よ ふかし の うた 2 巻。 漫画感想/よふかしのうた 2巻(コトヤマ)

WEBサンデー|よふかしのうた■コトヤマ

よ ふかし の うた 2 巻

ストーリー &キャラクター 「初めて夜に、誰にも言わずに外に出た。 」 女子がニガテな中学2年生の夜守コウはただ今、なんとなく不登校中。 さらには、夜に眠れない日々が続いている。 そんなある日、コウは初めて夜に、誰にも言わずに外に出た。 夜風が気持ちよく、どこまでも自由で、昼間とちがう世界。 コウは夜に居場所を見つける。 そこに突如、謎の美少女・七草ナズナが現れる__ 彼女は、夜の住人・吸血鬼。 コウに、夜の楽しさを教えてくれるナズナ。 「今日に満足できるまで、夜ふかししてみろよ。 少年」 夜に、そしてナズナに魅了されていくコウは、彼女に頼み込む。 「俺を吸血鬼にしてください」 ナズナは吸血鬼になる条件を教える。 照れながら。 それは…… 「人が、吸血鬼に恋をすること!」 果たして恋を知らないコウは、ナズナと恋をして、晴れて吸血鬼になれるのか!? ふたりぼっちの、特別な「よふかし」が始まる__.

次の

よふかしのうた(2)(コトヤマ) : 少年サンデー

よ ふかし の うた 2 巻

エロいです。 ただし、万人受けするものではなく、独特のフェチズムを感じます。 キスはなんともないけど、じゃあ、それ以上は、という感じが少年誌らしいですが、 この曖昧さが、これまた少年時代のモヤモヤと重なって面白いです。 だから故に、そのモヤモヤ感にどれだけ共感できるかが、この作品を楽しむための カギとなり、結果的に、楽しめる人そうでない人の差が大きい作品と言えます。 直接的なエロ表現の代わりに、多用されるのは距離感です。 近い遠いという物理的なものや、様々な想像、妄想といった精神的なもの。 ハーレム展開のゲームでは、主人公がマグロ状態で描かれ、代わりに周りの女の子が 近寄ったり離れたりすることで、好意の度合いを描くことが多いでしょう。 一方で、この作品では、登場人物がそれぞれ動きますので、その距離感も複雑。 「好きなのか?」といったストレートな感情1つでも、ヤキモキさせてくれます。 ただ、この距離感を楽しめる層の人を除けば、まだまだ、感情移入するに足るだけの 状況が整っていません。 状況が整っていないものの、登場人物が休んでいるわけにはいかないので、何らかの シナリオに沿ってストーリーが作られます。 これらのストーリー、私は嫌いじゃありませんが、深夜ラジオで聴いたギャグを 真っ昼間に聴き直したら、あまり面白くなかったと感じるのと同様、一歩引いたら、 あれ、と思うことも多い感じです。 この辺りは、作者あとがきで書かれている通り、ある意味、看板に偽りなしです。 さて、登場人物は、あっけらかんとしたり赤面したりと忙しい謎の吸血鬼をはじめ、 純情エロい夜ふかし少年と、最近眠りの浅い朝井アキラちゃん。 幼馴染の名前はダジャレじゃねーかっ!とつっこむのも深夜ラジオのノリです。 OLのおねーさんが登場して華やかになりますが、まだまだ、世界観は曖昧です。 夜ふかしといっても、まだまだ深夜には至らない宵の口、といった感じ。 ビール飲んでダラダラしてる吸血鬼が本気になりそうな、第3巻の予告の方に 心惹かれます。 あ、予告に『新章開幕』って書いてあった・・・ 昼というのは公な時間だ。 学校に行く、仕事に行く、社会の一員として公共のために動く、あるいは動けるようになるための時間を担っている。 夜にそれらが求められることは無く、つまり私達は夜には社会から隠れて自由に個々の時間を過ごす事ができる。 少なくとも夜勤というものを知らない、学生の間は。 そんな個人の時間を過ごせる夜に、ナズナちゃんと一緒に色んな夜を過ごすコウくんのよふかし第2巻。 14歳という年齢らしく、これまで以上に青い夜を過ごします。 恋と性欲を混同し、大人が夜を過ごす場所で過ごし、ナズナちゃんのこれまでの暮らし方を一部体感して、お金が欲しいという気持ちに触れたりです。 二人で思ったことを口にして、言葉にできないことをなんとなく行動や表情や距離感で伝えたり伝わらなかったり。 その中で「感情をサボるな」という一言をナズナがふと口にします。 先の話に登場するOL2年目のお姉さんは、夜に飲み会に付き合い「楽しい」ことを強要されています。 色々と思うことや、やらなきゃいけないことはあるけれど、みんな「それはどうなん?」って思うところはあったりするけど、吸血鬼だし、夜だし、まあいいじゃんね。 そんな感じで夜の帳をオブラートにしてざっくり優しく包むような雰囲気を持った本です。 昼にちょっと疲れた人や、夜にもやもやと思いを巡らせるのが好きな方は是非是非どうぞ。 存在感がありすぎるのに(だって吸血鬼っスよ?)、なぜだか世の中に馴染み過ぎてて不思議なヒロインと、不登校で夜に眠れなくなった14歳男子が織り成す、ちょっと変わった夜のお話 第2巻です。 『だかしかし』とは違って、主人公の男子にヒロインに対する恋愛感情がまだ無いのが面白いです。 でも、ヒロインは美少女だし、邪な気持ちを抱くこともあるのに、友達にそういう感情を持つのはイヤだなとか考えちゃうわけです。 そういうとこ真面目なんだよな。 だから作品が厭らしくないというか、ある意味健全というか。 それと話のほとんどが夜の間のことなので、全体的に暗めで落ち着いたの画面であることも好みです。 この作品の中では「人間が吸血鬼に恋をした状態で血を吸われると、その人間は吸血鬼になる」という設定になっています。 つまり恋愛感情が無ければ、吸血鬼にとって血を吸うことは単なる食事だということ。 この14、15歳くらいの年頃ならば、多少に関わらず異性に興味を持ちはじめ、やがて恋心を抱くに至るものなのですが、どうにも人間関係が面倒臭いと感じてしまうタイプの性格なので、なかなか難攻不落というか…。 ところで、吸血鬼同士って血は吸わないものなのでしょうか。 じゃあもしこの少年が晴れて吸血鬼になったとしたら、ヒロインの吸血鬼の女性はせっかくの美味しい血を味わえなくなるのでは…? いろいろ考えはじめると、不思議なものだなあと思ってしまいます。 この作品を目にすることで、夜のワクワク感だとかドキドキする気持ちが、かつての自分にもあったことを思い出しました。 巻末には次の予告が入っていて、新キャラ(しかも吸血鬼らしい)の登場が示唆されています。 楽しみ~。 外見の割りに子供っぽい部分もある吸血鬼のナズナと、彼女に憧れ自分も吸血鬼になりたいと 願った不登校の男子中学生・コウの奇妙なラブコメ、2巻。 うっかりトランシーバーを渡したこと で「夜遊び」に気付かれやってきたのは幼なじみだった少女、朝井アキラ。 キスまでする二人… というよりコウを心配して夜を共にするアキラだったが…。 特に何かが起こるわけでもない三角関係、その後もコウとナズナの夜遊び。 それが「夜」というある意味非日常な時空間にはめ込まれると何とも言えない雰囲気が あります。 昼間とは違う思考や感覚。 インパクトが弱いのは確かなので刺激を求める人には不向きかもしれませんが、やがて路線が 少し変わって話が動きそうなので楽しみ半分不安半分。 シリアスになるのかな? 最後の少し辛い話に出てきた眼鏡さんは一回限りのゲストなんだろうか。 そして次巻の新キャラは……不穏! 1巻を読んだっきりすっかり忘れていた漫画を2,3巻と纏めて購入。 内容も完全に忘れていたので1巻から読み直してみました。 1巻に投稿したレビューも適当だった気がするので、この巻からは真面目に感想を述べていくぞ。 夜というのは子どもにとっては縁のない時間である…最近の子はどうだか知らないけど。 子どもは早く寝ないといけないのである。 作者の前作にあたるだがしかしが失われた夏への郷愁であったように、本作は大人の世界への憧憬のようなものかなあ、と考えたのだがよく読んだら違うのである。 夜ふかしとは、その日に満足できなかった人間の行為だと作中で描かれている。 コウ君は学校というコミュニティに居場所を見出だせなくなり、不登校となり、その結果、よふかしを始めるわけである。 そこで吸血鬼の少女、ナズナと出会い、彼女に自分も吸血鬼にしてほしいと願う。 日が落ちる前の世界に居場所のない少年が、夜で生きる現実を超越した存在になりたいと願うのである。 異世界転生ものは偶然の成り行きで異世界に行くが、本作では吸血鬼と恋した者だけが眷属になれるという。 つまり、恋愛感情を通じて、積極的に、現実を放棄し、異世界へと向かっていくのである。 能動的な現実逃避なのである。 夜は子どもにとって未知の大人の世界なのではない。 実際、この巻では成人過ぎの女性が夜ふかしをしている。 彼女もまた、社会生活に疲弊しており、そんな彼女にコウ君は自分が吸血鬼になったら、あなたも吸血鬼にしてあげると言う。 …それが出来たらどんなに楽になれるだろう。 しかしそれが出来ないのが現実なわけであり、恐らくは今後、コウ君を現実に引き止める役割を担うのがアキラちゃんになるのだろうね。 朝の時間に満足する人間になるのか、夜の世界へとエスケープしていくのか、その辺りを、恋愛と結びつけて描いて行くことになるのだろう。 2巻までの時点で、なかなか奥深くなってきたというところがある。 SNS向けショートコミックでは出来ない、連載漫画だからこその読み応えが得られる作品である。 あと蛇足だが、作者の後書きはなんかわかるな。 昔、絵を描いていた頃、夜に完成した絵を見て、「我ながらいい絵が描けたぞ」と満足していたら翌朝、同じ絵を見直し、「…なんでこの絵に満足したんだろう?」なんて事がよくあったなあ。

次の

【よふかしのうた 2巻 ネタバレ注意】ナズナの意外でもない仕事が明らかになる

よ ふかし の うた 2 巻

『よふかしのうた』2巻、明日から発売です!単行本派のみなさまお待たせしました! 宣伝部署が1巻と2巻を置ける販売台とポスターを作ってくれました。 分かりにくいけどポスターはピッカピカの銀色です。 ナズナに会ったときにコウは「なんとこの夜守コウ。 最難関ミッションと思われた吸血鬼に恋を達成したのです!!」と意気揚々に話すのだが、もちろん吸血されてもコウが眷属になることはなかった。 というのも「1回キスしたくらいで好きになったと思いこんだんだろ?」と、ドキドキしたのはただの性欲だと、ナズナに事実をつきつけられているシーンには笑った。 アキラが夜ふかしに参加する そして よふかしのうた2巻ではコウの幼馴染・アキラについても描かれている。 アキラの行動パターンは学校に行って、帰ったら勉強して寝るという、規則正しすぎる生活で……入眠時間が早すぎて、夜の時間に起きてしまうというショートスリーパーみたいなことになっていた。 そんな アキラをコウは遊びに誘い、一緒にゲームしたり、コウの夢が吸血鬼になることだと明かしたり、3人で添い寝したりと、なかなかカオスな一日が描かれている。 ナズナの仕事の詳細が描かれる よふかしのうた2巻の後半ではナズナが今までどうやって吸血してきたのか、その詳細が明らかになっていて、それは 添い寝屋というマッサージのお仕事だった。 ナズナは「うまいこと人の血吸うためにさ、色々考えたわけよ。 無理やりって時代でもないしさ」と話すいっぽうで、 コウはナズナの過去を知りたがっている。 恋は勘違いだったというが、 嫉妬や相手を知りたいという欲求などは描かれていて、着実に二人の距離は縮まっている。 その他にもナイトプールに行ったり、ナズナのマッサージに来たお客さんに『よふかし』を教えたりというエピソードが展開されている。 アキラに次ぐ第4の主要キャラが出てきたときに、どのような物語になるのか、今後の展開を楽しみに待ちたいと思う。

次の