ディルレヴァンガー事件。 ディルレヴァンガー事件の概要・関連人物の行動・その後

福岡猫虐待事件

ディルレヴァンガー事件

深夜23時、『2ちゃんねる』という多くの掲示板を抱える巨大サイトの『動物嫌い』という板に、『おい!おまえら』というスレッドがたったのである。 そのスレをたてたのは、『ディルレヴァンガー』となのるヤツがたてたのであった。 『いいアプろだ教えて下さい。 先ほどキャリアを捕まえました。 』と、バスタブで缶詰の餌を食べて見上げる猫の画像が公開された。 キャリアとは、猫のことだった。 ディルレヴァンガーは、その後、『とりあえず尻尾と4つ足、どれからいく?』『次はどれ?』と、掲示板で次の虐待方法を募り、虐待画像をインターネット上で公開していったのだ。 2枚目紐でつるされる猫の画像。 3枚目バスタブの中で丸くなる猫とバスタブの淵に置かれた切られた尻尾と一本の割り箸と波きり板ばさみの画像。 4枚目、血みどろのバスタブの中の猫とバスタブの淵に置かれた切られた耳と・・・。 5枚目、バスタブで力なくただうずくまるだけの猫のアップの画像。 そして、6枚目、目を見開いているが完全に瞳孔が開き、異常なまでに口をあけられ顎をはずされ吊るされた猫とそれと一緒に吊るされた『ぼくは敗北者主義』と書かれたCDの画像。 この画像を公開し、猫の死骸を川に捨てに行ったのであった。 この掲示板は、7日の朝まで及んだのであった。 そして犯人探しが始まった。 同事件はインターネット上で非難が殺到し、数日中に複数の2ちゃんねらーによってログ解析や写真の分析がなされ、通報が殺到、ついに男は福岡県警により書類送検された。 この際、男は「猫は逃がした」と供述したが、事件を知った人々により写真が調べられ、問題の猫が生きていたとは思えない等の理由により、件の男性への刑事訴追を求める署名運動が起こされた。 同時に男性の個人情報などがインターネット上の様々な場所で公開され、同事件を追及するウェブサイトが乱立した。 この男への不信感は、警察の尋問に対して「はさみや紐は引越しのために購入した」や「酔っていて、かっとなって」などと答えていたことにも関係する。 使用されたはさみが波板と呼ばれる工事材料を切るための専用の工具だったこと、発作的な殺害と言う割には問題のスレッドの書き込み時間が長時間に渡っており、また執拗な虐待の内容を延々と書き込んだりアップロードし続け、さらに「生き物嫌い」板で以前よりハムスターを虐待する様子を頻繁に文章で書き綴っていたことなどから、2ちゃんねる利用者らからは嘘であると判断された。 なおこれらの嘘が、後に「証拠隠滅を働くおそれがある」として福岡県警が逮捕に踏み切る理由となった。 なお同事件はインターネット上で一斉に広まったためマスメディアも素早く反応し、テレビ・新聞などのニュースで一斉に報じられ、社会的にも大きな反響を呼んだ。 地元テレビ局の取材した報道番組[1]では、親戚(匿名・顔モザイク)を名乗る男性が「飼ってるネコを殺したりなんかしたんなら別ですけどね(中略)警察ざたになるのは、何かおかしいような気がする」と発言している。 なお、この「生き物苦手(旧ペット大嫌い)板」であるが、元々はマナーの悪い飼い主に対する批判で、趣味のカテゴリー内にあったペット関連の掲示板が、フレーム問題や荒らしによってコミュニティが混乱したため、この議論や煽りを分離するために設置された板である。 近年では一部の動物虐待行為に嗜好を示す者が舞い戻ってきてはいるものの、実質的な犯罪行為の実行が疑われるケースでは、他の利用者から通報されているともいい、事件当時のように直接的な犯行をほのめかすケースはほとんどなくなっている模様。 現在のところ、ペットを含む動物とその所有者(飼い主)に対する批判といった、元々の掲示板設置経緯に沿った議論も少数見られるものの、動物虐待行為を愛好ないし非難する側が双方荒らすことから真剣な議論は行われておらず、主に古くからあるペットに関する掲示板の方で静かに続いている。 現状の内容は、専ら動物虐待行為に対する擁護論と批判論の衝突と並行して、無意味なレスやコピーアンドペーストによる愉快犯的な荒らし行為が続いていたり、また動物関連のニュースや、他の2ちゃんねるの掲示板同様の他愛ないおしゃべりで埋め尽くされている。 この事件は2ちゃんねるのみならず、他のネットコミュニティにも影響を与え、他方では猫愛好家・動物愛護団体などが暗数となっている動物虐待事件の問題で、度々同事件を引用している。 この事件において犠牲となった猫は、後に同事件を最初から最後まで追跡したバラエティ・ニュースサイトの探偵ファイルが手配したペット葬(なお死体は未発見であるため、男性がネット上に公開した画像のみが用いられた)の際に、僧侶により戒名としてこげんたと名付けられた。 これに複数サイトが追従したことから、この名が共通呼称として知られている。 同事件に際しては、不特定多数の匿名人物らが犯人探しに奔走、書類送検直後に男性の写真(高校生の時と大学生の時とされる)がネット上に公開される・自宅住所を公開される・家族(親)の職場(公立中学校)が公開されるという事態に発展、親にまで非難の電話がかかることで、その仕事を妨害する事態も発生した。 この追及が後に「社会的制裁をすでに受けた」として未決勾留期間を執行猶予期間から差し引くという減刑にもつながっている。 同事件に際して殺害された猫の追悼サイトから、サイト閲覧者などから寄せられた追悼文等をまとめた書籍が当初、サイト運営者らの自費出版の形で発売され、後の2004年(平成16年)7月には全国的に販売された。 同書籍の印税などは、動物虐待を防止する運動に利用されているという。 「懲役6か月・執行猶予3年」の判決に前後して、男性は両親の住む広島県に引き戻された。 なお同男性は上の「探偵ファイル」が判決後に行った「ちゃんとネット謝罪してくださいよ」という問いかけに対し、「前向きに考えている」とコメントをしたことが伝えられているが、それ以降は実社会・ネットコミュニティ共に沈黙を保っており、近況は不明である。

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オスカール・ディルレヴァンガー

ディルレヴァンガー事件

ディルレヴァンガー事件は2002年にインターネット上に猫を虐待した画像を公開した事件です。 「ディルレヴァンガー事件」はインターネット上で扱われる際に使われる名称であり「ディルレ事件」という略称も使われます。 メディアで報道された際には「インターネット猫虐待事件」と報道されましたが、他にも事件の後に虐待された猫につけられた名前から「こげんた事件・こげんたちゃん事件」と呼ばれたり、事件が発生した地名から「福岡猫虐待事件」とも呼ばれます。 ディルレヴァンガー事件で虐待された猫は遺体こそ見つかっていないものの、ネット上に上がった画像を獣医師などが分析したところ死亡しているという確認がとられました。 ディルレヴァンガー事件の詳細 ディルレヴァンガー事件の犯人である「松原潤」は、マンションの自室にあるユニットバス内で捕まえてきた野良猫に対して針金やハサミを使用した虐待行為を行いました。 当初は「良いキャリアを見つけた」という内容の投稿をしており、バスタブで缶詰を食べる猫の画像を公開したことから「キャリア」が猫を指していることが判明しました。 虐待の内容は、しっぽ・耳の切断、絞首などで掲示板内で公開された画像には生々しく、傷ついた猫が写し出されていました。 1枚目の缶詰を食べる猫の画像から枚数を重ねるごとに内容は悲惨で残酷な内容になり、最後の投稿となった7枚目の画像には猫の亡骸とされるものが写っていました。 事件に対する反応と逮捕 「ディルレヴァンガー事件」の犯人である「松原潤」が猫に対して行った虐待行為は、ネット上で多くの非難を受けました。 画像などが公開されてから数日中には、2ちゃんねるのユーザーによって画像の分析やログの解析がなされました。 その結果として警察への通報が相次ぎ犯人の「松原潤」は福岡県警によって書類送検されました。 犯人の松原潤は「猫は逃がした」と供述していましたが、獣医等の所見により虐待された猫が死亡している確認がなされたとされています。 さらに犯人への刑事訴追を求める署名活動も起こされたことから「ディルレヴァンガー事件」の社会的注目度の高さが窺えます。 また署名活動だけではなく、ネット上でもディルレヴァンガー事件を追及するwebサイトや犯人の個人情報が様々な場所で晒されました。 ネット掲示という多くの人が投稿内容を共有する場所で虐待内容を公開していたこともあり、犯人の供述に対する不信感は通常の事件に比べて非常に高いものでした。 中でも「酔っていて・かっとなって」「虐待に使用したハサミや針金は引っ越しのために購入した」という供述には疑念を向けざるを得ませんでした。 不信感の理由としては、ハサミが波板と呼ばれる木材専用のものであったことや、掲示板での書き込みが長時間に及んでおり酔っていたとは思えない事などが挙げられます。 ディルレバンガー事件で下った判決 ここでは犯人の行動を事件の流れと合わせて、まとめます。 事件の流れと合わせて考えることでディルレヴァンガー事件の内容についても再確認する事が出来ます。 1.犯人の松原潤氏は、2002年5月6日にネット掲示板「2ちゃんねる」の動物大嫌い板にて「おい!おまえら」と題したスレッドを作ります。 2.ハンドルネームで「ディルレヴァンガー」を名乗り、虐待方法を掲示板内のユーザーに募り、計7枚に及ぶ猫の虐待画像を掲示板内にて公開しました。 3.掲示板内での一連の行為に非難が殺到し、2ちゃんねる内のユーザーの画像分析、ログの解析が行われ、警察に通報が殺到しました。 4.獣医等の専門家の所見から公開された画像の猫が死亡しているという確認が取れた事もあり、急遽な対応がなされ犯人の松原潤氏が逮捕されました。 5.警察の尋問の際には「虐待画像の猫は逃がした」と主張していた松原潤氏は、逮捕後の取り調べで猫の殺害を認めました。 6.裁判では「懲役6か月・執行猶予3年」という判決が下りました。 しかし、この時には松原潤氏の個人情報がネットのいたるところで公開されており、社会的な制裁がなされていると判断し減刑処置を受けました。 以上がディルレヴァンガー事件の流れと犯人の行動になります。 犯人「松原潤」ってどんな人?.

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オスカール・ディルレヴァンガーとは

ディルレヴァンガー事件

事件概要 2002年5月6日、2ちゃんねるにディルデヴァンガーというハンドルネームの男性が猫を虐待、殺傷していく 様子の実行中継を行った。 また同人物は、2ちゃんねる上で最も人が多い板のひとつであるニュース速報板にもスレッドを起こし、この行為を自ら2ちゃんねる全体に知らしめた。 反響・逮捕 この事件はインターネット上で波紋を呼び、ログ解析、写真の分析が行われ、福岡県警に通報が殺到した。 福岡県警の取り調べに対し松原は「猫は逃がした」 と供述し書類送検となったが、事件を知った人々により写真が調べられ、猫が生きていたとは思われない等の理由により、松原に対し刑事訴追を求める署名 運動が行われた。 インターネット上で一斉に広まったため報道各社もテレビ放送、新聞などで一斉に報じられた。 余談ではあるが地元テレビ局の報道番組で取材した 親戚の男性(匿名・顔モザイク)を名乗る者が「飼ってるネコを殺したりなんかしたんなら別ですけどね(中略)警察ざたになるのは、何かおかしいような気がする」 と発言している。 社会的にも大きな反応を引き起こし、事件を知った市民により、 福岡県警へ逮捕を求める嘆願書が殺到。 福岡県警は書類送検から急遽逮捕に改め、獣医師に問題の写真鑑定を依頼。 これにより 猫の死亡が確認されたため、松原は逮捕された。 判決 逮捕後、松原は猫の殺害を認めたため、動物愛護法違反により懲役6ヶ月、執行猶予3年の判決を受けた。 その後 判決後、松原は広島県呉市の親元に引き戻された。 虐殺された猫は事件を知った僧侶により「こげんた」という戒名がつけられ、 こげんたを追悼するホームページも複数立ち上げられている。

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