「ご参照」とは「何かを照らし合わせて考える」という意味を表す丁寧語です。 「ご参照までに」という言葉は、「ご参考までに」という言葉とほぼ同義語で使用することが可能です。 具体的な例文としては、例えば「ご参照までに下記データをご覧ください。 」などの形で使用します。 「ご参考までに」を使用した場合と同様、相手に強制するニュアンスがありませんので、安心して使用することができる類語です。 これは、「判断材料の一つとしてというくらいに」という意味になります。 具体的な例文としては、例えば「以下の資料についてはご参照程度に考えていただければと思います。 」などがあります。 これは、「以下の資料内容は参照して判断する一つの材料というくらいに考えてください」という意味になります。 相手にあくまでも補足の情報としてお送りしていますよ、と伝える場合はこの「ご参照程度に」を上手く使えると良いでしょう。 これは、例えば「参考として過去のデータを添付ファイルにてお送りいたします。 」などの例文があります。 イメージとしては、「ご参考までに」という言葉をよりシンプルな響きの言葉にしたというイメージです。 この類語表現である「参考として」という言葉もビジネスでは頻繁に使用される言葉です。 他にも「参考としてこちらの商品をご覧いただければと思います。 」などの形でその内容に合わせて応用することが可能です。 「ご参考までに」という言葉の使いこなしてビジネスを円滑にしていこう! 当記事では、「ご参考までに」という言葉の意味とその使い方、類語表現についても詳しくお伝えしてきました。 この言葉を見ていくと、相手にやんわり何かを提案する場合に特に活用できる言葉であるということが分かりました。 あなたもぜひこの言葉を使いこなしてビジネスを円滑にしていってくださいね。 下記関連記事内では、「ご参照ください」という言葉の意味について分かりやすくまとめています。 参照と参考の違いや、「別紙参照」の敬語についても詳しく解説していますので、興味のある方はぜひこちらの内容も合わせてぜひご覧ください。 あなたの語彙力アップに役立つこと間違いなしです。

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ビジネスシーンでの「参考までに」の意味・使い方と例文・敬語表現

ご参考までに 使い方

「ご参考までに」を使いたい状況の1つに、相手に自分の提供した情報を読んでもらいたい時があります。 相手の役に立つ情報を提供しているという自信があり、「ご参考までに」を使った文章で、読むように勧めることのできる、次のような例文があります。 ・ ご参考までにご覧ください ・ ご参考までにお目通しください これら二つの例文では「ご参考までに」と一緒に「ご覧ください」や「お目通しください」が使われているため、丁寧な言い回しで「読んでください」という意味が伝えられています。 そして、「ご覧ください」では、「見る」とい動詞の尊敬語が使われているため、ビジネスやメールを記入しているときに、目上の人の動作を、敬意を込めて表現できる文法です。 命令している失礼な印象を与えないためにも、便利な表現です。 自分が相手に提供している情報が、あくまで「参考にすぎない」という点を伝えたい場面に遭遇することもあります。 例えば、商品のデザインについて情報提供してても、真似をするのではなく、アイデアの一つとして扱って欲しい時に使用できる例文です。 ・参考程度に、ご活用ください この例文は「ご参考までに」ではなくて、「参考程度に」という言い方がされています。 ちなみに「程度」とは、「物質の性質や価値を量的に考えた時の大きさやほど」という意味があります。 つまり、「参考程度に」という表現で「役立てる程度に」や「役立てる目的で」という意味を伝えられています。 あくまで、商品の他のデザインを考えるための、参考にすぎないことを丁寧に伝えている例文です。 例えば、目上の人が間違った方法で仕事を行っているとします。 しかし、自分は正しい仕事の行い方に精通しています。 そのような場面では、失礼にならない言葉遣いで、正しい仕事の行い方について、情報を提供しなければなりません。 ・参考程度に、お役立てください 実際のところ「参考程度に、お役立てください」と言えば、自分の提供している情報が、「参考程度にしかならない」という意味も伝えているため、自分のへりくだった気持ちも表現できます。 目上の人に失礼な態度をとらないために役立つ表現です。 情報を受け取っている上司や目上の人は、部下から助けてもらっているという気持ちにはなりません。 むしろ、「参考程度」という言葉で、念のため自分に情報が提供されたと思ってくれるため、失礼な印象を与えずに済みます。 働き始めた頃は、仕事の知識に欠けているため、上司から仕事を行う方法を教えてもらいたいと感じる事が多いです。 そして、丁寧な言葉遣いで失礼な印象を与えずに、仕事を教えてくれるようにお願いする「ご参考までに」を使った例文があります。 ・ 参考までに教えてください ・ 参考までに教えいただけませんか どちらの例文を使っても「ご参考までに」と同じ意味が、「教えてください」や「教えていただけませんか」と一緒に使われています。 より丁寧な言い方がされているのが「教えていただけませんか」になります。 そのため、まだ信頼関係が構築されていない上司にお願いするときには「参考までに教えていただけませんか」を、そして、普段から親しい関係のある上司には「参考までに教えてください」を使うと良いです。 ビジネスやメール送付の場面では「ご参考までに」を使うのに一工夫する必要があります。 状況によっては、資料のやり取りを、目上の取引先と行われるビジネスの場面やメールの送付では、次のような正確な敬語表現が使われた例文がおすすめです。 ・ ご参考までに、資料を送付いたします ・ ご参考までに、お送りいたします これらの例文では「ご参考までに」と「資料を送付いたします」や「お送りいたします」が使われているため、ビジネスやメールの場面で、相手にとって役に立つ、何かの資料を送ることを表現しています。 そして、大切な点として「ご参考までに送付いたします」や「ご参考までにお送りいたします」では、後半部分に「いたします」と敬語の謙譲語が使われて、ビジネスやメールの場面での目上の人に深い敬意が示されています。 ビジネスメールを作成している時には「ご参考までに」と、ビジネスメールの送信に伴う言葉を、組み合わせる必要があります。 そのようにして、ビジネスメールの送信先や資料が送られてきた場所を正確に表現できる例文には、次のようなものがあります。 ・ ご参考までに、転送いたします この「ご参考までに、転送いたします」という例文では「転送」という言葉が使われているため、他の人が送ってきたビジネスメールを、そのまま送信していることを明らかにしています。 しかし、「ご参考までに」という言葉が最初に使われているので、その人にとって必要な情報だと判断したので、他の人のビジネスメールを、そのまま転送していることになります。 取引先とのやり取りを、誤解なくメールで伝えるのに役立つ例文です。 「ご参考までに」が使われている例文に「ご参考程度にしてください」があります。 しかし、「ご参考程度にしてください」を、上司の発言や信頼のおける情報源に関して使うと、情報の発信源の人に失礼になってしまう可能性があります。 自分の教えた情報について、「ご参考程度にしてください」という言葉遣いがされていると、自分の教えた内容に、「信憑性がない」と言われているように感じて、失礼な印象を覚えます。 そのため、社長が発言した内容を伝達する時は「山田社長がおっしゃっていましたが、ご参考程度にしてください」という失礼な発言を避けましょう。 むしろ、「参考にしてください」とはっきり言い切ってしまった方が、社長への敬意が示されています。

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「ご参考ください」は誤った日本語!敬語の言い換え、類語「ご参照ください」との違い

ご参考までに 使い方

「ご参考までに」の意味 「参考」の読み方は「さんこう」 「参考」は「 さんこう」と読みます。 「参考」の意味は「物事の手がかりとすること」 「参考」の意味は「 物事の手がかりにすること」です。 「参考」は、「ひきくらべる・調べる」という意味のある「参」と、「考える・思い巡らす」という意味のある「考」という漢字を組み合わせた言葉です。 例えば、何か物事を考えたり、決めたりする場面で、 資料や人の意見など手がかりとなるものを使用し、考えることを「参考」といいます。 「ご参考までに」は「よければ参考にしてください」 「ご参考までに」は、「よければ参考にしてください」というような意味合いで使用される言葉です。 「までに」は、福助詞の「まで」に格助詞の「に」をつけたものです。 この場合の「までに」には、「事態がそれに限られている」ということを表していて、「 考える材料程度に限られますが」という謙遜のニュアンスになります。 話題に直接関係しない場合や、結論を大きく左右することを目的としない場合に「ご参考までに」という言い回しを使用します。 「ご参考までに」の敬語 接頭語の「ご」は尊敬語・謙譲語・丁寧語のどれにもなりうる 「ご参考までに」の頭についている「ご」は接頭語です。 接頭語の「ご」は、尊敬語・謙譲語・丁寧語のどれにもなりえます。 簡単に説明すると、 相手の行動に「ご(お)」をつけて、「ご(お)〜する」の場合は「 尊敬語」 相手に敬意をしめすために自分の行為をへりくだった表現にしている場合は「ご(お)〜する」というようなかちの場合は「 謙譲語」 「ごゆっくり」「ごもっとも」というように丁寧な事言葉使いをすることで、話し相手に敬意をしめしている場合は「 丁寧語」となります。 「ご参考までに」の「ご」は丁寧語なので目上に使える 「ご参考までに」の場合の「接頭語」は、 「参考」という言葉事態を丁寧に言い表すためについている接頭語の「ご」であるため、丁寧語となります。 「ご参考までに」は丁寧語で、目上の人に使用することができる表現ですが、相手に敬意を示すという意味では丁寧さに欠るので、「ご参考までに資料をお持ちいたしました」というようにさらに丁寧な言い回しを後に続ける必要があります。 「ご参考までに」の使い方と例文 略語「ご参考までに」はビジネスシーンではさけるべき 「ご参考までに」という言葉の後ろには本来、「確認してください」「資料をお渡しいたします」といった言葉が続きます。 つまり、「ご参考までに」は後ろの言葉を省いた略語ということになります。 このような表現は、解釈を相手に委ねているため、親しい間柄など場面によっては使用しても問題ありませんが、ビジネスシーンでさけるべきとされています。 ビジネスシーンで略語を使用せずに、しっかりと相手に伝えることが基本です。 文末の「ご参考までに」 「ご参考までに」は、 ・以上、ご参考までに ・〜ということもございますのでご参考までに ・こちらの資料をご参考までに ・取り急ぎご参考までに というように、先に書いた文章や資料に文章の締めくくりとして文末に使用することがあります。 しかし、上述している通り後ろの言葉を省略している表現となる為、使用する場合は相手や場面によっては丁寧な表現に言い換える必要があります。 「ご参考までにご査収ください」は使用を避けるべき 「査収(さしゅう)」は「 よく調べた上で受け取ること」を意味します。 また、「同意する・納得する」という意味も含まれ、「ご査収」は「 物品・書類・金額などをよく調べて受け取ること」を意味します。 ビジネスシーンでよく使われる「ご査収ください」は簡単に言うと、「しっかり調べて受け取ってね」ということです。 「参考までに」が、「よかったら参考にしてください」というニュアンスであるのに対して、「ご査収ください」と続けてしまうのは、意味合い的におかしい表現になってしまいます。 したがって、「ご参考までにご査収ください」という表現はビジネスシーンでよく耳にしますが好ましい表現ではないと言えるでしょう。 「ご参考までにお目通しください」は「参考までにさっと見てください」 「お目通し」は、 「目通し」に尊敬を表す接続語の「お」をつけた敬語です。 「目通し」に「お」をつけて尊敬を表すことで、目上の人や、ビジネスシーンで使えるようになります。 「目通し」の意味は「 はじめから終わりまで全体的に目を通すこと」であるため、「ご参考までにお目通しください」は、「 参考までにさっと見てみてください」というような意味になります。 間違えている表現ではありませんが、「お目通し」という言葉は謙譲語と使用すると丁寧な表現になる言葉なので、「ご参考までにお目通しいただければ幸いです」というような使い方をするほうが好ましいです。 例文 「前年度のデータを添付いたしましたのでご参考までにお目通しください」 「3日に行われる会議の資料を送付いたしました。 ご参考までにお目通し願います」 「使用量についての資料になりますのでご参考までにお目通しいただければと存じます」 「ご参考までにご一読ください」は「参考程度に一度読んでみてください」 「ご一読」の意味は「 一度読むこと・さっと読むこと」です。 「一読」には「さっと一度読んでください」というようなニュアンスがありますが、ビジネスシーンで使うような場合には「じっくり読んでほしい」という場面でも使用することができます。 つまり「ご参考までにご一読ください」は、「 参考程度に一度読んでみて下さい」というようなニュアンスになります。 直接的に「きちんと読んでください」と伝えるよりも、相手の負担を考えた柔らかいお願いの仕方をすることができる言葉です。 上述したように「参考までに」という表現は、主に目下の人間や、同僚に対して使用することができる表現です。 かなりカジュアルな表現になりますので、「参考までに教えていただきたいのですが」というようにできるだけ丁寧な言い回しをすることを心がけましょう。 例文 「来場者の年齢層を、参考までに教えてください」 「アンケートをとりますので、従業員のみなさんの意見を参考までに教えてください」 「ご参考までに転送いたします」 ビジネスメールなどで、 資料を転送する場合などには、「ご参考までに転送いたします」というような一言を添えます。 ビジネスシーンで何かを転送する場合は、転送した理由を述べるないと相手に意図が伝わらないという場合がありますので、「参考までに転送します」というように「参考になるものなのだな」ということがわかるように一言述べることが好ましいです。 「転送いたします」は、さらに「する」の謙譲語である「いたいします」を使用した丁寧な表現です。 例文 「昨年度のアンケート結果をご参考までに転送いたします」 「ご参考までに来月の会議資料をご転送いたします」 「旧モデルのカタログになりますが、料金設定は変わらないためご参考までに転送いたします」 「参考」のその他のビジネスでの使い方 「ご参考になれば幸いです」「ご参考になりましたら幸いです」 「幸い(さいわい)」の意味は、 ・その人にとって望ましく、ありがたいこと。 幸福・幸せ ・運が良いこと・都合が良いこと ・そうしていただければ幸せだと人に頼む気持ちを表す で、「幸いです」は、「自分にとって嬉しいことです」「〜であれば幸せになります」といった意味で使用されます。 つまり、「ご参考になれば幸いです」は、「ご参考になりましたら幸いです」は、「 参考になれば嬉しいです」という意味です。 例文 「昨年のイベントの時の見積書を添付いたします。 ご参考になれば幸いです」 「大した経験談ではありませんが、ご参考になりましたら幸いです」 「こちらの資料がご参上になれば幸いです」 「ご参考いただければ幸甚です」は「もし参考になれば非常に嬉しいです」 「幸甚です」は、「幸甚」に丁寧語の「です」をつけた言葉です。 「幸甚です」の意味は「 非常に嬉しいです」です。 ・何よりの幸せ ・この上ない幸せ ・最上級の幸福 ・幸せの極み ・大変ありがたい思う というようなニュアンスが含まれている言葉です。 例文 「一応、これでも経験がございますので、私の意見をご参考になれば幸甚です」 「会議に向けて資料を作成いたしました。 ご参考になれば幸甚です」 「弊社に関する資料をまとめて送付いたしました。 ご参考になれば光進です」 「よろしければご参考ください」は「もしよかったら参考にしてください」 「よろしい」は「よい」を丁寧にした語で、 ・許可する ・差し支えない、認められる ・どうでもよい、不要だ といった意味があります。 「よろしければ」は「よろしい」の仮定形「よろしけれ」+「もし〜ならば」という意味の接続助詞「ば」で成り立ち、「 もしよかったら」という意味で相手にお伺いをたてるときに使う表現となります。 「よろしければ」には断定の意味合いよりも、判断は相手にまかせるという意味合いが強く、依頼や頼みごとが柔らかく聞こえるというメリットがあります。 つまり、「よろしければご参考ください」は「もしよかったら参考にしてください」という謙虚さがある表現です。 例文 「他社の製品について資料を集めましたので、よろしければ参考にしてください」 「実際に使用してみた感想をまとめました。 よろしければ参考にしてください」 「こちらが先月までのデータになります。 よろしければ参考にしてください」 「参考にさせていただきます」は「参考にさせてもらいます」 「させていただきます」は、使役の助動詞「させて」+「もらう」の謙譲語「いただく」と丁寧語の「ます」で成り立っています。 「させていただきます」は、「 相手に許可を得て、ある行為を遠慮しながらすること」を意味する謙譲語です。 つまり、 相手に何か参考になるような助言をもらったり、資料をもらったというような場面で相手に敬意を示して「参考にさせていただきます」と使用します。 例文 「ご丁寧に資料を送付していただきありがとうございました。 参考にさせていただきます」 「これから社内に持ち帰り、検討しますので参考にさせていただきます」 「貴重なご意見ありがとうございます。 しっかりと参考にさせていただきます」 「ご参考」と「ご参照」の違い 「ご参考」・・・「人からのはなしや資料を手がかりとすること」 「ご参照」・・・「書籍やネットなど文章や図と照らし合せて見ること」 「ご参照」の意味は「書籍やネットなど文章や図と照らし合せて見ること」 「参照」は「 照らし合わせて見ること」「 引き比べて参考にすること」を意味します。 目上の人に、「見てもらいたい」「参考にしてもらいたい」とお願いしたいときに、「ご参照ください」を使います。 「ご参照ください」は尊敬を表す接頭語「ご」+「参照」+丁寧語「ください」で正しい表現となります。 「ご参照ください」は、主に 既に配布されている資料や、自分の知識に基づいて情報を照らし合わせつつ確認してほしい場合に用います。 「ご参照」の例文 例文 「詳細については、説明書をご参照ください」 「詳しくは、添付資料をご参照ください」 「前回の議事録をご参照ください」 「明日の会議の内容を企画書のまとめましたので、ご参照ください」 「最後のページの付図をご参照ください」 「何か分からないことがあったら、マニュアルをご参照ください」 「詳細につきましては、以下をご参照ください」 「詳しいデータについてはお手元の資料をご参照ください」 「契約内容に関しましては、こちらの資料をご参照ください」 最後に・・・「ご参考までに」を使うときの注意点 「ご参考までに」はビジネスシーンや目上の人にも使用することができる言葉ですが、注意点があります。 1つは、上述している通り、「ご参考までに」は略語であるため後ろにきちんと「ご一読ください」など 後ろに丁寧な言葉を添えるべきであるということです。 ビジネスシーンでは略語は印象が悪いということを頭に入れておきましょう。 二つ目は、「参考までに」という言葉には 「もしよかったら」というようなニュアンスがあるので、「必ず見てほしい」という場合に使用しても、 見てもらえないという可能性があるということです。 従って、必ず見てほしいという場合には「お目通しください」といった言葉でハッキリと伝えましょう。 逆に、ビジネスシーンで「ご参考までに」と言われた場合には失礼のないようにきちんと目を通しておくべきだと言えます。

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