ディセント 映画。 【洞窟探検ホラー】ディセント(2006)あらすじと感想【ネタバレ有り】

ファースト・ディセント

ディセント 映画

「mute ミュート」がお気に入りのため、すっかり(ここだけで)注目株のJ. ペティ監督による2008年のこの作品、「ディセント2」のDVD発売に合わせてパチモンタイトルとしてリリースされた妙なモンスター映画です。 本作は「」より随分まともと言っていいかもしれません。 その分、個性がないとも言えますが、「mute」や「ミミック3」で見せたアートっぽい雰囲気とはまた別の路線に挑戦しており、それがまたちょっとだけ変なものだからそれを以てして個性的と言ってもいいでしょう。 そしてあまり名誉なことではなさそうな「ペティ節」も健在です。 19世紀の開拓時代の物語です。 小物や衣装などでそれらしい雰囲気を作ります。 人物の感じもいいですね。 オープニングなんか、いかにも開拓時代設定の映画として、構図や演出に力強さとオーソドックスの技術を身につけた成長ぶりが見て取れます。 しかしお話はオーソドックスとはいきません。 ペティくんの脚本は、何かしら捻っていないと気が済まないようでして、一風変わったお話となっています。 登場人物も一筋縄ではいきません。 誰が中心?誰が善で誰が悪?いいですね。 わけがわかりません。 かと思えば、とても典型的な人物描写も交えます。 今回も「ミミック3」と同じように、モンスターはオマケのような扱いです。 モンスターそのものより、それを取り巻く人間たちのほうに重きを置きます。 開拓時代だけあって、白人・黒人・先住民がその中心テーマです。 モンスターですら、地を掘る民族という扱いです。 「ミミック3」と違って、クライマックスの大乱闘で、モンスター映画として観る者に満足感はきっちり与えます。 与えますが、闘いの後に、大層ひねくれたオチを持ってきました。 詳しくは申しませんが、これはなかなかハイセンス。 いいオチです。 酷いというかあんまりというか、突き放し系というかギャグ系というか、度が過ぎたブラック・ジョークといいましょうか、油断ならないこのオチに呻らずにはおれません。 このラストにいたるシークエンスは監督の意図通り、ひねくれまくってます。 しかもあの妙なエンディングの音楽。 やっぱり我らがJ. Tはやらかしてくれました。 さて褒める部分は以上で、あとはJ. Tならではの稚拙な部分ですが、案の定、普通のドラマ部分、つまり物語がどうなっているのかを観客に正しく伝えるべき基礎的な部分なんですが、これの演出があまり上手くないです。 どうしても取って付けたような、説明的な演出になってしまいます。 ぎこちないというか。 まあしかしここまで安定して稚拙だとやはりこれもこの人の個性であると言うしかないのかもしれません。 このぎこちなさは、楳図かずおの漫画に見る「上手いのか下手なのかわからない楳図節の超個性的な絵」と同じく「J. ペティ節」と言いたくなります。 あと、つまらない揚げ足取りのようなことを言ってしまえば、モンスターの設定が一番いいかげんで、地を掘る民族として描きたいのか、単なる妖怪変化として描きたいのか、中途半端なことになっております。 まあ、そんなことはどうでもいいか。 の映画はこれで3本紹介しました。 観たい観たい病にかかりそうです。 しかしなんでまたこのような監督にいつまでも注目するのでしょう我々は。 なんかね、匂いを感じ取るのですよ。 テイストに何かこう、好物な成分が。

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ファースト・ディセント

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解説とあらすじ&スタッフ・キャスト 解説:地下3000メートルに続く洞窟で6人の女たちが事故に遭い、恐怖の体験をするサスペンス・スリラー。 監督・脚本は「ドッグ・ソルジャー」のニール・マーシャル。 出演は「Niceland」のシャウナ・マクドナルド、「CODE46」のナタリー・メンドゥーサ、「ザ・ビーチ」のサスキア・マルダー。 ブリティッシュ・インディペンデント映画賞最優秀監督賞受賞。 KINENOTE あらすじ:交通事故で夫と一人娘を失ったサラ(シャウナ・マクドナルド)は、思い切って友人たちが企画した女だけの冒険旅行の誘いを受けることにした。 冒険マニアのリーダー、ジュノ(ナタリー・メンドーサ)が企画した今年の冒険は、アパラチア山脈のチャトゥーガ国立公園内の洞窟探検だった。 ジュノは山道をかなり歩いた森林地帯の奥に大きく口を開けた巨大な洞窟へと一行を導いた。 サラら6人は大自然が作り出した幻想的な風景に魅了され、さらに洞窟の奥へと足を踏み入れていく。 だが、人間が一人通れるほどの穴を抜けて次の地点へ出ようとしたとき、サラがその穴に挟まって抜けられなくなってしまう。 ベス(アレックス・リード)は錯乱状態になりそうなサラを落ち着かせ、どうにかサラの体を抜くことに成功するが、次の瞬間崩落が起きてその穴は塞がれ、出口が閉ざされてしまう。 さらに悪いことに、ジュノは洞窟の出入り口が書かれたガイドブックを持ってきていなかった上、洞窟探検に必須の役所への申請を怠っていた。 申請を出しておけば彼女たちが戻らなかったときに捜索隊が出してもらえたのだ。 それどころか、ジュノが一行を連れてきた洞窟は、有名な洞窟ではなく、まだ名前さえ付いていない前人未到の洞窟だった。 もはや、捜索隊は期待できない。 彼女たちは自力で出口を見つけるしかない状況に追い込まれたのだった。 ジュノは迷路のような洞窟の中、風の流れを見ながら出口を探して一行を先導。 奥へ進むに連れ、洞窟は起伏が激しくなり、危険が増す。 やがて、言い争いから仲間割れが発生、命綱である照明の電力も残りわずかとなる中、さらに想像を絶する過酷な試練と恐怖が彼女たちに襲いかかる。 KINENOTE 監督:ニール・マーシャル 出演:シャウナ・マクドナルド 阿鼻叫喚の傷心旅行 公開当時、けっこう評判が良かったらしく続編もつくられている映画。 俺も前から観ようと思い続けて早数年、ようやく借りてきて鑑賞した。 つまらくはなかった。 くらいの感想です。 女性グループはアウトドア経験がある。 うむ、冒頭の鑑賞前のイメージも、そんなに変わらないよね、一応(笑)。 主人公のサラは1年前、旦那と娘、友だちのべスやジュノと一緒に川遊びをした帰り、交通事故に遭って、娘と旦那を失くしている。 で、事故以降、傷心が続くサラを冒険旅行に誘うのが、べス。 訪れた山奥の小屋には旅行を企画したジュノの他に、若い娘が3人。 つまり計6人でどっかにアウトドア的な探検に行くことがわかる。 ここまでが物語の冒頭だ。 ノールック運転は死にます にしても、サラが旦那と娘を亡くすことになる事故シーン、運転してた旦那があほすぎて笑っちゃう。 どんだけよそ見してんだよと。 なんか悩み事? みたいのがあるっぽいのが見て取れたが、さすがにノールック運転はダメだろ。 しかも、後に悩みの原因が判明するんだけど、その内容がまた酷い(笑)。 サラは気の毒である。 死んじゃう娘はもっとか。 6人は小屋でドンチャン騒ぎをして、翌日から冒険に出発する。 ここまでの間で、企画者のジュノからは、探検先の情報はほとんどない。 でも、誰も気にしないのである。 俺はそれって辺だと思うのだが、みんなさほど気にもしてない様子。 ケイビングで、過去の傷なんてわすれちゃお! で、一行は森の中にある大穴にたどり着き、その中へ。 目的は洞窟探検なのである。 で、実はジュノ。 ガイドブックを意図的に小屋に置いてきている。 それだけならまだしも、探検先の洞窟は人跡未踏の地だったのだ。 すなわち今回の探検旅行、ジュノはみんなに名の知られた洞窟に行くようなことを言っておいて、全然違うところに一行を連れてきていたのである。 糞野郎である。 糞野郎ではあるが、そいつに全部を任せて道中も何も疑問に思わない他の5人はバカ野郎である。 ちなみに、全員が謎の洞窟に導かれていたことを知るのは、もう少し物語が進んでから。 出口が塞がれた時なんである(笑)。 で、事が判明した後、みんなジュノに、多少は非難めいたこと言うものの、けっこう淡々と出口を探し始める。 普通の感覚だったら、もっと罵詈雑言浴びせそうだが、なかなか前向きな娘たちだねぇ(笑)。 だけどさぁ、ガイドブックに乗っているような洞窟の近くに、謎の洞窟がそのままにされてるっておかしくね? そういうの突っ込んではいけないんだろうけどさ。 地底人間たちとのバトルが始まる で、こっから先は、洞窟に潜む洞窟仕様に進化した人間? たちとの血みどろバトルが繰り広げられる。 ちなみに、ジュノとべスの他には、ちょっと勝気なホリーて若い娘がいるんだが、あとの2人、名前なんだっけ? この若く見えるほうの3人組って、医者だかなんだかの卵みたいな娘が地底人の秘密を暴くためちょっとだけ活躍するものの、殺され要員としての役割以外、ほとんど果たしていない(笑)。 サラとベスとジュノの関係は物語上、重要な意味を持つので、洞窟に迷い込むのが3人だけだと、死者を誰にするかが難しくなる。 だから、物語進行上、壁になってくれる人数が必要だった。 それがあの3人なのだ。 そうとしか思えない。 気の毒(笑)。 惨劇を招いた張本人のジュノって、そんなに悪い人ではないんだが、やっぱ隠し事はいけんよね。 しかもその隠し事が明るみになるのが、一年後のあの洞窟。 そりゃ、ああいう結末になっても仕方ないのである。 最終的に、洞窟の化け物以上に女性の怨恨って怖いなぁっていうのが感想。 そのまんまだな(笑)。 ラストも何がしたかったのかよくわからんが、この物語にはなんと続編があるそうだ。 特に気にならないので観ないと思います(笑)。

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映画「ディセント 」ネタバレあらすじと結末・みんなの感想

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映画『ディセント2』を無料でフル視聴できる動画配信サービスの一覧です。 各サービスには 2週間~31日間の無料お試し期間があり、期間内の解約であれば料金は発生しません。 配信状況により無料ではない場合があります。 ディセント2の登場人物(キャスト) サラ(シャウナ・マクドナルド) 交通事故で娘と夫を失ったという過去を持つ。 前作で、彼女を励ますために洞窟の探検を友人たちが企画したが、その洞窟には恐ろしい怪物がいた。 6人で探検に向かったが、地上に出て保護されたのは彼女一人。 ジュノ(ナタリー・メンドーサ) サラのために洞窟探検を計画した友人。 男勝りで、探検には慣れているが、戦いの最中友人を殺してしまったことをサラに黙っていたため、1のラストでサラに足を刺されて、洞窟に置き去りにされた。 ヴェインス保安官(ギャバン・オハーヒリー) 責務に忠実な保安官だが、頑固すぎて他人の忠告を聞かない面も。 自分が正しいと思うことに、有無を言わせず他人を従わせようとする。 ディセント2のネタバレあらすじ(ストーリー解説) 映画『ディセント2』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。 この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。 ディセント2のあらすじ【起】 森で血まみれのところを保護されたサラは、保安官とその部下、リオから今までどこにいたのか、他の仲間たちはどうなったのかなどを病院で聞かれるが、記憶が抜け落ちていてうまく答えられない。 部下のリオはサラがショック状態にあることを思いやるが、保安官は他のメンバーの救出のためにサラから無理やりにでも聞き出そうとする。 保安官はサラが見つかった場所から犬を離し、どこから地上に出たのかを調べた。 するとも古い廃坑の入り口になっている古びた小屋が近くに見つかり、その持ち主の男性いわく、彼の祖父の代から誰も入っていないという。 一方、未知の洞窟の入り口として発見された場所では、行方不明の残り5人の捜索活動が続けられていた。 しかし、やはり未知の洞窟であるのと急なことであったためなかなか進展がなく、ベテランの探検家ダンが率いるグレッグとキャスのチームも疲労の色が濃くなりつつあった。 そんな時、廃坑の情報がグレッグたちに届き、保安官たちと共に廃坑の捜査に向かうことになった。 ディセント2のあらすじ【承】 保安官は、未だに意識がもうろうとしているのか、黙って狼狽えるばかりのサラを無理やりつれていこうとする。 周りはいぶかしむものの、サラがたどった道が分かれば救助にぐっと近づくのは確かである。 廃坑の持ち主の男性に発電機を動かしてもらい、地下へと降りていく一行。 ダンが指揮をとるが、保安官は独断で動こうとする。 少し進むと、見るも無残に崩れ果てた死体を発見し、パニックに陥る一行。 血まみれで内臓がこぼれているそれを見たサラが、パニックを起こして突然走り出してしまう。 保安官がそれを追って、二人ともはぐれてしまった。 残されたダン、グレッグ、キャス、リオは落ち着いて先へ進もうとしたが岩が落盤を起こす。 サラを追って行った保安官が、暗がりの中に何者かの姿を認め、驚いて不用意に拳銃を発砲したからである。 命からがら逃げのびたダンたちだったが、キャスだけが岩と岩の間に閉じ込められてしまった。 退路も経たれ、満足な装備も持たないダンたちは、気丈に振る舞うキャスに、必ず迎えに来るからと言い置いて、洞窟の奥へと進んでいくのだった。 ディセント2のあらすじ【転】 開けたところに出たダンは、辺りをライトで照らす。 するとそこには動物の骨がそこかしこに散らばっていた。 ダンは仲間の名前を叫び、リオが答えようとした時、口をふさがれた。 闇に潜んでいたサラの仕業である。 意味が分からないリオに、黙っていろとサラは告げる。 その間に、ダンは何者かにとびかかられたかと思おうと、一瞬にして喉を食い破られ、殺されてしまった。 ショックを受けるリオに、奴らは音に反応すると教えるサラ。 記憶が戻っていたのだ。 生きて洞窟を再び出るために、リオは泣きながらサラについていく。 また、グレッグはダンを見殺しにしてしまったことを一人悔いていた。 その頃、岩の間に閉じ込められていたキャスもまた、見たこともない生き物に襲われ、必死に岩の隙間から脱出していた。 そしてダンを見殺しにしたことを悔やむグレッグと再会し、二人で洞窟から逃げ出そうと道を進む。 奴らが音に反応することを知り、なんとか知恵を絞りながら逃げる二人。 グレッグは、自ら犠牲になってキャスを逃がそうとするもうまく行かず、二人とも殺されてしまうのだった。 ディセント2の結末・ラスト(ネタバレ) サラを一人で追う保安官は、化け物の存在に怯えながら進んでいると、別の誰かに襲われた。 それはなんと死んだと思われていたジュノである。 暗闇の中で孤独に生き延びていたジュノは、敵意をむき出しで保安官を睨む。 また、サラとリオも合流したが、保安官は無理やり自分の手とサラの手を手錠でつないだ。 ジュノは言葉少なに、奴らが地上に出る道を追うと言い、先へ進む。 しかし途中で岩と岩の間を渡る際、保安官が落下。 手錠でつながれているサラを助けるために、リオは保安官の手首を切断し、生き残ったのは女三人となった。 化け物の通り道を発見した三人だが、そこには案の定食事に夢中になる大量の異形の者たちの姿があった。 音を立てずに進もうとするも、気付かれてしまう。 戦いの中、ジュノは瀕死の怪我を負ったジュノは、命と引き換えにサラを助けた。 サラもまた、ジュノの思いを汲む。 子供のもとへ帰りたいリオを助けるために、サラは咆哮をあげ化け物を引き付けるのだった。 リオは、やっとの思いで地上に走り出る。 泣きながら携帯電話で連絡を取ろうとした瞬間、彼女をシャベルで殴り殺したのは、廃坑の持ち主の男だった。 ディセント2の感想・評価・レビュー 狭い洞窟の中を6名の女性が探検し、正体不明の地底人に襲われてしまう、という内容で、前作がジリジリと好評だったディセンダントの続編である。 前作でただ一人保護されたサラだったが、ショックのあまり記憶は飛んでしまっており、まだ、洞窟の中に他の5人が残されているのだが、事情聴取などもままならない状態。 結局サラ含め、再び洞窟へと進むことになる。 とにかく閉鎖空間で灯りもままならない状態で、いつ来るかもしれない敵に怯えながら進む描写は見てるこっちも緊張してしまうが、ホラー映画好きならば、是非味わって欲しい緊張感である。 (男性 30代) 関連作品 前作.

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