ネタバレ 感想 ミッドサマー。 【ネタバレ】「ミッドサマー」あらすじ・感想・考察。内容を読み解く6つのポイントを解説!【地獄みたいな映画】

アナタの狂気も明るみに…映画『ミッドサマー』ネタバレ感想&あらすじ

ネタバレ 感想 ミッドサマー

CONTENTS• スウェーデン、ドイツ、イギリスの夏至祭を自ら調べて題材にしました。 映画ツウや批評家が絶賛する中、一般の観客の間ではディベートが起きた衝撃作。 原題の『Midsommar』は、スウェーデン語で6月の祝日に当たる夏至祭。 躁うつ病を患う妹から貰ったメールに不穏な気配を感じ、ダニーは精神的に不安定になっていました。 クリスチャンの友人・マークは、いつも頼りっきりのダニーと別れるべきだと助言。 クリスチャンは、心配し過ぎてダニー自身の生活にも支障が起きていると彼女を諭します。 安定剤を服用したダニーは言われるままに納得。 しかし、程無くしてクリスチャンのスマホに再びダニーから連絡が入ります。 うんざりして呆れ顔のマークをよそにクリスチャンが電話に出ると、取り乱したダニーが叫んでいました。 ダニーの妹が両親を巻き添えに無理心中し、彼女は家族全員を失ったのです。 突然の悲劇に見舞われたダニーに同情するクリスチャンは、別れを切り出せませんでした。 元気づけようとクリスチャンはダニーをパーティへ誘います。 そこで、ダニーは、クリスチャンが男友達だけでスウェーデンへ旅行する計画をしていたことを知ります。 秘密にされたことにダニーは傷つき、クリスチャンと口論。 気まずくなり帰ろうとするクリスチャンを引き留めようと、ダニーは下手に出て機嫌を取ります。 罪悪感を覚えたクリスチャンはダニーも旅へ誘いました。 スウェーデンから来た留学生・ペレの故郷で90年に1度行われる夏至祭へ参加することになります。 ペレは、ダニーも一緒に来ることを歓迎し、家族に起きたことに触れてお悔やみを述べます。 ペレの言葉が終わらない内に、動揺したダニーはトイレに駆け込み泣きじゃくります。 クリスチャン、ダニー、マーク、そしてジョッシュは、ペレと共にスウェーデンへ。 到着すると、地元の女性を見たマークは興奮を隠せません。 人里離れた小さな村へ着きペレは弟に再会。 弟はイギリスからサイモンとその彼女・コニーを夏至祭へ招いていました。 用意された宿泊所は、村民も一緒に寝泊まりする大きなスペースで、壁には鮮やかな色で絵が描かれています。 アメリカやイギリスから来たゲストを村人達は皆笑顔で温かく迎えます。 広く美しい平原には、多くの村民がコスチュームを着て集い平穏な雰囲気でした。 翌日、9日間の予定で夏至祭が始まり皆で食事を摂ります。 初老の男女が立ちあがってお酒を酌み交わした後、女性が村人たちに切だった崖の頂上まで運ばれます。 下からその様子を見ている全員の目の前で、その女性は投身自殺。 ショックのあまり、サイモンとコニーが抗議の声を上げます。 しかし、初老の男性も後に続いて崖から落下。 まだ息のある男性に対し、村人が大きな小槌で顔に振り下ろします。 異常な事態に呆気に取られるクリスチャン達ですが、ダニーは人の死を立て続けに見させられ狼狽。 怒り心頭のサイモンとコニーを、村の長・シヴが声を掛け、年を取り続けて苦しむより、彼等にとっては喜びなのだと説明します。 耐えられず村を出ると言うダニーに対し、ペレは、自分も同様に両親を失っているのでダニーの気持ちは分かると話します。 人の人生を年齢で春夏秋冬に分ける代々伝わった村の儀式だとダニーを説得しました。 荷物をまとめて村を出る準備を整えたコニーに、村人は、サイモンが先に駅へ向かったと伝えます。 ペレは、村の儀式は秘密であり、ルールを定める年長者達が許可しないと反論。 食い下がるジョッシュに、一応尋ねてみるとペレは返答します。 夜になり、クリスチャンを気に入った村の少女が恋の成就を願い、クリスチャンが眠るベッドの下にお守りを忍ばせます。 翌日、ペレは、場所や人の名前は明かさず、写真撮影も禁止であることを条件に許しが下りたことを伝えます。 しかし、夜になり、ジョッシュは神殿に忍び込み、村の古い書をスマホで写真を撮ります。 ジョッシュは、背後から頭を殴打され床に血を流して倒れます。 そして、先祖の魂と繋がっていると村で信じられている枯木に用を足したマークを、年長者が怒鳴りつけます。 食事の時間になり、村の若い女性がマークを笑顔で誘い出します。 もともとスウェーデン女性と関係することを目論んでいたマークは、一緒に連れ立って席を離れます。 ジョッシュやマークが戻らないまま祭典は進行。 ダニーは村の女性達に誘われ、踊りの競争へ参加。 皆と同じ服を着て、生花で作られた冠を被って踊ります。 見物する群衆に混じるクリスチャンに、女性が近づき飲み物を提供します。 言葉が通じないまま飲み干すクリスチャンの視界はほやけ、意識がもうろうとして来ます。 そして、ダニーがダンスを続ける中、シヴに呼び出されたクリスチャンは、彼をとても気に入っている村の少女との性行為を勧められます。 頭を振ってクリスチャンが出て来ると、最後まで踊り続けたダニーがマイ・クイーンに選ばれます。 村民全員が祝福しダニーは美しい花で覆われたテーブルの上座に着席。 促されるまま、村の豊作を願う儀式へ畑に連れ出されます。 その間、クリスチャンは更に薬で精神的自由を奪われ、神殿で全裸の村民女性が歌う前で、彼に思いを寄せる少女との性行為へ導かれます。 畑から戻ったダニーは、神殿から聞こえる歌声に惹かれて鍵穴から中を覗き、ショックを受けて飛び出します。 村民の女性達がダニーを迎える様に周りを囲み、ダニーが泣きわめく声を真似て一緒に叫び始めます。 クリスチャンはことを終えると、裸のまま納屋へ走り出します。 中へ入ると、内臓を取り出されたサイモンが吊るされており、くり抜いた両目に花が挿入されていました。 動転して振り返った途端、粉の薬を吹きかけられたクリスチャンは失神。 メイ・クイーンの座に着いたダニーは、年長者からクリスチャンの処遇を決めるよう促されます。 ダニーは、クリスチャンの死を選択。 村人達は、ジョッシュ、マーク、そしてコニーの首を神殿に飾り付け、村から2人の志願者も壁際に腰掛けます。 そして、剥いだ熊の毛を着させられたクリスチャンは、薬で体が動かせないまま床に座っています。 神殿に火が放たれ、見る見るうちに凄まじい炎が建物を覆います。 涙を溜め、悔しそうにその光景を見つめていたダニーの顔に、うっすらと笑顔が浮かびます。 初老のカップルが投身自殺をする直前、村の若い女性が岩に刻まれたルーン文字に自分の血をなすりつける場面があります。 読み取れた2文字をご紹介。 そして、 劇中に、1才から16才は春、17才から32才は夏、33才から52才は秋、53才から72才は冬、と考える村の伝統をペレがダニーに説明しています。 日本でも高齢者を口減らしの為に家長が山に捨てる姥捨てが行われたと言う民話が残っていますが、本作の夏至祭では、 ある年齢に達した人の自殺が祭典開始直後に起こります。 また、劇中を通し、儀式のシンボルについての説明は皆無。 監督・脚本を務めたアリ・アスターが「観客は混乱すると思う」と述べている通り、美しい花々と笑顔の村民による殺戮は、正に昼間の悪夢を見ているようなのです。 1つだけ分かるのは、精神的にもともと不安定で人に依存し過ぎるダニーとクリスチャンの関係が冷え切っている点。 しかし、妹の無理心中で家族を失ったダニーに同情したクリスチャンは、別れを口にできません。 一方、自分の誕生日をクリスチャンが忘れていると知っているダニーは、愛されていないことを知っていながらも、クリスチャンに頼りっきりです。 アスターは、ダニーに自分をなぞらえているとインタビューで語っており、 実生活で恋人と別れた経験を脚本に書き、映画の中でダニーによって復讐をしています。 冒頭に起きるダニーの家族の悲劇を描写した連続シーンは非常に暗く、 この先はもっと悪いことが起きると暗示。 ダニーの部屋にある壁の絵も儀式の内容を示唆。 スウェーデンの村へ行く外国人学生に危険が迫ることを観客が予想できるよう、アスターは構成しています。 人は真反対のものを同時に見続けると混乱し不快な気分に陥りますが、 人間はそれでも知りたいと思う動物だと先刻承知のアスターが仕掛けた術中にはまってしまうのです。

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【ホラー映画】ミッドサマーのあらすじネタバレと感想!見どころも紹介!

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『ヘレディタリー 継承』で高い評価を集めたアリ・アスター監督第2作『ミッドサマー』。 早くから注目されている作品なので、 映画を観たい!!という方も多いはず。 『スポンサーリンク』 本記事では、 ・『ミッドサマー』感想、評判 以上について記載していきます。 『ミッドサマー』はエロいの? 『スポンサーリンク』 実際に映画を観てみましたが、性行為のシーンが長く描写されるので、人によってはエロいと感じる映画だと思います。 ただ、映画の内容が性描写を重視した映画というわけではないので、そればっかりというわけではありません。 エロ目的で見に行くととんだ肩透かしをくらうと思うので注意です。 しかも微妙なところでモザイクが入るので、観る人によって笑ってしまう人もいると思います。 本作はがっつり性描写がある映画で R15指定なので子どもはみちゃだめです。 個人的には高校生でも誰かと一緒にみると気まずい思いをするのではないかなと思います……。 みんなの感想 以下、みなさんの映画の感想を記載。。。 ミッドサマーもてはやす風潮いやだなあ。 純粋なクソ映画すぎて嫌悪感しかわかんのはあれが初めてや。 — ジルドルジ Jillbou ミッドサマー 今まで見てきた映画の中で1番クソ映画 — 黒猫 r6s0124 観終わった後、トイレ行ったら男性2人組が「あんなのクソ映画だ!最悪だ!俺はあんなクソ映画認めない!」って声荒げて言い合ってたな。 公の場でも、そう言わせちゃうぐらい素晴らしい映画でした。 価値観、世界観がとても素晴らしかったです。 見終わった後清々しい気持ちになりました。 本国で公開されてから評判は聞いていたので覚悟はしてましたよ。 でもね、こんな映像撮れるアリ・アスター監督はね変態だよ。 前の同監督作品『ヘレディタリー継承』は個人的にあまり楽しめなかったのですが、すごくはやっていたのではやりに乗っかる感じで見に行きました。 前の作品もそうだったんですが、今作も私は、はまれず。。。 むしろ前よりひどいというか…… 吐き気を催す場面も多々あって不愉快極まりなかったです。 映画内にはアリアスター監督が考えに考え抜いて仕込まれた細かい何かみたいなものがちりばめられているそうなのですが、1回の鑑賞ですべて拾いきれるわけもなく、終始「意味がわからない」まま映画がすすみ、そして意味不明なまま終わります(あくまで私が思っただけなので、感想は人それぞれと思ってくださいね!)。 映画レビューなどにみられる「鑑賞後は爽快感が味わえる」といったことも一切ありませんでした。 爽快感どころかむしろ 不快です。 しかもエロシーンが長いのなんのって。 この映画のジャンル的にはエロを描きたかったわけじゃないはずですが、個人的に性行為のシーンが長いのはきついです。 母親とみにいっちゃったんでめちゃくちゃ気まずかったんですよね……がっつり陰毛とか見えちゃうあげくおっぱい丸出しなんで。 しかもやってる最中に近くにいたおばあちゃん?が最中の女の子の手を取って歌いだすとかキチガイの所業すぎてもう笑うしかないです……それにことがすむのかと思いきや突然モザイク入るしなんなんだよホント。 あれはどう考えてもおかしいです……まっぱをスクリーンに出したのに今更過ぎますよ、接合部はさすがにみせられないとかそういうことなんですかね、マジで今更。 まぁ、ひどいエロシーンはどうでもいいっちゃいいのですが、終始内容についていけずぽかんといった感じで…… そもそもの話、映画の主人公であるダニ(ダニーだっけな?)は家族を失ってトラウマになってるのかな?そのトラウマをどうにかするために映画内で奮闘するのかな?とか勝手に思っていたのですが、家族のことが出てきたのはほんのちょっとで主人公なりの葛藤があんまりみえないのもマイナス点でした。 私が好きな少年漫画みたいなセリフ……「俺がお前を守る!」「ここは俺が食い止める!先に行け!」「こいつは俺にまかせろ!お前は恋人と一緒に逃げな!」みたいな要素も皆無で死にました。 あと予告動画にあったような「白夜だから怖いんだよ!」みたいな…… 明るい中怖いことが起こるから震えるみたいな描写も特にない(人によってはあるみたい)です。 明るくても全然怖くねえです。 ただグロイだけ。 むしろ明るいからとかあんまり関係ないような…… 白夜にもかなり意味があると思うのですがもはや考えたくもないです。 いろいろ突っ込みたくなりますが、モザイクもそうですけど90年に一度しか祝祭が行われないのになぜ女王の写真は何枚もあるのかマジで意味不明でした。 1年に1度女王は選ばれているってことですかね? なんかもう……いやいや、もういいや、理解力の乏しい私には理解できないんですよきっと。 パンフ売り切れててよかったです、思い返してわざわざ考察とかしたくないですもん。 この映画を好きだ!と言っている方にむかってわざわざ「最悪の映画」と批判するつもりはないですが、個人的によろしくはなかったです……。 映画のよしあしってやっぱり人によりますね…… 『ミッドサマー』に関しては刺さる人には見事に刺さっていて、レビューもいいかわるいかぱっくりわかれている印象です。 またみたいといっている方も多いので、ちょっとでも気になるなら観に行ってみるのもありかなぁとは思いますよ……私は二度と見たくないですけどね。 ただ、普通のホラー映画みたいな怖さを求めてみにいくのはちょっと違うので、王道を求める方には個人的にはむかないかなと思います。 Twitterで評判がいいから見に行くとかもやめたほうがいいです。 どんな映画なのかちゃんとリサーチしてから劇場に足を運んでみてください。 これ、ホラー映画じゃないので。 前の作品のときも後悔しまくってましたが、 もうアリ・アスターさんの映画があっても見に行くことはないです。 今度こそ行きません……いくら注目度が高くてもこんな意味のわからない映画はこりごりです…… アリ・アスター監督作品『ヘレディタリー継承』について 今回公開の映画『ミッドサマー』はアリ・アスター監督が製作した映画です。 アリ・アスター監督は2018年に公開されたホラー映画『ヘレディタリー継承』でデビューを果たした今最も注目されている映画監督です。 『ヘレディタリー継承』は映画関連の情報を発信している有名サイト「映画. com」が今年一番怖い映画として選んだ作品で、かなりヒットをかましたホラー映画。 アリ・アスター監督第2作『ミッドナイト』も『ヘレディタリー継承』と同じ色の映画なので、『ヘレディタリー継承』が好きだという方はぜひ劇場へ足を運んでみてください。 ちなみに、『ヘレディタリー継承』は現在動画配信サービス「U-NEXT」で無料視聴可能です。 U-NEXT 『ヘレディタリー継承』が無料でみられる動画配信サービスです。 U-NEXTでは無料登録時に600円分のポイントがもらえるので、2018年に公開された『ヘレディタリー継承』もそのポイントを消費することでタダでみることができます。 初回登録に限り31日間無料お試し期間があるので、動画を観た後に解約すれば 実質タダ見可能! トライアル期間が31日間と長く、さらに登録するだけでポイントがもらえるのは破格のサービスなので、映画をお得に見たい方はぜひお試しだけでもどうぞ。 Amazonプライムの場合はレンタルで視聴可能のため、 登録後に別途お金がかかる仕様になっています。 Amazonプライムも30日間無料お試し期間があるので、Amazonをよく利用する方はぜひチェックしてみてくださいませ。 公式サイトは下記から! dTV ドコモ提供の動画配信サービス「dTV」でも『ヘレディタリー継承』を鑑賞できます。 Amazonプライム同様にレンタル料金がかかるのでタダではみられませんが、dTVは月額料金がかなり安いので、動画配信サービスを継続して利用したい方はぜひチェック。 また、dTVでも無料お試し期間が30日間あるので、試すだけならタダです! 公式ホームページは下記から! TSUTAYAディスカス DVDレンタルでよく知られるTSUTAYAが提供するサービス「TSUTAYAディスカス」でも『ヘレディタリー継承』を鑑賞可能です。 無料登録後、レンタル料金を別途支払わずにDVDを借りることができます。 ただ、動画配信サービスではなく、DVD宅配サービスの方で視聴可能なので、すぐに動画をみることはできないです。 DVDをレンタルして、自宅に届いてからの鑑賞になります。 タダで観られますが、 宅配までにちょっと時間がかかるので、個人的におすすめのサービスはU-NEXTになります。 不慮の事故で家族を失ったダニーは、大学でみんぞくがくを研究する恋人や友達たち5人とともにスウェーデンを訪れた。 目的はある村で開催される「90年に一度の祝祭」への参加。 太陽が沈むことがないその村は、美しい花々が咲いており、やさしい住人たちが陽気に歌って踊る楽園のような場に思えた。 しかし、幸せに満ちた村に、突如として不穏な空気が流れはじめ、ダニーはトラウマや不安によって恐怖のどん底に突き落とされる__。 いかがだったでしょうか。 少しでもお役にたてたということであれば幸いです! 特殊な映画なので好き嫌いはあるかと思いますが、好きそうだなと思う方はぜひ気になっている方は一度ご覧になってみてくださいね! また、本作の監督であるアリ・アスターは同ジャンルで『ヘレディタリー継承』という映画を製作、公開しています。 もし『ミッドサマー』を観て同じ系統の映画がみたい!と興味がわいたのであれば同監督作品もチェックしてみて下さい! ちなみに、アリアスター監督はミッドサマーで映画作品は2作目。 まだまだ今後映画製作にかかわってくる監督さんだと思うのでホラー映画が好きだという方は監督をチェックしておくのもいいかもしれないです。 ではでは、映画をみるよー!という方も、そうではない方も、良い映画ライフをお過ごしくださいませ。 『スポンサーリンク』.

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ミッドサマー 映画感想【ネタバレなし】

ネタバレ 感想 ミッドサマー

脚本も手掛け、自身の恋人との破局からもインスピレーションされたという本作は、ジャンル映画の真骨頂というべき位置づけになった映画でした。 注目の若手俳優たち 主演はいま再注目の女優、フローレンス・ピュー。 第92回アカデミー賞でも助演女優賞にノミネートされました。 その他にも、 『シング・ストリート』のジャック・レイナーや、 『メイズ・ランナー』のウィル・ポールターなどが出演しています。 この二人 『デトロイト』でも共演していたのですが、いい意味で何かが起こしてくれそうな役柄が多いんですよね。 特にウィル・ポールターは一癖ある嫌な奴の役が似合っていて大好きです。 配給は話題のA24 本作の配給は面白い映画を数多く排出している映画プロダクション「A24」。 関連記事 『ミッドサマー』はグロい怖い?いや、不快です• 何より、 サブリミナル的にグロいシーンを突然のカットで切り込んでくる辺りが憎いなーと思いました(上手いです)。 具体的なグロい場面について知りたい方はネタバレ以降で解説しています。 怖さについて 一応ホラー映画というジャンルでもある本作ですが、いわゆる怖さというものは感じませんでした。 ただ、 「怖さよりも気持ちが悪くなる不快さ」が怖さ以上の不気味で不穏な空気を作っているのです。 一番印象的なのは、 冒頭とそれ以降の映像のギャップ。 ボニーの妹が両親もろとも心中するという不幸な出来事を薄暗い映画で描く序盤と対象的に、スウェーデンのホルガ村へ移ってからは、白夜で白昼の映像が続きます。 そしてそこで行われる奇祭と、その場所のギャップが気持ち悪さを促進させます。 詳しくはこの後ご紹介しますが 決して「怖い」映画ではないです。 【ネタバレ感想】見事な伏線とカタルシス• ダニーとクリスチャンの恋愛• 家族を失ったダニーの精神的トラウマ どちらにしてもラストでは主人公ダニーの変化を感じることになります。 まずは、ダニーと彼氏のクリスチャンの関係性。 4年以上も付き合いながらも誕生日を忘れるクリスチャン。 一家心中というトラウマを抱えたダニーをクリスチャンは支えているようでそうでもない。 惰性で付き合っているようなクリスチャンに不安を感じるダニー。 さらに、 家族を失ったことのトラウマが彼女を苦しめます。 しかし、ホルガ村のコミューンはそんな彼女を受け入れてくれます。 それが顕著に分かるのが、クリスチャンが赤毛の少女マヤとセックスしているところを見てしまった後のシーン。 号泣する彼女の泣き声に合わせて周りの女性達も一緒に泣き叫ぶのです。 このシーンの気持ち悪さと言ったら。 ホルガのコミューンが彼女を受け入れ、彼女の気持ちとリンクした瞬間でした。 そして、 恋人クリスチャンを生贄に選択するラスト。 これによって 彼女のクリスチャンへの依存から解放されるとともに、ホルガ村の人とリンクすることで家族を失ったダニーは新たな家族を手にするのでした。 気味の悪いラストなんですが、ラストカットの彼女の笑みを見るとこれまでの苦しみからの解放を否応なく感じるんですよね。 まさにカタルシスです。 今後の彼女がどう生きていくかを想像させる終わり方にしていたのはさすがでした。 新たな家族と共にコミューンで生きていくのか。 それとも我に返って復讐をするのか。 そして、この物語の引き金となった大学の友人ペレに関しても、彼のダニー対する想いと 「両親が炎に包まれて死んだ」という言葉から、この ダニーの物語は避けられなかったのではと思うと背筋がゾクゾクしました。 その他にも徹底した伏線と細かな演出が散りばめられている本作。 ありがたいことに、本作の伏線の数々とその解説は公式HPで公開しているのでそちらをご覧いただければよく分かると思います。 映画『ミッドサマー』のグロい場面 本作はR15+の割にはグロい映画でした。 恐らく慣れていない方だと、結構ショックを受ける方も多いのではないでしょうか。 『ミッドサマー』に登場したここがグロかったというシーンを挙げてみます。 『ミッドサマー』のグロシーン.

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